本物のデザイナーズ旅館を知る!南知多「海のしょうげつ」で至福の滞在を

本物のデザイナーズ旅館を知る!南知多「海のしょうげつ」で至福の滞在を

更新日:2016/06/30 17:30

Happy ブンブンのプロフィール写真 Happy ブンブン
南知多温泉郷は、伊勢湾と三河湾に囲まれた知多半島の南端に位置する愛知県のリゾート温泉地。「海のしょうげつ」は、海岸沿いに建てられた宿泊施設からは離れた高台に建ち、静寂に包まれた環境はまさに大人の宿。メディアの取材も多いこの旅館は間違いなく、中部地方屈指のデザイナーズ旅館と言えるでしょう。名ばかりではない本物のデザイナーズ旅館で過ごしてみませんか。

ラウンジのテラスは旅館の顔

ラウンジのテラスは旅館の顔

写真:Happy ブンブン

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海のしょうげつは海岸線の道路から5分ほど上がった高台に位置します。自然の木々が茂る細い道を上がっていくと、旅館のオブジェが置かれています。旅館の敷地内に入っていくと自家菜園があり、野菜や花が育てられています。植物が好きな人はチェックインを済ませたら、戻って来て散策するのも楽しいと思います。

自家菜園を通るといよいよ旅館の玄関です。玉砂利が引かれた進入路はきれいなので、玄関まで行かず駐車場に車を運んでしまう人が多いですが、玄関まで車で乗り付けてください。車は旅館のスタッフが駐車場まで運んでくれます。きれいな庭を通りいよいよチェックインです。
ラウンジは薪ストーブやソファが置かれた寛げる空間です。天気が良ければ、テラスに出られる窓が開いているので、外に出て景色を楽しみましょう。高台からの絶景が広がります。

日々の喧騒から離れて自然に溶け込む事が出来る部屋

日々の喧騒から離れて自然に溶け込む事が出来る部屋

写真:Happy ブンブン

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海のしょうげつは自然を感じる滞在を用意してくれています。自然を楽しむ為のキーワードは4つです。そのキーワードは各部屋の名前にもなっています。部屋で落ち着いたら4つのキーワードを感じる為にテラスに出て景色を見て下さい。

「大地」:テラスの下は人の手の入っていない自然の森林が広がります。
「海」:少し目線を上げると、伊勢湾が広がります。名古屋港に出入りする色々な船が行き来していて、見ていても飽きません。
「空」:中部国際空港がすぐ近くにあるこの場所からは、飛行機をすぐ近くに見る事が出来ます。人と自然が共存する、ここならではの空です。
「風」:そして最後に目には見えない高台に吹く「風」を感じてください。

海のしょうげつが大切にする自然のハーモニーです。各部屋はこの4つのキーワードが名前として付けられています。「大地」「海」「空」そして「風」どのタイプの部屋もそれぞれ特徴のある部屋で、全室に温泉の露天風呂が備え付けられた景色のよい部屋です。

写真の部屋は「海の二」。メゾネットタイプの角部屋で、部屋を囲むようにテラスが造られ、海のしょうげつでも一番の絶景を楽しめるお部屋です。他にも平屋で大きなテラスのある「空の一」やテラスの前の庭に大きな木のある「大地の一」など10室、すべて違う趣向の部屋になっています。

全ての部屋のテラスには贅沢な温泉の露天風呂が

全ての部屋のテラスには贅沢な温泉の露天風呂が

写真:Happy ブンブン

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デザイナーズ旅館に欠かせない露天風呂はもちろん温泉で、ナトリウム塩化物強泉の南知多温泉が引かれています。各部屋違う湯船は、二人で入っても余裕の大きさです。またどの部屋にも大きなテラスと椅子が用意されているので、ゆっくりと景色を楽しむ事が出来ます。

自然がいっぱいのこの場所は野鳥の宝庫でもあり、テラスで寛いでいると、鳴き声が聞こえるだけでなく、鳥が近くの木に遊びに来る事もあります。景色だけではなく野鳥の観察もできるのです。

高台からの夕陽は間違いなく南知多でナンバーワン

高台からの夕陽は間違いなく南知多でナンバーワン

写真:Happy ブンブン

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高台にあるの海のしょうげつは、遮るものがないので夕陽を見るのにも最高の場所にあります。もし夕陽が見にくい部屋でしたら、ロビーのテラスに行ってください。「夕陽の特等席」です。きれいな夕陽が見えそうな日は、日の入りの時刻を確認して、夕食の時間を決める事をお勧めします。また夕陽が見える個室ダイニングもあるので、個室の場所を確認して、夕陽が見える様だったら食事をしながら夕陽を見るのもいいかもしれませんね。

一品ずつ丁寧に作られた料理は個室のダイニングで

一品ずつ丁寧に作られた料理は個室のダイニングで

写真:Happy ブンブン

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食事は一階の個室ダイニング「風の器」でいただきます。入口に行くと担当のスタッフが個室へと案内してくれます。席に着くと月替わりの料理のお品書きが置かれて、これから始まる食事への期待も一層深まります。

一品ずつ出される会席料理は、南知多で捕れる地元の魚介類や、宿に隣接する農園で採られた野菜。オープン当時から料理長を務める村上氏の技で、見た目も美しい料理に生まれ変わります。また肉料理は、姉妹店の「下呂のしょうげつ」から取り寄せた飛騨牛を堪能できます。お肉が好きな方は、地元の知多牛と食べ比べが出来るプランもあり、飛騨牛と合わせて約200gの特選牛を使った肉料理を中心にお楽しみいただけます。

写真の料理は見た目も鮮やかな「八寸」。酒の肴として出される八寸は、「粽寿司」を始めとした手の込んだものばかり。「蛍烏賊とうるい白和え」や「焼太刀魚と芹浸し」などの海の物、地元の食材を使った「あいち鴨ロース塩蒸し」など、日本料理らしく美しく盛り付けられた海のしょうげつ渾身の料理です。

「海のしょうげつ」の良さは積み重ねられた伝統の上にある

「海のしょうげつ」は下呂にある「しょうげつ」と姉妹館です。しょうげつは創業時から個人の宿泊者を大事にしてきた旅館で、そのノウハウを生かし、海のしょうげつはデザイナーズ旅館として生まれました。まだ新しい旅館ですが、しっかりとした接客は、この伝統があるからこその物です。個人のブログや口コミでも絶賛されるこの旅館をあなたも是非、体験してください。

南知多は名古屋から1時間とアクセスも良く、「日間賀島」や「篠島」の離島や体験型水族館の「南知多ビーチランド」などの観光スポットもあります。新鮮な魚介類を扱うお土産屋も多いので、宿泊の前後も楽しめる観光地です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/19−2016/05/20 訪問

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