写真：東郷 カオル
地図を見る赤井英和さん演じる竹下清彦が経営する町工場「竹下金属」があるのは、大阪で最もディープな場所と言っても過言ではない、西成区と浪速区の境目付近。ＪＲと南海電鉄の新今宮駅が最寄り駅です。
さすが大阪出身の赤井さんだけあって、役柄とこの場所とがとてもマッチしていましたね。場所は地図のとおり、ＪＲ新今宮駅北側の、フェンスで囲われただだっぴろい空き地の北側にあります。
このあたりは下町情緒残る労働者の街で、一杯飲み屋さんも多く、ディープな大阪を味わいたい旅行者には人気のエリアですが、大阪人でも女性一人ではなかなか出向かない場所ですので、夜の一人歩きは控えましょう。
私が行った昼過ぎには、同じくロケ地巡りをされている人が数人いました。少々わかりにくい場所ですが、通天閣と手前の赤い文字の看板で場所の特定が可能です。
写真：東郷 カオル
地図を見る続いては、半沢が同僚と電話をしながら歩くシーンが撮影された通天閣本通り商店街。最寄り駅は地下鉄恵美須駅と動物園前駅です。
この辺りは市民の商店街というよりも観光客向けのお店が多く、大阪人が足を踏み入れることはあまりありません。そのかわり、海外からの観光客が多く訪れます。
ですから、半沢と同僚が歩いているドラマのシーンを見て「ここには行かんやろ！」と大阪人はツッコんだのです。商店街の中には、大阪生まれ大阪育ちの私でも見たことのない斬新なお土産を売る店も‥とにかく、この街はインパクトだけは残してくれます。
特に「世界の大温泉スパワールド」の建物から通天閣までの道は大阪らしい写真が撮れるスポットとして人気です。時間があれば、大阪のシンボルの一つでもある通天閣へ上がってみてはいかがでしょうか。
写真：東郷 カオル
地図を見る半沢の勤めていた「東京中央銀行 大阪西支店」は梅田にある阪急百貨店うめだ本店ですが、ビルの屋上として登場するのは違うビルなのです。ドラマならではのはちゃめちゃな設定に大阪人も驚きでした。
そのビルは同じく梅田にある「梅田スカイビル」です。ドラマでは半沢と部下が話をするシーンで登場しました。大阪スカイビルの屋上は空中庭園になっていて、入場料を払えば入ることができますが、今回は逆に梅田スカイビルがよく見える場所を見つけ、その全貌を眺めましょう。
その場所とはＪＲ大阪駅北側に今年新しくできた「グランフロント大阪」。北館９階にテラスガーデンがありますので、そこから梅田スカイビルを見るのがベストでしょう。写真でいうと一番右の大きなビルが梅田スカイビルです。ここからの夕景はシルエットが美しく、夕方になるとカメラを構える人で賑わいます。
また、ここから次にご紹介するスポットも徒歩圏内ですので、効率よくロケ地巡りができます。
写真：東郷 カオル
地図を見る現在「倍返し饅頭」の通販を行っているＴＢＳショップでは納品に1ヶ月近くかかるようですが、大阪で比較的簡単に買うことのできる場所があります。大阪茶屋町にある「ＭＢＳグッズショップ」です。
夕方行くと、このように「品切れ中」になっていることがありますが、入荷日当日の早い時間帯なら残っていることがあるそうです。次回入荷日はＭＢＳグッズショップのホームページで確認できます。
現状数日おきに入荷していますので、電話で問い合わせて、まずはお取り置きしてもらいましょう。個数と来店日時を聞かれますので、希望を伝えますと確実に入手できます。お店でも予約台帳のようなもので管理されていて、慣れたもんです。価格は８４０円（税込み）。
いま話題の半沢直樹の倍返し饅頭で、日頃お世話になっている方に感謝を込めて倍返しいたしましょう！
半沢直樹の関西のロケ地は他にも沢山あります。
今回ご紹介できませんでしたが、社宅のバックに映っているのは万博公園の太陽の塔、半沢直樹が妻と夜景を眺めているのは兵庫県の東六甲展望台、探せばまだまだ出てくるでしょう。関西のロケ地と東京のロケ地を回って、是非半沢直樹ロケ地巡りをコンプリートさせてみてください！
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(2024/4/26更新)
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