ギネスブック認定「世界一」を小豆島で発見!

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ギネスブック認定「世界一」を小豆島で発見!

ギネスブック認定「世界一」を小豆島で発見!

更新日:2013/09/30 16:43

カナマル トモヨシのプロフィール写真 カナマル トモヨシ 航海作家、船旅ジャーナリスト

関西や岡山、そして四国の高松などから船でアクセスできる小豆島。言わずと知れた瀬戸内海でも屈指の観光地だ。しかし、この島にあのギネスブックが認める正真正銘の世界一があることをどれだけの人が知っているだろうか?今回はこの「知る人ぞ知る世界一」を見つけるために、小豆島へやってきた。

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土庄、と書いて何と読むかわかるかな?

土庄、と書いて何と読むかわかるかな?

写真:カナマル トモヨシ

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フェリーでたどり着いたのは小豆島西部にある土庄。
とのしょう、と読む。
小豆島の西の端にあるとは言え、岡山そして高松といった県庁所在地とフェリーで結ばれており、アクセスは思ったよりも至便だ。
また、フェリーターミナル内にはお土産物屋、そしてなんといっても香川県に属する島ということで「うどん屋」もしっかりある。
うどんで腹ごしらえを終えると、ターミナルの前を走る254号道路を右手にまっすぐ進み、436号道路で合流したら、今度はこれを右手方向にひたすらゆっくり歩く。
この436号が終わるのは26号道路との合流地点。
26号道路を左折してひたすらまっすぐ歩く。
26号道路沿いは土庄の中心街のようで、銀行や郵便局、そしてさまざまな商店が立ち並んでいる。

一見、何の変哲もない川と橋に、気になる文字を発見!

一見、何の変哲もない川と橋に、気になる文字を発見!

写真:カナマル トモヨシ

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26号道路をまっすぐ進むと、やがて川に架かる橋が見えてくる。
永代橋という。
話によればここが世界一の舞台だというのだが…。
別に何の変哲もない川であり橋であるがなあ。
そんなことを思いながら、永代橋から港の方角を眺めると、ん?
「世界一」とか「ギネスブック」とか気になる文字が見えるじゃないか。
一風変わった橋なのか遊歩道かわからないが、ともかくそこへ行ってみよう!

なんと、ここが世界一狭い海峡であった

なんと、ここが世界一狭い海峡であった

写真:カナマル トモヨシ

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なんとそこには、
「世界一狭い 土渕海峡 ギネスブック認定」
とあった。

海峡といえば、津軽海峡とか関門海峡とかドーバー海峡。
対岸まではずいぶん距離のある広〜いもの、というイメージがあった。
しかし目の前にある海峡は、見事に狭い!
って言うか、これ川だと思っていたけど海なの!?

なお、土渕と書いて「どぶち」と読む。

町役場では横断記念証明書を発行

町役場では横断記念証明書を発行

写真:カナマル トモヨシ

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半信半疑で、川、じゃなかった海峡に架かる橋を渡ってみた。
1分とかからぬうちに渡りきってしまった。
するとこんな案内を発見。

世界一狭い「土渕海峡」横断記念証明書発行だって。
なんと土庄町長名義でのお知らせである。
発行を行っている土庄町役場は、この案内のすぐ目の前にある。
どうやら世界一狭い、というのはまぎれもない事実のようである。

なお、土渕海峡は全長2.5キロメートル。
最大幅は約400メートル。最狭幅は9.93メートル。
最狭部分は先ほどの永代橋がかかっているポイントである。
ギネスブックには1996年に認定されている。

世界一を体験したことを証明したい人は、とりあえず町役場へ行くことをおすすめする。

そして最後に小豆島について衝撃の事実が!

そして最後に小豆島について衝撃の事実が!

写真:カナマル トモヨシ

こうして世界一狭い海峡の横断を「無事」果たして、土庄港に戻った。
ここで小豆島について、衝撃の事実を見ることになろうとは…。

港近くの小豆島全図を見て驚いた。
自分は今日、小豆島の土を踏んだとばかり思い込んでいた。
しかし、先ほど訪れた土庄町役場があるのは「前島」という小島であり、
小豆島本島とは土渕海峡によって分け隔てられている存在なのであった。

土渕海峡の名前の由来を調べてみた。
前島側の土庄地区と小豆島本島側の渕崎地区から「土渕」となったのだとか。

土庄から小豆島に上陸し、永代橋を渡らずに島をあとにした皆さん。
くれぐれも「小豆島に行ってきたよー」と吹聴してはならない。

先ほど歩いた永代橋は、前島と小豆島本島の間の土渕海峡にかかる橋だ。
土渕海峡を渡る。
そこでようやく、前島の対岸にある小豆島本島に行ったことになるから。

マラソンしながら「世界一」を体感するのも面白い

こうして小豆島、いや小豆島に寄生するように寄り添った小島・前島の旅は終わる。
しかしこのちっぽけな島に、
世界ナンバーワンのスポットは確かに存在した。

ここで余談。
毎年11月に開催される瀬戸内海タートル・フルマラソンでは
この土渕海峡がスタートそしてゴール地点となっている。

今年はすでにエントリーを締め切ってしまったが、
足に自慢のある人は来年以降このマラソンに挑戦して
世界一の海峡を渡ってみるのも、面白い体験になるかもしれない。

掲載内容は執筆時点のものです。

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