兼六園はここを見て!広大な兼六園での楽しみ方ガイド

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兼六園はここを見て!広大な兼六園での楽しみ方ガイド

兼六園はここを見て!広大な兼六園での楽しみ方ガイド

更新日:2013/10/03 18:12

奈良山 鹿子のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 奈良山 鹿子 元観光バスガイド

加賀百万石の城下町・金沢。
金沢と言えば有名な観光地は「兼六園」ですよね。
でも兼六園って…お庭?お庭を見るだけってあんまり興味がないな〜、ピンとこないな〜という方、兼六園で必見のポイントや楽しみ方をご紹介します!

日本三名園の1つ「兼六園」

写真:奈良山 鹿子

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兼六園は、石川県金沢市にある日本三名園の1つのお庭です。
日本三名園と言われているお庭は、兼六園の他に茨城県水戸市の偕楽園(かいらくえん)、岡山県の後楽園(こうらくえん)があります。

兼六園ができたのは江戸時代、加賀藩五代藩主前田綱紀(つなのり)が1673年〜1681年に造った庭が始まりで、その後1822年の拡張整備を経て、1837年に霞ヶ池が造られ、おおよその今の形になったそうです。簡単に言うと加賀藩主・前田家のお庭、という事ですね。

兼六園という名前は、宋の詩人・李格非(りかくひ)の書いた「洛陽名園記」の中にある、名園の条件と言われる「宏大・幽邃(ゆうすい)・人力・蒼古(そうこ)・水泉・眺望」の六勝を全て兼ね備えていることから名付けられたそうです。

明治に入ってから兼六園は市民へ開放されるようになりました。そして大正11年には、国の名勝に指定され、さらに昭和60年には名勝から特別名勝へと格上げされました。特別名勝とは仏像や建造物でいう国宝レベルの価値があるもので、庭園としては一番上の各付けです。

写真は兼六園で一番有名な景観。「ことじ灯篭」です。皆さんも実物は見たことがなくてもTVや旅行本などで一度は見たことがあるのではないでしょうか?
「ことじ灯篭」という名前は、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているところからつけられたと言われています。
もともとは水面を照らすために造られた雪見灯籠だったものが変化したもの。灯篭の脚の長さは昔同じだったのですが、片方が折れてしまい現在は石の上に乗せてバランスを保っています。
灯篭の手前にかかる虹橋と紅葉の木、背景に広がる霞ヶ池との風景は絶景の写真スポットです。

不思議な松の木・根上松(ねあがりまつ)

兼六園の中で是非見ていただきたいのが根上松です。

この根上松は加賀13代藩主前田斉泰(なりやす)が手植えしたものと言われています。わざと盛土をしてその上に松を植え、松の木が大きく成長して根が地中深くはったところで盛土を取り除き出来た珍しい松です。
地上から2mまでの部分は約50本の松の根です。まるで松の木が動きだしそうな…見とれてしまいますね。
根が有名ですがこの松の木自体もとても大きくて立派です!

写真:奈良山 鹿子

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時雨亭でお抹茶を頂く。

兼六園ではお抹茶を頂いてゆっくりできるところがあるんです。
それが「時雨亭」。時雨亭は加賀藩五代藩主前田綱紀(つなのり)が兼六園を造り始めた時から存在した建物でした。
廃藩の後撤去されてしまいましたが、平成12年に復元されて現在に至ります。
お茶を頼むと亭内でゆっくりできます。甘いお茶菓子と苦みのあるお抹茶のバランスが絶妙です!時雨亭復元の時に新しく作られたお庭も縁側に座って観賞できます。歩きっぱなしで疲れた足をここで休めてくださいね。

時雨亭
煎茶300円
抹茶700円
各茶菓子付き

写真:奈良山 鹿子

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日本最古の噴水

兼六園の中にある噴水は日本最古の噴水と言われています。
造られたのは1861年。兼六園の池の水を近くにある金沢城に引くために試作されたものと伝えられています。
噴水より高い場所にある霞ヶ池との高低差で出来る水圧で噴水に水が出るという仕組み。なので霞ヶ池の水位が変わると噴水の水量も変化するそうです。
今はいろんなところにある噴水ですが、この仕組みを一番最初に考えた人はすごいですね。

写真:奈良山 鹿子

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関守石を探してみる

兼六園を歩いているといろんなところに縄で結ばれた小さな石が置かれているのが目につきます。

これは「関守石(せきもりいし)」というもので、全国の庭園や寺社仏閣に置かれている「立ち入り禁止」の石です。
茶道の作法で、この石が置かれていると「これより中に入ることは遠慮されたし」の意味があり、客の出入りを遠慮してもらうための印として関守の役も担っていたところからこの名前が付けられたといわれています。

バスガイド時代、関西の各寺社仏閣に行きましたが私は目にしたことがないような気がします。鎌倉の竹の寺・報国時には置かれているのを見ました。
地域によって置かれている割合が違うのかもしれません。金沢では兼六園以外の場所でもたくさん見かけました。

小さい石がコロンと置かれている姿はお庭の風景に溶け込んで良く合います。
是非探してみてくださいね。

写真:奈良山 鹿子

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季節ごとの景色を是非!

兼六園の見どころを紹介しましたが、兼六園は四季によっていろんな姿を見せてくれます。
春の桜、新緑、秋の紅葉、冬の雪景色…全部制覇したいくらいどれも見事です。

特に冬に見られる「雪吊り」が有名です。
北陸地方特有の重たい雪で枝が折れるのを防ぐために木の頂点から傘のように縄を張るもの。雪吊りの作業は11月頃から行われます。クリスマスツリーのようなその姿は兼六園の冬の風物詩です。

金沢と言えば兼六園。
お越しの際は是非ゆっくり庭園散策を楽しんでください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/09/07 訪問

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