霧の乙女号の名で知られるメイド・オブ・ザ・ミスト(アメリカ側)とホーンブロワー・ナイアガラクルーズ(カナダ側)は、この地を訪れる観光客のほとんどが乗船する定番観光の一つです。乗船するとアメリカ滝を横切り、カナダ滝へと水しぶきの中を進んでいきます。船首に立っているとまるで嵐の中にたたずんでいるよう。乗船時に配られたポンチョで荷物を守るのが精いっぱいです。
目の前に広がる迫力満点の滝、まさに絶景。天気が良ければ小さな虹が出て、その中を船が通っていきます。間近で見る虹もまた素敵です。
カナダ側乗船所では、対岸にアメリカ滝を眺めながら休憩できるオープンカフェもおすすめです。
カナダ側のウェルカムセンターに入口があるジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ。その名のとおり滝の裏側の壁に空洞があり、近くまで行って滝の迫力を楽しめるツアーです。空洞近くは滝の流れ落ちるごう音と突き刺すように差し込む水、滝の向こうの景色は全く見えないほどの勢いに圧倒されます。
滝の真横には展望台があり、滝、虹、霧の乙女号のコラボが見られます。これもまた絶景。
真横から見る滝の迫力も味わいつつ、目の前の絶景をゆっくり眺められる最高のポイントです。
アメリカ側のナイアガラフォールズ・ステートパーク内にある絶景ポイント。アメリカ滝のすぐ横、滝を見下ろす形で展望スペースがあります。水しぶきを浴びながら滝を見下ろすのもエキサイティング。
夕方からは滝のライトアップが始まるため、夕方以降に訪れるとカラフルな滝を間近に見ることができます。迫力の昼の滝、色とりどりの夜の滝、どちらも見ておきたい絶景です。
アメリカとカナダの国境をまたぐレインボーブリッジ。アメリカからカナダへは50セントの通行料、カナダからアメリカへは無料。簡単なパスポートチェックはありますが、この橋を渡ると気軽にアメリカとカナダを歩いて行き来することができるんです。
橋の中心部に立つと手前にアメリカ滝、正面にカナダ滝の絶景が広がります。
ここもライトアップの時間帯には目の前の2つの滝が美しく彩られ、ロマンティックな空間に変わります。
個人でナイアガラの滝へ行く場合、カナダのトロント空港または、ニューヨークのバッファロー空港からシャトルバスを利用しましょう。
滝付近では、アメリカ側はナイアガラフォールズ・ステートパーク内に見どころが多く、園内トロリーバスでの移動が便利です。また、5/26〜10/19まで運行するホップオン・ホップオフバスで周辺の観光地に行くことができます。
カナダ側はナイアガラ川沿いに広い範囲でアトラクションが点在しているため、ウェルカムセンターから各方面に走るバス(WEGO)を利用すると便利です。
5/20〜10/7まで運行。
ウェルカムセンターからレインボーブリッジまでは公園になっているので、滝を眺めながら散歩しても良いですね。レインボーブリッジ近くの街・クリフトンヒルは飲食店やショップ、娯楽施設が集まっています。この街はぜひ散策してみてください。
※バスの運行日程は2016年5月時点のものです。
実はナイアガラの滝は冬になると凍ってしまうんです。もちろん、凍った滝を見るのも幻想的ですが、初めてなら春から秋の大迫力の滝がお勧めです。これからの季節が見ごろ、ナイアガラの絶景を見に出かけてみてはいかがでしょうか。
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