ベンツでお出迎え、ハーゲンダッツ食べ放題!伊豆高原「坐漁荘」

ベンツでお出迎え、ハーゲンダッツ食べ放題!伊豆高原「坐漁荘」

更新日:2020/05/14 12:31

たぐち ひろみのプロフィール写真 たぐち ひろみ 大人の旅ソムリエ、魅力あるコスパ旅案内人
伊豆高原の高台、浮山温泉の原生林の中に建つ「ABBA RESORTS IZU - 坐漁荘(ざぎょそう)」は、到着から出立までの滞在時間をありとあらゆる「おもてなし」で満たしてくれる高級温泉旅館です。2014年の大規模リニューアルを経て、その施設とサービスはさらにグレードアップ。こんな贅沢な空間で、たまには自分を思いっきり甘やかしてみてはいかがでしょう?

創業52年、古くて新しい宿

創業52年、古くて新しい宿

写真:たぐち ひろみ

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「坐漁荘」の創業は1968年2月。以来、日本旅館ならではのきめ細やかなサービスを変わらず提供しつづけてきました。そんな老舗中の老舗ともいえる坐漁荘が、ABBA Resortsの日本第一号リゾート「ABBA RESORTS IZU - 坐漁荘」としてリニューアルオープンしたのが2014年10月。「日本の美しきおもてなしを世界へ」というコンセプトのもと、日本の文化とサービスを海外からの訪問者にも楽しんでもらうための「大人の温泉リゾート」に生まれ変わりました。

「和のこころ」=日本的な心づかいはそのままに、インターナショナルな要素が加わって生まれたのが、新しい「坐漁荘」です。

期待感が一挙に高まるレセプション

期待感が一挙に高まるレセプション

提供元:ABBA RESORTS 坐漁荘

http://zagyosoh.com/地図を見る

おもてなしの始まりは、伊豆急の伊豆高原駅。列車の到着時間に合わせて、なんとメルセデス・ベンツでのお出迎えがあります! 革張りの黒いシートに体を預けて宿に向かえば、いやがうえにも期待は高まってきます。

宿到着時には、まずはロビーで抹茶と和菓子で一息。これに加えて、併設のフレンチレストラン「やまもも」でウェルカムドリンクのサービスもあります。テラスや室内でスパークリングワインやビールを味わいながら、しばし旅の疲れを癒しましょう。

もう1つのうれしい「おもてなし」は、フロントにあるハーゲンダッツなどのアイスクリーム自動販売機。これがなんと無料! いつでも好きなときに好きなだけ食べていいなんて、さすが高級旅館、太っ腹です。

おすすめは、露天風呂付きの和洋室

おすすめは、露天風呂付きの和洋室

写真:たぐち ひろみ

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フロントから中庭を眺めつつ進んだ突き当りにあるのは南館。その1階には、リニューアル時に新しく誕生した露天風呂付き和洋室があります。写真はその1つ、「白菫(しらすみれ)の間」。2畳の踏込、ダブルベッド2つの寝室、リビングスペース、シャワールーム、洗面所、そして露天風呂のある広いウッドデッキテラスと、全部で52平米もある贅沢な空間です。

ベッドのマットレスはシモンズ、アメニティーはブルガリ、コーヒーやお茶はもちろん、冷蔵庫内のビールやソフトドリンク類も無料と、すべてに抜かりがないのも上質な宿の証です。

おすすめは、露天風呂付きの和洋室

写真:たぐち ひろみ

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イチオシはなんといっても露天風呂。岩を組み合わせた趣あるお風呂で、ゆうに4人は入れそうな広さです。ここにゆったり浸かって星空でも眺めようものなら、気分は極上! きっと、もう出たくないと思うはず。

坐漁荘には、この和洋室タイプのほか、和室タイプがあり、部屋ごとに異なる間取りになっています。さらにラグジュアリーな滞在を望むなら、別荘タイプのヴィラ客室がおすすめです。

お風呂めぐりも楽しめる!

お風呂めぐりも楽しめる!

写真:たぐち ひろみ

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温泉は客室露天以外にもたくさんあります。露天風呂は、苔庭や草花を楽しめる石造りの「英」(写真)と広々とした六角形の檜風呂「葵」の2つ。大浴場の「翡翠」と「紫苑」では、窓越しに木立を眺めながらの入浴が24時間楽しめます。本館3階には、さらに眺めのよい2つの小さな露天風呂があり、いつでも貸し切りが可能です。

庭園露天風呂と大浴場は真夜中に男女入れ替えとなるので、思いっきり欲張れば、部屋露天、貸切露天(2)、庭園露天(2)、大浴場(2)と、7種類のお風呂に入れてしまいます! バスタオルとフェイスタオルはどの浴場も備え付けなので、気軽に「ちょっとひと風呂」ができるのが嬉しいですね。

泉質はPH8.9度の弱アルカリ単純泉。低張性のやわらかなお湯で、神経痛、筋肉痛、冷え症などに効用あり。メタケイ酸も多く含むので美白効果も期待できます。

老舗ならでは!納得の和会席

老舗ならでは!納得の和会席

写真:たぐち ひろみ

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日本旅館の評価を大きく左右するのは、何といっても食事のクオリティー。坐漁荘は2017年に「ベストブティックアワーズ」で「アジアで最も優れた味覚賞」を受賞、その質の高さはすでにお墨付きです。

食事処「さくら」供される会席料理は、厳選された地元の新鮮な食材をふんだんに使った見た目もアートな品々。一皿出されるごとに新鮮な驚きを覚えます。写真はその中のひとつ、地元産金目鯛の磯蒸しです。出汁を大切にした穏やかな味付けに、さすが老舗の宿と納得させられます。

夕食後は「Bar 宵待」でドリンクサービスが受けられるので、晩酌はほどほどに。食事のボリュームもかなりあるため、デザートのハーゲンダッツはけっこう厳しいかも。

なお、坐漁荘では2014年のリニューアルと同時に食事のオプションを増やしています。従来の和食以外に、夕食ではフレンチと鉄板焼きが、朝食では洋食がチョイスに加わり、宿泊客はそれぞれ好きなものを予約時に選択できるようになりました。温泉旅館でフレンチのフルコースディナー。あるようでなかなかない、新しいコンセプトです。

「ABBA RESORTS IZU - 坐漁荘」で、上質な癒し時間を。

「坐漁荘」の名前には、「坐して魚を釣るごとく、時間の過ぎゆくまま、心の赴くままにのんびりとお過ごしいただきたい」という宿の願いが込められているとのこと。そうした創業時の思い入れは、今でも宿のすみずみ、接客態度のひとつひとつに息づいています。

草、木、花、水の織り成す美しい日本庭園、珍しいリスの鳴き声、野鳥のさえずり。凝縮された自然に抱かれた宿で、極上の癒しを体験してみませんか?

2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/03−2016/06/04 訪問

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