ストラスブール・ノートルダム大聖堂はゴシックの大傑作

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ストラスブール・ノートルダム大聖堂はゴシックの大傑作

ストラスブール・ノートルダム大聖堂はゴシックの大傑作

更新日:2017/06/04 18:58

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 写真家、旅ライター

パリのノートルダム大聖堂に次いで、観光客が多いストラスブール大聖堂とも呼ばれる「ノートルダム大聖堂」は、1988年、市街地を含めて世界遺産に認定され、年間400万人が訪れる場所です。

大聖堂はとても古い歴史を持っています。1176年に建設が着工され、完成するのは1439年。数百年もの間、作られ続けた大聖堂の魅力に迫ります。

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ストラスブールの「ノートルダム大聖堂」とは

ストラスブールの「ノートルダム大聖堂」とは

写真:大里 康正

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ストラスブール大聖堂とも呼ばれるノートルダム大聖堂は、ストラスブールのシンボルとして長い間、信仰の対象であり、街の誇りとなってきました。尖塔の高さは142mにもなり、1874年にハンブルグのセント・ニコライ教会に抜かれるまで世界一だったのです。現在でも世界6位という高さを誇っています。

ストラスブールは地理的にパリから東に約500kmあり、ライン川を挟んで対岸がドイツのケール。お互いに歴史上多くの交流をしてきています。これはプラスの出来ごとだけではありませんでした。

第二次世界大戦ではフランスとドイツの両側から重要視され、1940年にはナチスドイツの総統ヒトラーが来ています。そして大聖堂をドイツ国民の聖域としようとしたことさえあったのです。

見事な砂岩の外観とゴシックの美しさ

見事な砂岩の外観とゴシックの美しさ

写真:大里 康正

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全長112m、尖塔142m、ノートルダム大聖堂は、アルザス地方の中でもひと際大きな建物となっています。建設当初はロマネスク様式で始まったのですが、1225年になるとゴシック様式に大変更された経緯があります。これにより、両方が混在する独特の大聖堂となったのです。

そしてゴシックの傑作と称えられる大聖堂の特長は、西側のファザード(正面)によく出ていますのでじっくりと見て下さい。また、ヴォージュ県産出の砂岩を使っていることから、建物全体が赤みを帯びていることも、他の大聖堂とはかなり異なった外観となっており、注目なのです。

美しき聖堂内部

美しき聖堂内部

写真:大里 康正

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ロマネスク様式のクワイヤ。ステンドグラスは「ストラスブールの聖母」であり、クワイヤの窓となっています。内部の撮影は自由となっていますが、参拝者がいることが通常です。教会の中であること忘れず、フラッシュを使わない、みだりに話さないなど、節度ある行動を心掛けましょう。

巨大なオルガン

巨大なオルガン

写真:大里 康正

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中央身廊の北側上部にある巨大なパイプオルガンは、目を見張るものがあります。内部は1981年に交換されていますが、オルガンそのものは1385年のもの。今から700年も前にこのようなオルガンが作られ、今も残されている事実が素晴らしいことです。どれだけの人がその音を聞き、心を動かされたことでしょう。

美しきステンドグラス

美しきステンドグラス

写真:大里 康正

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第二次世界大戦当時、ドイツ軍はステンドグラス74枚を剥がす行為に出ます。後に幸いなことにアメリカ軍によって発見されたことで、ステンドグラスは大聖堂に戻ってきました。

また、歴史ある大聖堂が戦火で失われなかったことは、一つの奇跡と言えるかも知れません。訪れた際には、このような出来事があったことも思い出してみて下さい。

最後に

南の翼廊下には18mの天文時計があり、その大きさは世界でも極めて珍しいものです。また、高さ66mの展望台まで332段の階段を登って行くことが出来ます。時間と体力に余裕がある方は、素敵な展望をお楽しみ下さい。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/19 訪問

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