写真:凜風 杏花
地図を見る銚子駅と外川駅を結ぶ6.4キロ、所要時間約20分の銚子電気鉄道は、沿線に「犬吠埼灯台」や「地球の丸く見える丘展望館」など見どころもいっぱい。
その銚子電鉄の始発となる銚子駅(ちょうしえき)は、東日本旅客鉄道と銚子電気鉄道の共同使用駅。そのため、銚子電鉄専用ホームの入り口となる待合室が駅舎代わりとなり、可愛い外観が人気で、中にはベンチなどが設置されています。
写真:凜風 杏花
地図を見る2015年12月からは、鉄道設備の維持費などに充てるために、「駅名愛称のネーミングライツ」も始まりました。ネーミングライツ権を獲得した企業は、1年間、駅の愛称をつけて、駅構内に愛称看板を設置できるほか、車内放送で案内され、時刻表にも掲載されます。
髪毛黒生駅(かみのけくろはええき)の正式駅名は笠上黒生駅(かさがみくろはええき)。ここを命名したのは、ヘアケア商品を製造・販売する株式会社メソケアプラス。育毛の聖地としてメディアにも度々取り上げられる駅は、愛称だけでなく、本来の駅名だって髪の毛ふさふさのイメージ。髪の毛が気になる方の待ち受け画面にもおススメです!
また、ネーミングライツには、たんなる命名権というだけでなく、参加企業からの銚子電鉄への応援や、銚子への地域貢献という熱い想いもこもっているんですよ。
写真:凜風 杏花
地図を見る観音駅(かんのんえき)は、洋館風の変わった駅舎も話題ですが、「およげたい焼きくん」という歌のヒットをきっかけに販売を開始した、銚子電鉄直営のたい焼き屋さんも超人気。
たい焼きの個数と乗車する列車を、事前に観音駅に連絡しておくと、観音駅ホームで停車している電車まで駅員さんがたい焼きを届けてくれるサービスまであり、たい焼き屋さんの営業時間はだいたい10時〜16時まで。売り切れ次第終了ですので、お早目にご予約を!
写真:凜風 杏花
地図を見る外川駅にある「京葉東和薬品 銚電昭和ノスタルジー館」は、2010 年に引退したデハ801形車輌を、昭和の香り漂うグッズの展示スペースに改装して、一般公開しているもの。
車両自体も貴重なものですが、車輌内では、展示している昭和レトロな品々の数々に囲まれて、タイムスリップした感覚におちいります。入場券は外川駅窓口で購入でき、弧廻手形Deluxe(特典付1日乗車券)を使用する場合は入場無料。
廃線の危機を何度も乗り越えてきたのは、銚子電気鉄道の努力ももちろんですが、鉄道ファン・銚電ファンの力も大。「ふるさと納税」で応援することもできますが、なんといっても一番は「銚子電鉄」に乗りにいくこと! 10駅、約20分のレトロな旅、超おススメですよ☆
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(2024/4/25更新)
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