写真:結月 ここあ
地図を見る平成28年に御鎮座400年を迎えた「日光東照宮」は、1999年に「日光社寺」として、「日光東照宮・日光二荒山神社・日光輪王寺」が世界遺産として登録されました。美しい彫刻と豪華絢爛な建築物があることから、日本はもとより海外の方からも人気があります。
東照宮で先ず最初に目に飛び込んでくるのが立派な「石鳥居 」。これをくぐると左手に見えてくるのが朱塗りの美しい「五重塔」で、スカイツリーの制振システム(心柱制振)に、この五重塔の免震技術が応用されたといわれ、過去の地震でも壊れたことがないそうです。
さらに表門をくぐると「三猿」の彫刻のある神厩舎があります。「見ざる・聞かざる・言わざる」が有名ですが、三猿だけでなく8枚の彫刻があるんです。それは猿の一生を通して人の生き方を教えているので、全部ご覧くださいね。
写真:結月 ここあ
地図を見る神厩舎から少し進むと、御水舎の手前で石畳は右手に曲がりますが、その曲がり角付近が最初のパワースポット。そこは陽明門が唐銅鳥居の中に綺麗に収まるところといわれ、陽明門と唐銅鳥居の中心を結んだ線上の石畳の最後尾から3枚目がパワースポットです。
昔は北極星が神の星といわれ、江戸から北の日光にむかう道は北辰の道と呼ばれてました。北辰とは北極星のことで、陽明門と唐銅鳥居の上に北極星がくるようにと計算をされていたんです。知らない方が多いのか、立ち止まらずに素通りされる方がほとんですが、まさにここが多くのエネルギーがみなぎるパワースポットなので、しっかりと足元からもパワーをいただきましょう。
写真:結月 ここあ
地図を見る唐銅鳥居をくぐると、故事逸話などの500以上の彫刻がほどこされた「陽明門」があります。しかし日光東照宮は平成の大修理中で、平成25年から陽明門の修理に入っています。現在の陽明門は覆いがかけられていて見ることができませんが、その代わりに羽目板を外した中から出てきた東側の「錦花鳥」と、この西側の「松と巣ごもりの鶴」の桐油彩色の壁画を、期間限定で特別公開されています。陽明門の修理が済めば元のように羽目板の中に隠れてしまうので、見たい方は今がチャンス!公開期間はHP等で確認の上お越しください。
写真:結月 ここあ
地図を見る美しい彫刻の唐門をくぐり、左甚五郎作の国宝「眠り猫」を見て坂下門をくぐると、奥宮に続く道があります。ここもパワーが溢れる龍道・正気の通り道です。さらに石段を上ると拝殿・鋳抜門(いぬきもん)・御宝塔からなる徳川家康公の墓所のある「奥宮」になります。
奥宮を参拝したら、その後ろ側の「宝塔」へ向かいましょう。徳川家康公が埋葬されている墓の上に建てられた宝塔は、真横と真後ろが特にパワーが強いといわれています。宝塔の横には杉の古木がありますが、その杉のほこらに向かって願い事を唱えると、願いが叶うということから「叶い杉」と呼ばれています。宝塔と叶い杉を一緒に写真に写すとさらに運気のUPが望めますよ。
写真:結月 ここあ
地図を見る最後のスポットは、東照宮の正門から出て右手にある石灯籠が続く参道で「上神道(かみしんみち)」といって、「二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)」に続く参道です。こちらも龍道であることからエネルギーに満ち溢れているので、二荒山神社に参拝されるのならこの道を進むのがお勧めです。
2016年現在は、日光は「輪王寺」を含めて平成の大修理中ですが、修理中でがっかりすることはありませんよ。今しか見ることができないものがいくつもあります。修理後の姿はいつでも見ることができますが、修理中にしか見れないものは、この先何十年、何百年と目にすることができないかもしれません。今だからこそ日光にいらしてみませんか、日本屈指のパワースポットでパワーUPもしましょう!
大修理中の輪王寺の記事は、既にLINEトラベルjp 旅行ガイドに記事を書いておりますので、下記の関連MEMOからご覧ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -