芸術&味覚の秋到来!そうだ、秋保(あきう)へいこう!!

芸術&味覚の秋到来!そうだ、秋保(あきう)へいこう!!

更新日:2013/10/01 16:39

仙台の奥座敷と呼ばれる秋保には、日本三大御湯の秋保温泉、三大名瀑の秋保大滝、お土産はおはぎなど色んな名所がありますが、いえいえ、他にも秋保にはあなたの知らない芸術と味覚の世界が待ってますよ。

それでは、奥深い秋保の町へとご案内いたしましょう。

まずは秋保の観光案内への入り口からどうぞ

まずは秋保の観光案内への入り口からどうぞ
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仙台駅からバスで約45分。磊磊峡(らいらいきょう)すぐ側にあるここ秋保里センタ―は、秋保に関する情報の宝庫。秋保のことを何も知らないで来ても、ここで情報収集がばっちりできます。

しかしここはただの観光情報提供ではないんです。

季節に応じたテーマを設けて様々なイベントを開催。毎週日曜日は手作り教室を開催していて七宝焼き、ちぎり絵、ステンドグラスなどが体験できますよ。(材料費は別途)

土日・祝日は足湯コーナーも設置していたりレンタサイクルもあったりで手ぶらの観光にはもってこいです。

また、お腹が減ったなという方には併設の『Cafe HACHI』で秋保の食材を使った料理を提供しているのでお気軽に試してみては?

秋保里センター 022-398-2323
入館無料
年中無休

ガラス作家さんを訪ねて

ガラス作家さんを訪ねて
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実は秋保町は芸術作家さんたちがたくさんいらっしゃる場所。ガラス、染色、こけし、陶芸など24か所も工房があります。どこを巡るか迷いますが、今回は「自然の砂」を原料にしてオリジナルガラスを作っている『海馬』さんを訪れてみました。

山の麓の深い森の中にたたずむ工房はカフェのような雰囲気。ここで作られるガラスの原材料は、サハラ砂漠の砂や地元仙台の広瀬川や名取川の砂を独自の技術で溶かしたもの。

ガラス作りに重要な珪砂は、オーストラリア産が多く、こちらのように仙台の河川で採れるものでガラスを作られる方は滅多にいらっしゃらないらしいです。
何と2007年にはモロッコ王国・王室へ作品を献上されたそうです。

展示されているガラス作品はどれも大地の持っている色が見事に表現されています。

こちらのオーナーご夫妻の話では、いずれは日本全国の代表河川の砂を使ってガラス作品を作るのが夢とのこと。
全国の砂を募集しているそうで、地元の人々に愛されている川で「私の県の砂を是非!」と思われる方は、ぜひご連絡を。ただ、細かい砂目などガラスにするには条件もあるそうなので、お持ち込みになる前にお問い合わせくださいね。


ガラスが奥深いものであることを教えてくださる工房へ足を運んでみませんか?

海馬・・022-399-2828
    定休日 水・木

「秋保工芸の里」で芸術を体験しよう!

「秋保工芸の里」で芸術を体験しよう!
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秋保には工房が24箇所も集まっているので、せっかくなら手作り体験してみたいですよね。

でもそんなに回っていたら時間が‥そんな人に安心なのが「秋保工芸の里」。7つもの工房が集まっている施設となります。

ここではコマの絵付け、こけしの絵付け、トンボ玉、木工、漆塗り、藍染めを体験。

事前に各工房に予約が必要ですが是非トライしてみてください。

御独楽處 廣井 独楽の絵付け   022-398-2770
玩愚庵こけし屋 こけしの絵付け  022-398-2673
埋もれ木    トンボ玉体験   022-398-2803
佐藤こけし屋  こけしの絵付け  022-398-2627
染織工房つる  藍染め体験    022-397-3181
ひらの工芸   糸ノコ木工体験  022-398-2958
熊野洞     箸の漆塗り体験  022-398-2661

各工房入館無料
材料費別途

蕎麦を食べよう!

蕎麦を食べよう!
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秋保の奥に位置する野尻という集落は平家の落人伝説がある場所。山あいにあって水田が作られない地形のため、昔から蕎麦が作られてきたそうです。そのせいか、秋保には蕎麦を吟味して提供するお店が点在しており、特に秋保大滝周辺はこだわりのある蕎麦屋さんが多く建てられています。

そんな中でも今回は「秋保草庵」さんへ行ってみました。

蕎麦は石臼引きの自家製生粉。北海道産の「ぼたん」で打つ生粉十割そばと山形産の「でわかおり」で打つ二八そばの二種類。そばは細麺で荒く仕上げており、冷たい蕎麦についてくる薬味は葉ワサビでつゆの味を邪魔しません。

お奨めは三角あげ蕎麦。お蕎麦は二八でのっている三角揚げは地元の老舗豆腐屋さんが秋保産の大豆を使って作っています。ふっくらとしている中に味わいのある出汁がじわっと滲みていて何ともいい感じ。

また、建物も必見です。

ストローベイルハウスという構法で藁のブロックを重ねて作るというもの。外観は白い壁で覆われていて一瞬「ここが蕎麦屋?」と思ってしまいます。中に入ると外とは一変して吹き抜けの天井と木の床。防音断熱効果が高いのでより一層静かな空間と柔らかい空気に包まれてとてもゆったりした気持ちになります。

秋保草庵・・022-304-7477
定休日 水曜日*祝日の場合翌日

仙台名物「芋煮会」にトライ!

仙台名物「芋煮会」にトライ!
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これからのシーズン、仙台では河原で芋煮会をやっている姿を多く見かけます。
河原でみんなでワイワイ是非、芋煮会してみてください。ちょっといつもと違ったお昼を旅先で味わうのも楽しいですよ。

旅行だから芋煮とかの道具、なにもないよ〜という方。ご安心ください。材料、道具付きで手ぶらでOKの場所が温泉街に2か所、秋保の一番奥にある二口峡谷に1か所ありますので、ご自分の好きなところを選んでみてください。

今回は温泉街に近い河原沿いにある木の家をご紹介。木の家は、うつわ館、ギャラリー、秋保手しごと館、珈琲館、ロッジ村からなっており、芋煮会ができるのはロッジ村の方で。ロッジ村の目の前の名取川の河原は、秋の「いも煮会」の名所として知られており景色も抜群。美味しい空気と美味しい芋煮で、秋保の秋を満喫してください。

事前予約が必要です。



木の家 022-397-2714

秋を秋保で満喫

仙台駅から車で35分というロケーションの秋保地区。
里山の風景がたくさん残っていて
10月下旬は紅葉シーズンに入り本当に秋が似合う町です。

日帰りでも宿泊でも何か旅先でちょっとドキドキ、ワクワクさせてくれそうなことがあると旅行は生き生きとしたものになりますね。
秋保はそんなドキドキワクワクを備え持ってるような気がします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/09/17−2013/09/19 訪問

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