写真:天草野 黒猫
地図を見る自然に溶け込む古民家風の佇まいの「山みず木」。木のぬくもりを感じられる館内はとてもおちつける空間です。
そして、お部屋に入ると古民家風の木の床なのに畳以外の板間には床暖房が入っています。これは温泉の脱衣所なども同じで、宿泊客の足元まで考えた驚きの心遣いです。しかも、いかにも床暖房を使っています!という様な床ではなく、古い床をそのまま床暖房にしてあるのがなんとも全体の雰囲気をこわしていなくてステキです。古きよきものを活かしつつも、便利さも取り入れてあるのが「山みず木」の特徴ともいえます。
各お部屋には挽きたての珈琲が飲める様に珈琲マシーンが備え付けてあるのもありがたい。外の風景をみながら、TVをみながら自宅の様にゆっくり珈琲がいただけます。浴衣も違う模様の浴衣が2枚ずつ。宿泊客のくつろぎを考え抜かれた館内です。
お部屋もいろんなタイプがあるので、混み合っていなければホームページでお部屋タイプを見て選んでおくのも楽しいです。予約は6ケ月前から。このお宿はかなり混み合うので、予定がきまったら早めに予約しておくのがお薦めです。
写真:天草野 黒猫
地図を見るやっぱり温泉地ではお風呂のクオリティを求めますよね。その点では「山みず木」のお風呂は1日に何度でも入れる、いえ、入りたいお宿です。
内風呂の他に大きな露天風呂が男女各1つずつある「山みず木」。川沿いに作られている大きな露天風呂は清流のせせらぎを聞きながら、葉ずれの音や鳥の鳴き声。四季折々の自然の中で入湯できます。お昼間は木漏れ日をあびながら、夜は夜風を感じながら、ゆっくり解放されていく心と体。
そして、「山みず木」のおもしろいのは女性用の露天風呂、「森の湯」と内湯の「風人の湯」の間が「裸の散歩道」となっていること。裸のまま川沿いをお散歩しながら行き来できます。お湯でほぐれた体がさらに解放されるおもしろい体験ができます。
写真:天草野 黒猫
地図を見る温泉と並んでお宿の楽しみは食事ですよね。「山みず木」のお食事は地元の食材を使い、ちょこちょこたくさん、あきない、美味しい!お料理です。
お米は地元の小国米。熊本ですので馬刺しや赤牛など名産がたくさんでてきます。でもメインだからと1つのお料理が食べきれないほどたくさん出てくるのではないのがいい。たとえば赤牛と大根が組み合わせてあったり、やまめ一つにも川の石の上にもられていたりと見せ方も工夫されている。
ちょこちょことたくさんでてくるお料理は女性にはうれしい。そして、できれば色んな地元の物を食べてみたい旅人にもうれしいお料理です。お料理は別室で、それぞれ仕切られた個室でいただくのですがお部屋係りの人が配膳してくれて、自然とお話もはずみますよ。
写真:天草野 黒猫
地図を見るお湯よし!食事よし!でももうひとつ、いい所。人がいいお宿です。それはお宿に一歩入ってすぐに感じられる事です。
掃除の行き届いた館内。華美になりすぎず、新しい物をとりいれ、古いものも愛でつつ作られているリビング。床ももちろんぴかぴかで、季節のお花も朝つんできたんだろうなと思わせるいきいきした表情をみせています。そう思わせるのは毎日ここで働いているスタッフの方の日頃の準備のたまものなのだろうと思わせてくれます。
ホテルと違って、お部屋に案内係りの方がついてくれますがほどよい距離で気さくで明るく気持ちの良い接客です。フロントの人、売店の人、どのスタッフも行き届いた対応です。せっかく温泉宿に宿泊するのなら、やっぱり気持ちよくすごしたいもの。そのためにかかせない全ての事が行き届いたお宿です。
写真:天草野 黒猫
地図を見る黒川温泉のおもしろい所は色んな泉質の温泉が楽しめる所です。黒川温泉の中央にある「旅館組合」にいくとかわいい木でつくられた「入湯手形」が販売されています。
1枚1,300円(税込)で各旅館の露天風呂3ケ所をはしごできます。特典として入湯手形の呈示で、各旅館やお店で割引やサービスを提供している所もありますのでチェックしておくとお得です。入浴時間は午前8時30分〜午後9時まで。事前に混み具合や営業状況を確認できるQRコードなども提供されていますので、購入時に確認しておきましょう。
また、3軒は湯疲れするかもという方も大丈夫です。入湯手形の有効期限は半年。もし残ってもまたきて入浴する事もできます。温泉好きで3件では足りない!という方には「黒川温泉湯めぐり完全制覇賞」も用意されています。温泉好きの方はぜひ旅館組合でチェックを!
旅館組合には、タイミングが合えば「温泉ソムリエ」の資格をもったスタッフの方もいて泉質の違いを活かして、「肌が敏感な方の美人湯めぐり」「体質改善の湯めぐり」など、泉質によって入る順番のお宿をチョイスし説明してくださいます。気軽に情報を確認してみてくださいね。
九州で一度はいってみたいと人気の黒川温泉ですが、おすすめの「山みず木」いかがでしたでしょうか。数ある温泉旅館の中でもお湯も食事も人も、全てが自信をもってお薦めできるお宿です。このクオリティを有名な温泉地で求めると料金もかなりお高くなるはずなのに、宿泊しやすい料金も魅力です。
交通としては、阿蘇の雄大な景色を堪能してドライブされたい方にはレンタカーがお薦めですが、福岡空港、熊本空港からはバスもでています。山あいの里で、ゆっくりのんびり日頃の疲れを落としにいきませんか。
■福岡空港から 西鉄バス 福岡から黒川温泉直便
■熊本空港から 九州横断観光バス 黒川温泉下車
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(2024/4/26更新)
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