和の静寂空間は小路にあった!京都の祇園「花見小路」界隈

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和の静寂空間は小路にあった!京都の祇園「花見小路」界隈

和の静寂空間は小路にあった!京都の祇園「花見小路」界隈

更新日:2016/07/23 20:12

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

京都らしさを一番感じることができる繁華街として祇園が挙げられますが、メインストリートの「花見小路」こそ観光客が溢れかえっており、静寂というには程遠い雰囲気があります。しかし、メインストリートから1本小路へ入ると、喧騒が嘘のような静寂さ!そして和風の料亭や高級旅館が建ち並ぶため、生の京都の雰囲気を肌で感じることができます。小路を見つけたら迷わず入って、生の京都の静寂な雰囲気を堪能しよう!

メインストリートとは正反対!料亭街が犇めく夜の祇園の小路

写真:木村 優光

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四条通を南北に貫く花見小路こそ、京都の祇園のメインストリートと言われますが、メジャーなだけあって連日多くの観光客で賑わっており、多くの方が連想する静寂な和の空間とは程遠い状態になっています。しかし花見小路から小路へ1本入るとそこは・・・!

今まで歩いていた花見小路の喧騒が、嘘のような静寂空間が広がっています。写真は花見小路から東側に広がる料亭街の一角で、非常に静かな空間の上、京都を肌と目でじっくり感じることができます。こざっぱりと整頓された料亭玄関口は、店なのか住宅なのかわかりにくいですが、紛れもなく料亭!そこにちょっとしたお洒落な置物が置かれていることも!

なお、花見小路こそ道幅が広いため、車の通行が可能ですが、花見小路の周囲を取り巻く小路は道幅が2m弱!車なんて入ってくることはできないですし、観光客も知らなければ小路の存在は知りません。したがって穴場観光スポットとなっています。

祇園花見小路から一本隣の小路に入れば・・・

写真:木村 優光

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花見小路の西側にも、花見小路と並行して狭い小路が網の目のように張り巡らされています。ほとんどの和建築の建物は料亭ですが、非常に味のある空間に!花見小路も味のある料亭がたくさん並んでいますが、海外の観光客が非常に多いため、本当に京都を観光しているのか頭にハテナマークが浮かび上がることも。

そんなときは迷わず花見小路から脱出し、1本西側の小路へ入ってみましょう。基本的に行き止まりではないため、京都で「厨子(ずし)」と言われる小路です。一歩踏み入れば、そこは京都の雰囲気を小さく凝縮したもの!

特に日没後は各料亭の提灯に明かりが灯り、幻想的な雰囲気に!平日に訪問すると、舞妓さんや芸子さんが各料亭へ足早に舞を披露しに出向く様子などにも出くわすことができます。なお、小路を足早に歩く舞妓さんや芸子さんは、90%以上、正真正銘の本物と思って良いでしょう。

小雨時の小路もさらなる幻想的な空間に!

写真:木村 優光

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雨だからといって旅行をキャンセルする人も中には少なくはないでしょうが、雨でも魅力的な風景が必ずしもどこかに存在します。特に雨の夜の街並みは、街のネオンが路面を濡らすおかげで、輝く量が二倍になることも!

こちらの写真は上で紹介したビューポイントとさほど変わらない場所ですが、唯一の違いといえば天候!こちらは小雨時に撮ったものですが、上の写真と比べると、路面が濡れているおかげで、しっとりとした京都の風情を見ることができます。晴天時の夜の京都の街並みも素敵ですが、雨天時も捨てたものではありません!

さらに舞妓さんや芸子さんにとって、いかなる天候であろうとも、お客様に呼ばれたらお店へ出向く必要があります。そんな時に京の風情をより一層出してくれるものといえば、舞妓さんなどが使う番傘!雨降る夜の京の街に、番傘をさした舞妓さんが一人歩くシーンを想像してみてください。そんなシーンに出くわすことができれば、最高の旅の思い出になるでしょう。

雨上がりの昼間も特権あり!小路沿いで番傘を乾かす光景も!

写真:木村 優光

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上で雨の夜の素晴らしさを紹介しましたが、夜通し降った雨も朝になり止んだとします。そうすると、これまた京の風情には欠かせない光景を見ることができます。前夜に舞妓さんや芸子さんが使った番傘が、小路沿いに干されていることも!

写真は花見小路から1本東側に入った小路ですが、車が入ってこれないほどの道幅の小路ため、舞妓さんや芸子さんが常日頃利用する稽古場周辺では、車の通行を気にせず番傘が干されているシーンも!石畳に京町家に番傘!「これぞ京都!」と唸ってしまうような光景ですね。

さらに、雨上がりというのは空気中の埃が一掃され、とても澄んだ空気となりますので、そんな日に京都の小路を歩けば、非常に心地よい散策になるでしょう。空もスカっと抜けてくれたら最高の京都旅行になるでしょう。

京都の静寂を感じるにはメインストリートばかり歩いてはいけない!

京都の街とは不思議な空間!何も知らない人は観光客が多いところへついつい足を向けがちですが、本物の京都を感じたいのであれば、観光客の少ない場所へ行くことが京都を知る上での最低限の鉄則!特に小路の存在は大きいですよ。したがって京町家と京町家の間に少しでも人が通れるような小路があれば、迷わず入ってみましょう!きっと本来の京都の風景が見つかるはず!

今回は祇園花見小路周辺を紹介しましたが、付近には観光スポットとして建仁寺や安井金比羅宮などたくさんの名所があります。メインの観光スポットをめぐりつつ、花見小路周辺への訪問をオススメします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/29−2015/07/18 訪問

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