ご紹介する「慶山」は、中央本線「石和温泉駅」から徒歩で約５分の距離。東京から特急電車で、約１時間３０分という便利な場所にあります。
宿がある石和温泉は、昭和３６年にブドウ畑から温泉が湧いたのをきっかけに、温泉地として栄えた地。２０１６年現在では、約３６軒の温泉宿が軒を連ねています。ここ「慶山」は創業５６年目を迎え、湯量豊富な自家源泉を使っての大きなお風呂が自慢の宿です。
この宿の部屋数は１１８室。およそ５００名が宿泊できる大規模な宿です。
こちらは大浴場の美肌の湯「花野」です。まるでプールと見間違えるような大きさ。大浴場は大勢の人に対応できるように、広々とした作りになっていて、数十人は一度に入れるダイナミックなお風呂です。
ここで驚いてしまうのが大きさだけでなく、ここに湛えられている湯は、源泉かけ流しだと言うこと。湯量が豊富だからこそ成し得ることで、お風呂の中央ではまるでチョコレートファウンテンのように、豪快に湯が湧き出ています。見るからに、温泉を満喫できるような豪快な湯で、こんな湯に入れるなんて滅多にないはずです。
こちらは、岩大露天風呂「六花仙」です。石造りの趣ある露天風呂に入れ、深さがあるので、肩までたっぷり浸かることができます。温泉は、ぬるっとするような感触の湯。２ヶ所ある大浴場（内風呂）の名前は「美肌の湯」と付けられている通り、美肌に効果てき面の湯です。入浴後の肌は言うまでもなく、しっとりとした滑らかな肌に様変わり！
温泉の効果は、美肌だけでなく、腰痛に良いとされ、噂を聞きつけた地元の方が、リピートして日帰り入浴に訪れるほどで、効能確かな湯です。パウダールームには、乳液などのアメニティーが揃っていて、何かと便利です。大浴場のお風呂は、打たせ湯や、ジャグジー風呂、サウナ、ミストサウナなど、多彩なお風呂もあるので、お風呂好きには堪らないところかも知れませんね。
【温泉データ】
泉質：アルカリ性単純温泉（低張性アルカリ性温泉）
源泉温度：３９．４度 ｐＨ９．０
外来入浴：あり
こちらは夕食の一品。プランによって、内容は異なりますが、これは甲州ワインビーフのサーロインステーキです。ステーキは、２、３切れと少しの量ですが、個体識別番号や個体情報、生産者が明記された説明書が付けられています。こんな些細なことも大切にしている宿の配慮が嬉しいですね。そのおかげで安心して食べられ、口の中でとろけるような本格的な美味しさを楽しむことが出来ます。
夕食では、前菜からデザートの水菓子まで様々な料理を頂け、山梨を訪れたら欠かせない、甲州名物「宝刀（ほうとう）」も食べられますよ。天ぷらに至っては、個室にわざわざ来て目の前で揚げてくれるなど、ただ食事を出すのでなく、熱いものは熱いうちに提供するという、こだわりが感じられます。
宿は、全国の主要旅行会社の社員から、施設・料理・サービス・雰囲気などを加味して投票される「人気温泉旅館ホテル２５０選」に５年以上入選した５つ星の宿です。
夜食が知らない間に用意されるなど、ちょっとした嬉しいサービスを受けられます。パティシエが作った水菓子などですが、ただ水菓子が置かれているのではなく、女将からの手紙も添えられています。客の心をあったかい気持ちにさせてくれるような手紙。流石は選ばれた宿と思ってしまうほどで、仲居さんの気遣いや対応も素晴らしいですよ。
「華やぎの章 慶山」は、同じ「慶山グループ」の姉妹館「ホテル甲斐路」への無料送迎＆湯巡りができるので、詳しくは下記ＭＥＭＯ【華やぎの章 慶山】よりご覧下さい。
宿では、毎日２１時から「慶山太鼓ショー」が繰り広げられます。太鼓ショーは、宿の従業員が心を込めて演奏し、披露される曲はすべてオリジナル。見逃さずにご覧下さいね。宿は「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に参加していて、誰でも心ゆくまでお風呂を満喫できる宿です。滞在中に、靴を磨いてくれる、帰る際はフロントに連絡すれば荷物を取りに来て運んでくれるなど、最後の最後まで、とことんサービスを受けられます。お風呂の広さや湯量、泉質まで、訪れた人すべてを満足させるような驚きの宿なので、是非足を運んでみては如何でしょうか？
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(2024/4/26更新)
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