写真:スノードロップ
地図を見る茨城県の土浦駅から岩瀬駅を結んでいた筑波鉄道筑波線。昭和62年(1987年)にその歴史を閉じました。現在、その廃線跡は「つくばりんりんロード」として、サイクリングを楽しめる場所となっています。
東京方面から電車で来る場合には、JR常磐線土浦駅で降り駅前からスタート。もしくは、つくばエクスプレス「つくば駅」からスタートし、途中から「つくばりんりんロード」に入ることも可能です。逆に、JR水戸線岩瀬駅から南下する方法も。
つくば市では、現在5ヶ所でレンタサイクルを実施しています。「つくばりんりんロード」沿いですと、つくばエクスプレス「つくば駅」の「BiViつくばレンタサイクル」が便利です。車の場合は「筑波山口レンタサイクル」もおすすめ。詳しくは、下記MEMO欄リンク先をご覧ください。
舗装された約40kmのサイクリングロードは、直線的で勾配が少ないのが特徴。筑波山を望むのんびりとした田園風景が楽しめます。
写真:スノードロップ
地図を見る土浦駅から約40分走ると、国指定史跡「小田城跡」に到着です。
2016年4月29日、本丸跡を歴史公園に整備した「小田城跡歴史ひろば」がオープンしました。
小田城跡は、鎌倉から戦国時代に常陸国(現在の茨城県の大部分)南部に勢力を持った小田氏の居城跡です。高台からは、再現された東池や筑波山など美しい景色が楽しめます。
併設する案内所では、小田氏400年の歴史や歴代城主の物語を紹介し、約350点の出土物、小田城本丸の模型も展示。もちろんトイレや駐車場、自転車ラックも完備されています。
写真:スノードロップ
地図を見る「小田城跡」から自転車で約30分弱。晴れた日には木陰のベンチが快適な「筑波休憩所」に到着です。道中には、このように駅舎跡を活用した6つの休憩所があり、トイレやベンチ、駐車場が設けられています。
朝からラーメンが楽しめる「松屋製麺所」は、この筑波休憩所のすぐそば。入り口に向かって左側が製麺所、右側がラーメン屋さんです。早いときにはお昼に閉まってしまう人気店。「らーめん」という暖簾が出ているときが、イートイン可能の合図です。
写真:スノードロップ
地図を見る全長約40kmの「つくばりんりんロード」。ロード沿いに広がる美しい田園風景を楽しみながら、目的地に向かってサイクリングするのは本当に爽快!時には、ポタリング気分で地元のグルメを楽しんでみるのもおすすめです。
ポタリングとは、自転車またはオートバイであちこちを気軽にぶらつくこと。自転車を用いた「散歩」的なサイクリングです。
おすすめは、小田城跡から自転車で10分強、つくば市北条の「カフェポステン」です。大正時代に郵便局として建てられた木造家屋(国登録有形文化財)をリノベーションした、本格焙煎コーヒーのカフェ。写真は「飯村牛のカレープレート」です。土浦市の飯村畜産の黒毛和牛・飯村牛の挽肉をたっぷり使った絶品カレーをぜひ!
詳しくは、下記MEMO欄の「日本の道百選『つくば道』出発の地!北条さんぽ寄り道のススメ」をご覧ください。
直線的で視界の広い「つくばりんりんロード」。筑波鉄道廃線跡の美しい田園風景に癒されながらサイクリングする開放感は、筆舌に尽くしがたいものがあります。途中に休憩所が複数設置されているので、初心者にも安心のサイクリングロードと言えるでしょう。
「つくばりんりんロード」まで、都内から電車や車で約1時間。健康的な休日を過ごしてみませんか?
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(2024/4/20更新)
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