写真:乾口 達司
地図を見る菩提寺(ぼだいじ)パーキングエリアがあるのは、滋賀県湖南市。近江富士とも称えられる三上山。そこからのびる丘陵地帯のなかほどに、菩提寺サービスエリアは位置しています。その名は、聖武天皇の発願によって建立されたと伝わる菩提寺という古代寺院の名前に由来します。
お車での旅は、不測の渋滞なども発生したりして、どうしても時間がかかりがち。しかし、そうであるからこそ、こまめに休憩をとりながら、安全運転を心掛けましょう。名神高速の西側の基点に当たる兵庫県西宮市から菩提寺サービスエリアまでは、1時間半といったところ。休憩をとるにはちょうど良い距離であるといえるので、菩提寺パーキングエリアで一息ついてみませんか?
写真:乾口 達司
地図を見るサービスエリアである以上、休憩用の施設も充実しています。もちろん、飲食ブースも設置されているので、昼食や夕食などをとることも出来ます。
本格的な食事まではちょっと……という方には、おやつ代わりとなるものも販売されています。なかでも、お勧めしたいのが、写真の近江牛コロッケ。いうまでもなく、滋賀県ならではの逸品です。高級肉として知られる近江牛を使った本格的なお料理は高価でなかなか手が出せなくても、コロッケであれば、嬉しい価格でいただけます。もちろん、味も申し分ありません。ぜひ、お召し上がり下さい。
写真:乾口 達司
地図を見る菩提寺サービスエリアでは、地元の特産品も販売されています。なかでも、お勧めしたいのが、ご覧の「飛び出し坊や」関連グッズ。
「飛び出し坊や」とは、街中の辻などに設置された標識の一種。子どもたちの不意の飛び出しに対して、ドライバーに注意をうながす目的で設置されており、その多くは注意の対象である子どもの姿をかたどっています。飛び出し坊やは関西の街中で多く見掛けますが、とりわけ滋賀県では街中はもちろん、見通しの良い田園地帯にもたくさん立てられています。その姿形もバラエティーに富んでおり、さながら飛び出し坊やの楽園といったところ。
近年はそんな飛び出し坊やの愛らしく、ユーモアたっぷりの姿に魅力を感じる人が多く、マグカップやTシャツ、文具類などなど、飛び出し坊やを題材にしたさまざまなグッズも多数販売されています。県外ではなかなかお目にかかれない飛び出し坊やグッズを買い求め、まわりに自慢してみてはいかがでしょうか。
写真:乾口 達司
地図を見るもちろん、建物の外でも休息をとるスペースが完備されています。写真は「ウツクシマツ」と呼ばれている松の一種を撮影したもの。菩提寺パーキングエリアのある湖南市の平松地区には、国の天然記念物に指定されているウツクシマツが自生しており、江戸時代に書かれた『近江輿地志略』にもその美しさが紹介されているほど。それを移植したのが、こちらのウツクシマツであるというわけです。信楽名物のタヌキの置物ともども、滋賀県ならではの光景であるといえるでしょう。目の保養に最適ですよ。
菩提寺サービスエリアの魅力、おわかりいただけたでしょうか。旅の途中に立ち寄るのも良し、近江牛コロッケや「飛び出し坊や」グッズを目当てに訪れるのも良し、菩提寺サービスエリアで新たな滋賀県の魅力を発見してみて下さい。
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(2024/4/23更新)
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