キラキラと輝く鍾乳石にうっとり!沖縄県「石垣島鍾乳洞」

キラキラと輝く鍾乳石にうっとり!沖縄県「石垣島鍾乳洞」

更新日:2016/05/18 17:41

ShinYah シンヤのプロフィール写真 ShinYah シンヤ 音楽・旅行ブロガー、ピアノ作曲家
美しい海に代表される沖縄県は、鍾乳洞の数としても日本一を誇ります。そんな沖縄県の八重山諸島に浮かぶ石垣島には、サンゴ礁が創り出した白くて美しい鍾乳石を見る事の出来る「石垣島鍾乳洞」があり、宝石の様に輝く石筍やつらら石は必見!ぜひ訪れて頂きたいスポットです。

まるで竜宮城の様な洞窟入口

まるで竜宮城の様な洞窟入口

写真:ShinYah シンヤ

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石垣島には大小19もの鍾乳洞が確認されていますが、この石垣島鍾乳洞はその中でも最大規模を誇る洞窟で、全長は確認されているだけでも3,200メートル、そのうち660メートルが観光洞として公開されています。
観光洞としては日本最南端にあり、元々は「竜宮城鍾乳洞」と呼ばれていましたが、2002年に今の名前に改称されています。その名前の示すが如く、洞窟の入口はまるで竜宮城を思わせる様な特徴のある外観をしています。

高温多湿の鍾乳洞

高温多湿の鍾乳洞

写真:ShinYah シンヤ

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一般的な鍾乳洞の気温は14〜15度である事が多い中、石垣島鍾乳洞内の気温はおよそ23度。更に湿度は90%以上あり、撮影に使用するカメラのレンズが曇ってしまう程です。
そんな高温多湿な環境が作り出す鍾乳石は、その成長速度が3年でおよそ1mmと日本一の早さを誇り、それが20万年にも渡る長い歳月をかけてダイナミックな景観を創り出しています。

キラキラと輝く鍾乳石

キラキラと輝く鍾乳石

写真:ShinYah シンヤ

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石垣島鍾乳洞の最大の魅力は、その鍾乳石の美しさ!サンゴ礁のはたらきで形成された石灰岩は、照明の光を反射して宝石をちりばめた様にキラキラと輝きを放ちます。また南西諸島という土地柄に加え、観光洞としての開洞から比較的日が浅い事もあって、その他の鍾乳洞と比較して人の呼吸による二酸化炭素の影響をあまり受けていない為、酸化が進んでおらず鍾乳石の黒ずみが少ないのが特徴です。
洞窟内では、真っ白で美しく成長著しい石筍やつらら石を余すことなく見る事が出来ます。

ユニークな名前の鍾乳石

ユニークな名前の鍾乳石

写真:ShinYah シンヤ

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洞窟内には「おちてたまるか!受験石」や「鍾乳石トトロ」など、その形を生かしたユーモアたっぷりの名称が名づけられた鍾乳石を見る事が出来ます。洞窟内は多少段差があるものの比較的歩き易い導線になっているので、小さなお子様を連れてトトロの横で記念撮影されるのも良いでしょう。

さいごに

石垣島鍾乳洞には、この洞窟が遥か昔海の中にあった事を示す「シャコ貝」の化石を見る事が出来ます。その他にも太古の歴史を実感できる様々な貝の化石がありますので、探検しながら探してみるのも面白いです。
美しい鍾乳石と迫力ある景観を見に、ぜひ石垣島鍾乳洞を訪れてみて下さい。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/17 訪問

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