写真:浅井 みら野
地図を見る六本木ヒルズのランドマーク、森タワーの前に設けられた66プラザはベンチや木々があり、ちょっとした休憩スペースです。また、六本木ヒルズの玄関口でもあります。その玄関口で9mを超える巨大なブロンズ製の蜘蛛が訪問者をお出迎え。最初見た時はその巨大さやインパクトに圧倒されますが、連日観光客が訪れる記念撮影スポットなんですよ。
フランスの彫刻家ルイーズ・ブルジョワ氏の作品で、この作品はNYやEUなど世界9ヵ所で展示されています。フランス語で母親を意味する「ママン」。嫌いだった蚊を退治してくれる蜘蛛をルイーズ氏は好んでおり、忍耐力がある蜘蛛に母親を重ねました。蜘蛛の下に入れば8本の細長い足に囲まれ、まるで守られているようです。
六本木ヒルズでは、この場所に世界中から人が集まり、出会い、そして新たな価値や知恵が生み出され、ママンが抱く卵のように大切に孵化されて拡がっていくよう願いを込め、この作品をメインエントランスであるこの場所に設置されたそうです。
写真:浅井 みら野
地図を見る多数のショップが並ぶウェストウォークには男性が喜ぶ壁画が。RPGゲームで有名なファイナルファンタジーシリーズで、キャラクターデザインを担当した天野喜孝(あまのよしたか)氏が描いた「百鬼夜行」がウェストウォーク4Fに展示されています。
壁画に描かれた天女にモンスター、神々はどれも個性的で、ひとつひとつじっくりと見てしまいます。回廊状に描かれているので、まるで永遠に続く行列のようですね。東京に渦巻くエネルギーを表現された一枚。東京が持つ様々な熱やパワーが感じられます。
写真:浅井 みら野
地図を見る池の上に浮かぶ「Kin no Kokoro」は、フランスを代表する現代美術作家ジャン=ミシェル・オトニエル氏の作品。金箔を貼られた球体が数珠状でハートを表現します。人工物が周囲の自然と見事に調和してますね。六本木ヒルズと森美術館の10周年を記念して作られた作品です。見る方向でハートがメビウスの輪の形に変化しますので、是非見つけてくださいね。
こちらの作品が置かれたエリアは「毛利庭園」と呼ばれ、江戸時代に毛利家の大名屋敷の庭園として誕生したことに由来します。現在は、六本木ヒルズの緑のシンボルとして、回遊式日本庭園を作庭。春には桜、秋は紅葉と季節折々の植物を楽しめるだけでなく、池や滝など設けられ、水の音が都会の喧騒を遠ざけてくれる憩いの場所です。
写真:浅井 みら野
地図を見るくねくねと自由に折れ曲がった赤いリボンのようなデザイン。道端に設けられ、実際に座ることもできるアートです。内田繁(うちだ しげる)氏がデザインした「愛だけを…」。ジャズの名曲「I Can’t Give You Anything But Love…」をタイトルに持つこの作品は、モノからある種の重力を取り除きたいと考え生み出された作品です。意思を持ち、まるで今にでも動き出しそうですね。
六本木けやき坂通りには、写真のような芸術性溢れる作品が13点もあります。どれも個性派揃いの作品ですよ。普段は見ることしかできない現代美術を、触るだけでなく座れることもできるのが嬉しいですね。
写真:浅井 みら野
地図を見るアート巡りの休憩場所でお勧めなのが、六本木ヒルズに4店舗あるスターバックス。どこにでもあると思いきや、こちらの4店舗しか飲めない限定メニューがあるのです。「ソイハニーグラノラフラペチーノ」は、クリームベースのフラペチーノに豆乳、ハチミツ、ナッツ類などが豪華にミックスされ、甘さスッキリで飲みやすいドリンクです。ナッツのザクザク感もたまりませんよ。甘くて冷たい飲み物、疲れた身体には溜まりませんね!
六本木を文化の中心地にしよう、そのアイデアの下で始まった「六本木パブリックアート&デザインプロジェクト」。世界中で活躍される20名以上のアーティストやデザイナーの作品が六本木ヒルズ周辺でご覧になれます。普段見慣れた自然風景、家具にまでアートや文化を見つけられる。日常にアートを溶け込ませた六本木ヒルズの街づくり。ぶらぶら散策するだけでも十分に刺激を得られますよ!
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/27更新)
- 広告 -