写真：安藤 美紀
地図を見る長野駅から車で１時間の場所にある長野市戸隠は、長野の中でも一番美味しいお蕎麦が育つ地域だと言われています。戸隠で穫れた蕎麦は、戸隠蕎麦と呼ばれ、こだわりのお蕎麦屋さんがいっぱい！戸隠神社参拝と合わせて訪れるのがおすすめです。
戸隠蕎麦の中で、ダントツの人気を誇るのが「うずら家」さん。戸隠神社（中社）すぐ近くにあり、開店から閉店まで常に行列を作っています。
少なくとも１時間～平均２時間待ちになる「うずら家」さんは、予約表に名前を書いておけば、その場を離れてもOK。お店の方に何時くらいに順番が回ってくるのか、予め聞いておくと、その間に戸隠神社を参拝したり門前通りを散策したり、時間を有効に使えますよ。
写真：安藤 美紀
地図を見る「うずら家」さんでは、お蕎麦がクルッとひとつまみずつ巻かれてザルの上に盛られて、でてきます。この盛り方は、戸隠蕎麦の特徴の一つ。ひとつまみのことを“ボッチ”と呼んでいます。「うずらや」さんのざるそばは、普通盛りだと６ボッチです。
人気の秘訣は、やっぱりお蕎麦がズバ抜けて美味しいこと！「うずら家」さんのお蕎麦は、お蕎麦が一番美味しくなる真冬の時期のそば粉をマイナス２０℃で冷凍し、使う度に解凍して使っています。だから、お蕎麦はフレッシュな感じでモチモチとした食感。上品でほんのりとした蕎麦の甘みが味わえます。
このお蕎麦を食べるだけのために、長野へ訪れたい・・・。そう思えるほどの美味しいお蕎麦です！
お蕎麦と同じくらいおすすめしたいのが、天ぷら。極上のごま油で揚げられた天ぷらは、サックサクです！天ぷらは１個からでも注文出来ますので、ぜひ一度食べてみてくださいね。私のイチオシは、車海老の天ぷら。海老のサイズも大きくてプリプリです！
写真：安藤 美紀
地図を見る長野県北部にある飯山市の富倉峠付近で穫れる富倉蕎麦は、流通量が少ないので“幻の蕎麦”とも言われています。山深い富倉は、冬になると雪で覆われる地域。この地域で食べられる蕎麦には、キク科の野菜（オオヤマボクチ）をつなぎで使っているのが特徴です。
富倉蕎麦を食べるなら、「かじか亭」へ足を運んでみてはいかがでしょうか？「かじか亭」は、長野県と新潟県の県境にあるので、長野駅からだと、車で1時間半くらいかかります。ちょっと遠い気もしますが、「かじか亭」はわざわざ時間をかけても行く価値大！！
かじか亭の富倉蕎麦は、富倉産100％蕎麦粉とオオヤマボクチを使っているので、強目の歯ごたえとツルツルとした舌触りの美味しいお蕎麦をいただけます！エッジがきいた食感は、新潟名物のへぎそばに近い感じです。
かじか亭のもう一つの名物、笹ずしもおすすめ！笹ずしは、上杉謙信が川中島の合戦に向かう途中に食された、野戦食だと伝えられています。山菜やくるみ、大根の味噌漬けが上にのったワイルドな笹ずしは、お土産にしても喜ばれますよ^^
写真：安藤 美紀
地図を見る「北野家本店」は、善光寺から徒歩５分、長野駅からも近い老舗のお蕎麦屋さんです。善光寺からとっても近いので、善光寺参拝と合わせて立ち寄るのがおすすめです。
「北野家本店」の特徴は、一言でいうと“良いとこどり”のお蕎麦。そば粉は、長野県内の美味しいそば粉を選別し、数種類ブレンドして使っています。蕎麦の香りが強く、麺はかためでコシがしっかりあるのが特徴です。見た目の割りにはボリュームがあり、満腹になります！
ここは、観光客だけでなく地元の方も利用している人気店。夜になると、地元の方が集ってきて、お酒と美味しいお蕎麦を楽しみにやってきます。また、有名人が通うお店としても知られていて、夏樹陽子さんや大地真央さん、加山雄三さんなどたくさんの有名人のサインや写真が店内に並んでいます。運が良ければ、お会い出来るかもしれませんね^^
長野県内には、美味しいお蕎麦屋さんがたくさんありますが、今回ご紹介したお店は、どこも並んでも食べたいお店ばかり。汁をつけずにお蕎麦だけで食べても、純粋にお蕎麦の味を堪能出来るんですよ♪蕎麦好きの方は、ぜひ一度お試しを^^
１年中美味しいお蕎麦が食べられる長野は、いつ訪れてもお腹が幸せでいっぱいに満たされます。長野には良質な温泉がたくさんあるので、温泉と合わせて「お蕎麦の食べ歩き」をしてみてはいかがでしょうか。
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(2024/4/19更新)
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