口の中でとろける丼から畑のフルーツまで!南房総の旬をガブッと丸かじり!!

口の中でとろける丼から畑のフルーツまで!南房総の旬をガブッと丸かじり!!

更新日:2016/06/16 17:58

都心から東京湾アクアライン経由で約2時間、神奈川県横須賀から東京湾フェリーを使えばわずか40分で行ける南房総。1年を通して過ごしやすい温暖な気候、風光明媚な東京湾と長く連なる海岸線、そして季節の花に彩られる山並みなど、自然を身近に感じて過ごせる絶好のドライブエリアとして人気が高い。そんなドライブで楽しみな夏グルメを紹介! 採れたての山海の幸や地元ならではの郷土料理で南房総を満喫しよう。

口の中でとろける! 江戸前アナゴを使った富津名物「はかりめ丼」

口の中でとろける! 江戸前アナゴを使った富津名物「はかりめ丼」
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"はかりめ"とは、江戸前アナゴのこと。富津市では、細長く横に点々とある模様が棒はかりに似ていることからこう呼ばれてきた。この名産を南房総を訪れたたくさんの人に知ってもらおうと考案されたご当地グルメが「はかりめ丼」だ。

江戸前のアナゴは1年を通して味わえるが、脂が乗りすぎずさっぱり食べられる6〜8月が旬。
富津市内のさまざまな飲食店で提供されていて、店ごとに盛りつけや味付けの違いはあるものの、厚味のある身をふっくらと煮て、甘辛いタレで味わうアナゴは、口に入れた瞬間にとろけるほど軟らかい。一度食べたら忘れられないと、リピーター続出の絶品丼だ。

6月1日〜7月31日には市内17店でこのはかりめ丼の食べ比べができる「富津はかりめフェア」を開催。東京湾と江戸前の伝統が生んだ名物丼をこの機会に味わってみては!?
(写真は富津公園に面した食堂志のざきの煮アナゴ丼1200円)

まるでフルーツ!? 糖度20度近いトウモロコシ「味来」の収穫&食体験

まるでフルーツ!? 糖度20度近いトウモロコシ「味来」の収穫&食体験
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トウモロコシを生で食べたことはあるだろうか!?
館山市の「安西農園」で育てている品種「味来(みらい)」は、20度近い糖度がある極甘のトウモロコシ。生でかじると汁がほとばしるほどジューシーで、何とも爽やかな甘味が口中に広がる。その食感はまさにフルーツだ。「糖度20度っていうとメロンを超えて、桃と同じくらいの甘さなんですよ」と代表の安西淳さんは胸を張る。

安西農園では4種類ある「味来」の中から、シーズンごとに一番おいしい種類を選別して収穫している。旬は6月中旬〜8月下旬くらいまで(要確認)。生トウモロコシの試食と収穫(2本)の体験は1人税込み540円。

子供も大喜び! 大粒のアサリが出てくる出てくる 富津の潮干狩り

子供も大喜び! 大粒のアサリが出てくる出てくる 富津の潮干狩り
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波穏やかな東京湾に面して南北に約40kmもの海岸線が続く富津市。東京湾の中でも外洋に最も近いため、きれいな海水で育ったアサリやハマグリの宝庫として知られている。3月上旬〜9月中旬までの長い期間楽しめるのが富津海岸の潮干狩りだ。

遠浅の海に開かれた潮干狩り場は、この時期たくさんの家族連れで大賑わい。熊手を使って砂を掘ると、出るわ出るわ大粒のアサリが続々と。中にはひときわ大きなハマグリが出てくることも。小さな子供から大人まで宝探し感覚で夢中で楽しめる。

「殻がしっかり閉じていて、大きさの割に重みのあるのがおいしいアサリです」と運営する富津市漁業協同組合の組合長。アサリは2〜10cmの深さに潜っているので、砂を深く掘るのではなく、浅く広く掘るのがコツだとか。掘っている時にヤドカリやカニなど海の生物と出会えるのも楽しみの一つだ。

潮干狩りは潮の干満によってできる時間帯が異なるので、必ず潮見表のチェックして出かけていただきたい。

肉汁したたる豪快な味! 1個で大満足の巨大激ウマハンバーガー

肉汁したたる豪快な味! 1個で大満足の巨大激ウマハンバーガー
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海や山の幸もいいけれど、パンチの効いたボリュームグルメを思いきり味わいたいというガッツリ派におすすめなのが、南房総市は「道の駅 鄙の里」で食べられる「ビンゴバーガー」だ。美味しいものを食べた時に欧米人が「ビンゴ!」と叫ぶのが店名の由来だとか。

チェーン系のハンバーガーに慣れた人には1個850円という値段は高いと感じるかもしれないが、手に持ってその重みを体感すればたちまち納得していただけるだろう。
和牛100%のパテだけでも180g。この焼きたてパテを野菜と一緒に巨大バンズでサンドした一品はずっしりと重く、全体の大きさも女性の顔くらいある。
口を目一杯広げて頬張ると、肉汁がしたたり、トマトの酸味とオリジナルのソースが見事なハーモニー! 欧米人ならずとも思わず「ビンゴ!」と叫びたくなるほど豪快な味わいだ。

アボガドバーガーやベーコンバーガーなどメニューも豊富。大食漢はパテ2枚を挟んだ「スーパービンゴバーガー」(1300円)にチャレンジしてみては!?

日帰りでも1泊旅行でも大満足の南房総へ、ぜひ!

都心から数時間で行ける至近距離にありながら、自然と気候に恵まれ、海と山の旬グルメがバラエティ豊かにそろう南房総。
食べるだけでなく、自然の中で遊びや体験を通してその地域の歴史や郷土の伝統を学べるのも魅力だ。日帰り旅行はもちろん、海辺のホテルや料理自慢の宿も多いので1泊旅行にもおすすめ。

この夏は南房総の旬を食べ尽くそう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/10−2016/06/11 訪問

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