かぶとむし飼育ケーキ!高崎「まちのくまさん」のスイーツが攻めすぎで面白い

かぶとむし飼育ケーキ!高崎「まちのくまさん」のスイーツが攻めすぎで面白い

更新日:2016/06/29 16:45

下川 尚子のプロフィール写真 下川 尚子 ライター
これはケーキなのか…?思わずそんな疑問を持ってしまう「攻めすぎ」なおもしろケーキ屋さんが群馬にあります。そのお店とは、高崎の「まちのくまさん」。「町の小さなケーキ屋さん」という風情のお店ですが、衝撃ビジュアルの「かぶとむし飼育ケーキ」や本物そっくりのラーメンケーキなど、思わず笑顔(?)になってしまうスイーツがいっぱい!高崎にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

安心してください、食べられますよ!「かぶとむし飼育ケーキ」

安心してください、食べられますよ!「かぶとむし飼育ケーキ」

写真:下川 尚子

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まずご紹介したいのがこちら、「まちのくまさん」で例年夏になると現れる「かぶとむし飼育ケーキ」!

虫かごにはふわふわのチョコスポンジと削りチョコが敷かれ、その上にはチョコで作られたかぶとむし、そして幼虫の姿が…。ご丁寧に、ゼリーもちょこんと置かれています。え、これケーキ?と驚くビジュアルですが、ご安心を。ちゃんと食べられます。

店頭に並ぶのは夏のみですが、予約をすれば年中OK。「孫が喜ぶから」と買っていくおじいちゃんもいらっしゃるそうですよ。

看板商品「ラーメンケーキ」

看板商品「ラーメンケーキ」

写真:下川 尚子

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続いてご紹介するのはこちら。「まちのくまさん」の看板商品といえば、もともとはこちらのラーメンケーキ。このラーメンケーキが本物そっくり!と話題になって、群馬県下はもちろんのこと、他県からも買いに来る人が増えたのだそう。

話題のラーメンケーキを考案したのは、オーナーの市川さん。ある日、ご家族に「サプライズ」として作ったところ、ラーメンケーキを見た奥様が「面白い!これ、売れるんじゃない?」と言ったのが始まりだそう。店頭で売りだしたところ、徐々に話題となり、今ではインターネットやテレビを通じて広く知られる存在となっています。

なかなか本格的な見た目ですが、麺はモンブラン、スープは紅茶ゼリー、卵は杏仁豆腐とオレンジゼリー、ねぎはピスタチオ。食べてみると、意外な美味しさに驚きますよ!

まさに食堂…?こんなメニューもあります

まさに食堂…?こんなメニューもあります

写真:下川 尚子

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ラーメンケーキから始まったまちのくまさんの「パロディ」スイーツは「食堂シリーズ」として、今では様々なメニューが作られています。いくつかピックアップして並べてみると、こんな定食風にも!

カツ丼ケーキは、カツ部分はイチゴムース、ごはん部分はショートケーキ。メンチカツはチーズケーキ。お味噌汁は、プリンです。手土産にすると、ちょっと話題になる楽しいスイーツたち。楽しいお土産をお探しのときは最適です。

もちろん、面白いスイーツ以外に定番のケーキも並んでいます。まずはお店へ足を運び、お気に入りを探してくださいね。

まちの小さなお菓子屋さん

まちの小さなお菓子屋さん

写真:下川 尚子

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最後に、こちらがお店の外観。まちのくまさんは高崎駅から車で約10分ほど、周辺は田んぼや畑という、のどかな場所にあります。小さなお店のため店内でイートインはできませんが、お店の前に小さなテーブルと椅子があり、そのスペースでケーキをいただくこともできます。

なお、まちのくまさんの「食堂シリーズ」はちょっと大きめサイズのスイーツが多数。ラーメンケーキやかぶとむし飼育ケーキは、3〜4人で分けて食べるくらいのサイズ感です。

「まちのくまさん」が目指すもの

一風変わった「まちのくまさん」のスイーツ。最後に、「作るときのこだわりは?」とオーナーに聞いてみました。

答えは、「見た目の面白さも大事だけど、見た目ありきにならないように、あくまでスイーツとして美味しく食べられるように作っています」とのこと。目で見てひとしきり楽しんだあとは、その味でもう一度、幸せになれる。それが「まちのくまさん」で目指しているスイーツなのだそう。

まちのくまさんのおもしろケーキは、もともとオーナー自身が「家族を喜ばせるために」作ったもの。お店を訪れたら、渡す人の驚く顔や、喜ぶ顔を想像しながら選んでくださいね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/06/26 訪問

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