初心者大歓迎!礼文島の絶景スポット桃岩展望台トレッキング

初心者大歓迎!礼文島の絶景スポット桃岩展望台トレッキング

更新日:2016/06/17 09:39

月宮 うさのプロフィール写真 月宮 うさ ブロガー
日本最北端の離島「礼文島」は、美しい景観の中トレッキングを楽しむことができる島。多彩なコースがあり、体力に合わせて選択することが可能です。
そんな中から、所要時間約1時間〜1時間半。初心者にオススメの、桃岩登山口から桃岩展望台までの道をご紹介いたします。花々咲き誇る中、絶景目指して歩いてみましょう!

自然が作った美しい巨岩を見物に「桃岩展望台」まで歩こう

自然が作った美しい巨岩を見物に「桃岩展望台」まで歩こう

写真:月宮 うさ

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礼文島を代表する観光スポット「桃岩展望台」を経由するトレッキングコースは、いくつかありますが、ご紹介するのは往復約2.4kmの、登山口から展望台までのコース。多少のアップダウンはありますが、舗装されており歩きやすい道ですので、長めのお散歩ができ階段の上り下りが可能な脚力があれば大丈夫。足元はスニーカーでOKです。
また、駐車場のあるレンジャーハウスから展望台までは約0.2km・約10分ですので、上記コースに不安がある人は、駐車場から歩くのもよいでしょう。

「桃岩」はその名の通り、高さ約250mの桃の形をした巨岩。海底の柔らかな堆積物にマグマが貫入して誕生したものと考えられています。その後、侵食により今の姿になったのでは…と、いわれています。

展望台まで続くフラワーロード

展望台まで続くフラワーロード

写真:月宮 うさ

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展望台までの道のりは、花々が咲き誇るフラワーロード。礼文島の別名である「花の浮島」にぴったりな風景が続きます。また、桃岩周辺は北海道の天然記念物にも指定される植物の群生地。その数約300種類、島に咲くほとんどの花が自生していますので、植物図鑑を片手に散策を楽しむのもオススメです。足元に咲く小さな花々にも注目してみてくださいね。

美しい花には毒がある…かも?固有種も咲く自然歩道

美しい花には毒がある…かも?固有種も咲く自然歩道

写真:月宮 うさ

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自然歩道(散策路)沿い咲く花々には、ここだけでしか見ることのできない固有種の姿も。写真は、礼文島とお隣の利尻島にのみに自生する「リシリブシ(利尻附子)」です。大変美しい花ですが、触るのは危険。この花は、解毒剤がないといわれる猛毒"アルカロイド"を含むことで知られる"トリカブト"の仲間。夏〜秋にかけて、島のあちらこちらにたくさん咲いていますが、かぶれる危険性などがありますので、うっかり触れてしまわぬようお気をつけてください。

振り返れば、そこにも絶景!

振り返れば、そこにも絶景!

写真:月宮 うさ

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道中は、前方に広がる美しき大自然、左右に広がる可憐なお花たちに目がいってしまいますが、途中立ち止まって振り返ってみてください。そこにも緑の大地と日本海の絶景が広がっています。

息を飲むほど美しい絶景が広がる「桃岩展望台」からの眺め

息を飲むほど美しい絶景が広がる「桃岩展望台」からの眺め

写真:月宮 うさ

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桃の形の巨岩"桃岩"、礼文島西海岸に広がる美しい緑のビロード、日本海の大海原が眼下に広がる「桃岩展望台」からの眺め。それは息を飲むほど美しい絶景です。晴れた日にはお花畑の向こうに、お隣の利尻島のシンボル"利尻富士(利尻山)"の姿も。そして、写真中央付近の海の中にたたずむ、「猫岩」のかわいい形にも注目してみてくださいね。
写真は明るい時間の撮影ですが、サンセットタイムもオススメ。見るもの全てがオレンジに染まる感動の瞬間に出合うことができます。

桃岩展望台と一緒に訪れたい「桃台猫台」

桃岩展望台は上から見下ろす風景を観察できるスポットですが、礼文島の元町地区にある展望台「桃台猫台」もぜひ訪れてほしいスポット。ここでは、見上げる形で桃岩を眺めることができます。とがった両耳・まるい背中が特徴の猫岩もよく見えますよ。

島を訪れたならば、体力に合わせてトレッキングができる、桃岩周辺散策をぜひ楽しんでくださいね。

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