半日無料ツアープログラムに申し込めるのは、待ち時間が7時間以上24時間未満の旅行者です。必要なものはパスポートと次の便の航空券、あるいはEチケットとなります。これらを準備し、空港内のカウンターで申し込みましょう。なお、桃園国際空港にはターミナルが2か所ありますが、どちらからも同じバスツアーに申し込むことが出来ます。
ツアーは午前と午後の二回。午前の部はターミナル2からは8時00出発でターミナル1に8時15分に到着します。空港に戻る予定は13時。主に三峡(祖師堂、老街、市場)、新北市陶芸博物館、鶯歌陶芸老街を巡ります(時間により多少の変更あり)。
午後の部はターミナル2から13時30分出発で、ターミナル1には13時45分に到着します。観光地は「中正紀念堂」と「龍山寺」となりますが、こちらは日本人に人気の観光スポットとなっており、日本からのツアーでも巡ることが多い場所。そこに無料で行けるのですからかなりお得と言えます。
無料ツアーの申し込みは、どちらも15分程の余裕を持って、受付を済ませておきましょう。
バスツアーで最初に立ち寄るのが中正紀念堂です。台北市中正区にある中華民国初代総統である蒋介石を顕彰した建物です。中正とは蒋介石の本名です。こちらでは蒋介石の生い立ちや中華民国の成立過程が、分かりやすく展示されています。バスガイドの英語による無料ガイドもあり、分かりやすいツアーとなっています。
そして有名なのが儀仗兵の交代式です。1時間毎に交代式が行われており、その規律正しくもキビキビした動きと、見事にそろった芸術的な様子は観光客を釘づけに。写真撮影は、兵士の動きに支障が無い限り自由となっていますので、自分なりの撮影を楽しんでみましょう。
台北市内最古と言われるのが龍山寺です。1738年に創建されたと言われますが、本尊は観世音菩薩であるものの本堂の周りには数多くの道教の神が祀られ、他にも三国志の関羽等、御利益のある様々な神が祀られています。
寺の作りは道教寺院と言えます。見事な色合いで見ていて飽きることは無いでしょう。
中正紀念堂と龍山寺で無料観光ツアーは終わりですが、空港から中正紀念堂まで渋滞が無く来ていれば時間に余裕があります。多くの場合、ツアーの二か所だけでは無く近くを観光出来ます。
龍山寺の前は広州街という通りとなっており、寺の左手に夜店がたくさん並び、こちらで様々な食べ物やお土産品の購入が出来ます。アジアの中でも台湾の夜市はとても有名であちらこちらにありますが、ここは観光途中で手軽に歩ける場所ですので、足を向けてみましょう。
夜店通りから華西街を通ると、台北でも有名な華西街観光夜市があります。ここは台湾夜市発祥とも言われる古い場所です。地元ならではの食べ物、漢方薬、そしてお土産品と楽しさ満載ですのでぜひとも歩いてみましょう。
帰りのバスは、待ち合わせ場所の確認を怠りなく、くれぐれも集合時間には遅れないようにしましょう。
バスの中は無料wifiの接続が出来ますので、便利に使うことが出来ます。また、帰りのバスの中ではアンケートがありますが、回答してくれた人には記念のポーチがプレゼントされることがあります。
このように、無料で観光出来る上に、記念品がもらえることがありますので、とても楽しい乗り換え時間と言えるかも知れません。桃園国際空港ではぜひとも、楽しい時間を過ごして下さい。
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(2024/4/26更新)
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