山で焼いて溝で煮る?北海道「松尾ジンギスカン」で本場の味を堪能

山で焼いて溝で煮る?北海道「松尾ジンギスカン」で本場の味を堪能

更新日:2016/06/08 19:05

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター
北海道滝川市は、札幌と旭川の中間より少し旭川寄りの町です。新千歳空港から約1時間30分の場所にあります。ここは北海道の郷土料理でもある、ジンギスカンで有名な「松尾ジンギスカン本店」があります。札幌や新千歳空港、東京に支店があり、札幌大通公園のイベントでは毎回出店しています。北海道ではずせないジンギスカン、天然果汁とスパイスのみで作られた松尾の秘伝のタレ付きのラム肉を早速焼いてみましょう。

「松尾ジンギスカン本店」の清潔感があり寛げる店内!

「松尾ジンギスカン本店」の清潔感があり寛げる店内!

写真:ミセス 和子

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北海道滝川市にある松尾ジンギスカン本店は、お座敷や個室、パーテンション仕切りの3種類に分かれていますが、ご家族連れや一人旅ではパーテンションの焼肉スペースをお勧めします。

広々と大変清潔な店内は、匂いも気にならずゆっくりくつろぐ事ができます。お店のエントランスはお土産売り場になっていて、店内でも食べられているお肉や滝川の地ビール、滝川産の野菜で作ったドレッシングやソースなども販売されています。

兜ではないジンギスカン鍋!

兜ではないジンギスカン鍋!

写真:ミセス 和子

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パーテンションのテーブルには、この様にコンロの上に松尾ジンギスカン特製の鉄鍋が設置されています。鉄鍋の中央には「松」の印があります。松尾ジンギスカンのタレ付きのお肉が、最高に美味しく頂ける様に考えられたお鍋です。

創業者松尾氏は南部鉄の老舗「岩鋳」製のオリジナルの専用鍋を開発しました。今でも熱伝導や焼け方にムラのない様に安定した焼き上がりになる様に改良が継続されています。

美味しい焼き方は山で焼いて溝で煮る!

美味しい焼き方は山で焼いて溝で煮る!

写真:ミセス 和子

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鍋が熱くなったら、鍋の溝に野菜を敷き詰めます。野菜はもやし、玉ねぎ、人参、ピーマン、かぼちゃが定番ですよ。この時、鍋には油を引く必要はありません。

鍋の真ん中の山の部分にお肉を豪快にのせます。お肉の周りが白っぽくなったら、ひっくり返して裏はさっと焼く感じにします。

松尾ジンギスカン秘伝のタレを野菜にかけて、煮る感じで味を染み込ませます。野菜はタレと肉汁が混ざりより一層美味しさが増します。

肉はどんどん追加して、焦げないように気をつけます。そして最後に野菜の旨みが染み込んだタレにうどんを入れて締めます。

「滝川産菜花のグリーンサラダ」も頂こう!

「滝川産菜花のグリーンサラダ」も頂こう!

写真:ミセス 和子

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滝川市は日本一の作付け面積を誇る、菜の花畑で有名な観光地です。菜の花のシーズンには、菜の花のサラダも提供されています。地元産の野菜と一緒に盛り付けた「滝川産菜花のグリーンサラダ」もおすすめです。

下茹でした菜の花やグリーンアスパラ、新鮮な生レタスや水菜、ラディッシュを特製ドレッシングとレモンで、頂いてみましょう。フレッシュな味わい、とても美味しいサラダですよ。

松尾ジンギスカンの美味しさのルーツは?

松尾ジンギスカンの美味しさのルーツは?

提供元:松尾ジンギスカン本店ホームページ

http://www.matsuo1956.jp/shop/takikawa/地図を見る

松尾ジンギスカンの始まりは、創業者である松尾氏が「誰もが美味しいと思える味付け肉を作りたい」と言う思いから始まりました。当時の羊肉は独特の臭いがあり、この臭みを消す事が最大の課題でした。

秘伝のタレは、生ニンニクは使わず、リンゴ、タマネギ、生姜、醤油そして創業以来変わらぬ香辛料です。リンゴとタマネギは毎日ジュースにして仕込みます。

そして松尾ジンギスカンのマトンとラムは、オーストラリアとニュージーランドの良質な牧草で飼育された羊を厳選して使います。羊肉は部位によっても、脂肪の量や風味が異なるため、たくさんの部位の中からジンギスカンに合う美味しい部分を選び、余計なスジや脂を手作業で丁寧に取り除いたお肉が使われます。

伝統を守り、こだわりの製法で作り続けている松尾ジンギスカンが高く評価され、美味しいのが分かりますね。

おわりに

「松尾ジンギスカン滝川本店」のジンギスカンは如何でしたか?新千歳空港では、3階レストラン街にも2店舗の支店があります。タレ付きの羊肉を是非一度食べてみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/05/21 訪問

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