写真:いしい ひい
地図を見るアンカレッジ市街地からスワード・ハイウエイをまっすぐ南にドライブすること16キロ、約15分でポッター沼に到着。ここは野鳥保護区で、ボードウオークに沿って歩いていくと、さまざまな鳥たちの姿を見ることができます。
大きな湿原は鳥たちの楽園!カナダガン、カモなどの水鳥でにぎやかです。さらにアメリカの国鳥である白頭鷲の堂々たる姿を見ることも。バードウオッチャーにとってはたまらない場所です。
渡り鳥も多く、季節によって見える鳥が異なります。入口の掲示板で、どんな鳥が見られるか、チェックしておきましょう。鳥だけでなく、大きく平たい角を持つムース(ヘラジカ)や、マスクラット、ビーバーなどの小動物を見かけることもあります。
写真:いしい ひい
地図を見るスワード・ハイウエイをさらに南に40キロ、30分でガードウッドに到着。この小さな町にはアラスカ最大のスキーリゾート、アリエスカ山があります。
冬のスキーはもちろんですが、夏にはハイキング、サイクリング、ベリー摘みなどが楽しい場所。自然の中に広がるトレイルを歩いたり、エアリアル・トラムで万年雪の残るアリエスカ山頂に登ったり、過ごし方はいろいろ。
あちこちに美味しいレストランもあるので、ドライブの途中で休憩するのにもぴったり!
写真:いしい ひい
地図を見るガードウッドから20キロ、15分ほど走るとアラスカ野生動物保護センターに到着。ここではクマ、ムース、トナカイ、バイソンなどの動物に会うことができます。
ここにいるのは、怪我をしたり親を失ったりした動物たち。いったん人間に飼育された動物たちは再び野生に戻すことは難しく、このセンターで一生を過ごしながら、アラスカの野生動物を学ぶ機会を私たちに提供してくれています。
人間に危害を加えないよう、多くの動物たちはフェンスで囲われていますが、自然いっぱいの環境でのびのび暮らしています。動物が幸せなら、人間も幸せ!
写真は、ブラウン・ベアのお食事タイム。好物の鮭を飼育員に投げてもらって、手づかみで豪快に食べています。間近に見る野生動物に、観光客も子供たちも興味津々!
写真:いしい ひい
地図を見る野生動物保護センターからスワード・ハイウエイを少し南下すると、分岐点に到着。ここでハイウエイを離れ、ポーテージ渓谷を約9キロ、10分ほど走るとBegich Boggs Visitor Centerという観光案内所に到着します。ここではアラスカの歴史や氷河について学んだり、観光のアドバイスを聞くことができます。
観光案内所のすぐ近くに広がるのはポーテージ湖。20年ほど前まではここから氷河を見ることができたそうですが、地球温暖化の影響により氷河が後退してしまいました。
氷河を間近に見るには、Portage Glacier Cruiseという1時間のガイド付きツアーが毎日5回運行されています(5月中旬から9月中旬まで)。Portage Glacier Day Lodgeでチケットを買ってクルーズ乗り場へ。ポーテージ湖を1周して氷河のすぐ近くまで来ると、多くの年月をかけて造られた氷の壁が、太陽の日を受け、それはそれは美しく輝くのが見えてきます。
ここに来ると誰もが、何故氷河が青いのか?と感じることでしょう。長い年月をかけて圧縮された氷河は、空気の気泡が少なく透明度が高くなり、太陽の光が通過すると波長の短い青い光だけを反射させるため、グレイシャーブルーと呼ばれる青い色になるそうです。
写真:いしい ひい
地図を見るスワード・ハイウエイと平行して、広大な大地を走り抜けるアラスカ鉄道。北米大陸で最北の地を走っています。そしてハイウエイの西側に悠々と続く、美しいターナゲン入江。ハイウエイ沿いには、そのほかにもたくさんの展望ポイントや自然トレイルがあるので、あちこち寄り道しながら、1日ゆっくりドライブを楽しんでください。アラスカらしいダイナミックな風景に、心から感動するに違いありません。
アラスカの夏は快適な気候で過ごしやすく、日照時間も長いので、遅い時間帯まで観光を楽しむことができますよ。風光明媚なスワード・ハイウエイを走りながら、大自然を満喫してください!
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(2024/4/20更新)
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