写真:Yamaneco M
地図を見るウマワカ渓谷内で一番大きい町が文字通り「ウマワカ」(HUMAHUACA)です。標高2,939mに位置していて、渓谷に囲まれた素朴な雰囲気の田舎町です。
周囲の広大な自然と石畳のコロニアルな町並み、そして三つ編みに帽子を被った先住民のインディヘナの人々の姿にアンデスの情緒を感じることができます。
ウマワカの町では独立記念碑が建つ高台へ登ってみると良いでしょう。少々長い階段が続きますが、高度が高いので息切れしないように休憩しながらゆっくり上っていきましょうね。高台の上からはウマワカ渓谷とウマワカの町が一望できます!ニョキニョキと無数に生えているサボテンがなんとも印象的です。
近辺にも綺麗な景色が広がり、小さな町が点在していて見どころがたくさんあるのでウマワカを起点にぜひ足を運んでみましょう。
写真:Yamaneco M
地図を見るボリビアとの国境の村、ラ・キアカ(La Quiaca)へ向かう途中、ウマワカの町からバスで1時間ほど北上した所に「トレスクルセス」(TRES CRUCES)という場所があります。虹色の山肌が造り出す不思議な景色が広がる絶景ポイントです。
独特な色彩が織りなす山肌の色がとても鮮やかで綺麗です。山肌のグラデーションが何層にも重なる景観がミルフィーユのよう!
トレスクルセスは標高3,693m。富士山の山頂とほぼ同じくらいの高所です。日中は太陽の照り付ける日差しが強く、サングラスと帽子などの日よけ対策をしっかり持参しましょう。日が沈むと一転して気温が下がり冷え込みます。一気に標高を上げると高山病の心配もありますので、ウマワカや周辺の町で高度順応してから出かけることをオススメします。
写真:Yamaneco M
地図を見るウマワカ渓谷からさらに北上し、ボリビア国境へ続く一帯は素晴らしい景色が広がっています。色とりどりの山を見ながら、点在している小さな町を通り過ぎていくドライブは絶景ルート!南米のグランドキャニオンと呼ばれる名にふさわしい雄大なパノラマの連続です。
そんな道中にはアンデスの住民・リャマに遭遇することも。フサフサの長いまつ毛に大きな目、ふわふわモフモフの可愛いリャマに心癒されます。澄んだ青色の空とどこまでも広がる雄大な大地にリャマの大群が道路を横断していく姿はアンデスならではの光景です。
写真:Yamaneco M
地図を見るウマワカ渓谷のふもとに点在する小さな町や村ではハンドクラフトの民芸品を買うことができます。手作りの陶器や食器類、木彫り製品、織物、先住民の楽器などこの地方特有の可愛い民芸品が並び、ショッピングも楽しみのひとつです。
一押しは手作り陶器。茶色い素焼きの陶器に南米らしいペイントが施されていて、お土産にぴったりです。特徴あるウマワカらしいサボテンの置物などユニークな一品も。どれも手作りでひとつひとつ違うのでお気に入りの1点を探してみてはいかがでしょうか。
アルゼンチンと言えば華やかで洗練された都会のブエノスアイレスや、人気の観光地・イグアスの滝に南部のパタゴニアなどが有名です。
それに比べてアルゼンチンの北部はまだ知る人ぞ知る穴場の観光スポット。
色とりどりの山を見ながら、プルママルカやティルカラなど周辺の小さな村めぐりを楽しんだり、有史以前の石造りのプカラ遺跡を訪ねたり、アルゼンチン北部の素朴で穏やかな雰囲気にきっと魅了されてしまうことでしょう。
周囲にはトレッキングコースもあり、ダイナミックなウマワカ渓谷とアンデス山脈の雄大な光景をより肌で感じたい方にはトレッキングがオススメです。
また、ウマワカ渓谷ではこの地域独特のカーニバルが毎年開かれるのでお祭りの時期に訪れてみるのもいいですね。
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(2024/4/19更新)
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