ニッコウキスゲの見ごろの時期には、渋滞・環境対策のためマイカー規制が行われ、シャトルバスが運行されます。その場合は、喜多方市側の雄国萩平駐車場から、所要約25分のバスで金沢峠へ向かい、そこから徒歩約10分で木道のある雄国沼湿原です。
他のアプローチは、徒歩で向かう3ルート。磐梯山ゴールドラインの八方台登山口から猫魔ヶ岳を経由する「猫魔ケ岳やまびこ探勝路」(片道約3時間)、桧原湖湖近くの雄子沢(おしざわ)登山口からの「雄国せせらぎ探勝路」(片道約1時間半)、ラビスパ裏磐梯近くの北塩原口からの「雄国パノラマ探勝路」(片道約3時間)。どちらも、雄国沼休憩舎を経由し、そこから約30分平坦ルートを歩き、湿原に到着します。
湿原内は、木道が整備されていて、一周800メートル、一方通行の周回コースです。約20分のハイキングコースです。
木道を反時計回りに歩を進めると、次第に黄色い花々が広がってきます。
くれぐれも、木道を外れて、湿原に立ち入ったりしないで、ごみを持ち帰るなど、マナーを守りましょう。
湖面の青や周囲の山並みの緑にも映える黄色い花が、7月上旬にかけて見頃を迎えます。
できれば混雑を避けて、平日や早朝の散策がお薦めです。
湖越しに見える山並みも素敵に見えます。時間と体力に余裕があれば、シャトルバスを使用せずに、探勝路を山歩きして、雄国沼にアプローチしてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があります。
トイレ休憩ができる雄国沼休憩舎までは、八方台登山口からの「猫魔ケ岳やまびこ探勝路」と北塩原口からの「雄国パノラマ探勝路」で、それぞれ片道約2時間半。雄子沢登山口からの「雄国せせらぎ探勝路」で、片道約1時間。そこから約30分で、雄国沼湿原に到着です。
ただし、山歩きでは、熊に注意です。熊鈴やラジオなどで、存在を知らせ、突然の遭遇にならないようにしましょう。
磐梯山ゴールドラインの八方台登山口からの「猫魔ケ岳やまびこ探勝路」での絶景が、猫伝説がある奇岩の猫岩近くから、眼下に見下ろす雄国沼です。湿原が黄色く色づいているのも確認できます。また、雄国沼の上には、夏でも白い残雪がまぶしい飯豊山が顔を出します。
途中の猫魔ケ岳からは磐梯山や猪苗代湖・桧原湖も望めます。
湿原近くだけでなく、雄国沼を半周ほどするので、変化に富んだ景色も楽しめます。
春の雪解け後から初夏にかけて、さまざまな花が楽しめる雄国沼。国の天然記念物に指定されている「雄国沼湿原植物群落」花の楽園をぜひ訪れてはいかがですか?
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