写真:凜風 杏花
地図を見るトマトは夏のイメージですが、高温多湿を嫌うトマトは、春〜初夏と秋〜初冬が最も美味しい時期というのはご存知でしたか?
また、日曜市の多くのお店で販売されている「フルーツトマト」は、品種名ではなく、味を濃縮した糖度の非常に高いトマトのこと。写真の「フルーツショップオザキ」さんでは、その場で食べることができ(1個100円)、甘さとジューシーさに驚いて、もっと購入…ということになる方が多いようです^^
フルーツトマトで有名なのは「徳谷(とくたに)トマト」。これは高知市、徳谷地区の塩分を含む土壌で、あえて成長を遅くし、小ぶりで特に糖度が高くなるよう栽培されたもの。12月頃から出荷が始まり、2〜4月頃が一番おいしいのですが、生産数が限られる上に超人気のため、手に入りにくい「幻のトマト」でもあります。上級品ならキロ1万円以上という、まさに最高級ブランド…日曜市で出会えたら、幸運と思って購入するのもアリですね♪
写真:凜風 杏花
地図を見るこの具材はなんだろう、と思わずのぞき込んでしまうお寿司は、みょうが、たけのこ、手作りこんにゃくなどがのっていて素朴な味わい。あちこちのお店で売られていますが、店によって少しづつ内容が違います。値段も手ごろで150〜500円程度。中には、土佐らしく豪快に、鯖をまるごと一匹お寿司にしている姿ずし(1500円)も☆
お寿司と共に、まんじゅうや餅菓子まで販売しているお店も多く、「早朝から店を開けるために暗いうちから…場合によっては徹夜で作ることもある」とか。気さくなお国言葉でのやりとりに、旅気分が高まりますが、それにしても土佐の女性って働き者!!
写真:凜風 杏花
地図を見る長い行列が出来ている「大平商店」さんは天ぷらの店。中でも「いも天」という品が飛ぶように売れています。いも天はさつまいもを4〜5センチに切り、衣をつけて揚げたシンプルなもの。さつまいものホクホクの甘さと、カリカリの衣とのコラボで、いくらでも食べられそう。
もちろん、熱々が一番美味しいので、食べながらお店めぐりをしている方も多く、値段は6〜7個入ったもので250円。
写真:凜風 杏花
地図を見る土佐沖でとれた海産物を扱っているところもたくさんあり、こちらは大月町が出しているお店。帰ってから後悔しないように必ず試食をしてくださいと、その場で焼いたものをどんどん勧めてくれます。思わず「ご飯がほしい」と言ってしまいそうになりますよ!
写真はきびなごを味醂干にしたもの。ごはんのおかずにも、お酒のおつまみにもぴったりで1袋400円。それにしても、旅先の空の下で食べるものは、どうしてこんなにおいしいのか…これって旅の七不思議のひとつですよね。
写真:凜風 杏花
地図を見る高知駅から南へ10分ほど歩き、追手筋を西へ50メートルほど入ると、写真のようなテントの始まり。日曜市は、ここから高知城のふもとまで約1.3キロにわたって続きます。
日常の買い物に訪れる地元の方も多く「今日、あれあるんな?」「ひとつだけ残っとるきに」などという会話も聞こえ、その都度、あれって何?と立ち止まるので、なかなか前に進まない(^_^;)それでも、刃物や植木、骨董などのお店が増えてくると、高知城に近づいたしるし。そこまで歩けば、せっかくですから、お城見学もしてみてはいかがでしょう。
高知日曜市
【開催日】毎週日曜日(1月1日・2日と、よさこい祭り開催期間中の日曜日はお休み)
【開催時間】夏時間(4月から9月)5時〜18時
冬時間(10月から3月)6時〜17時
☆早朝からお店を開いているため、午後は品薄になる場合もあり。
☆逆に、閉店間際になると値引きやおまけがあることも。
☆いっぱい買っても、宅配便や郵便局のブースで発送可能。
☆観光案内所にはボランティアガイドさんが待機、パンフレットも豊富。
多すぎてまだまだご紹介しきれない日曜市のお店や品々。ぜひ、ご自分の目で確かめて、美味しいもの、掘り出し物をいっぱい見つけてきてくださいね(^_^)/
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(2024/4/25更新)
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