和の風情を身体全体で感じよう!京都八坂に位置する石塀小路

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和の風情を身体全体で感じよう!京都八坂に位置する石塀小路

和の風情を身体全体で感じよう!京都八坂に位置する石塀小路

更新日:2016/05/22 18:10

木村 優光のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

石塀小路は京都市東山区の八坂地区に位置し、京都の中でも一番和を感じることができる小路です。しかし完成は意外と早い大正時代で、京都市電で使用されていた石畳を敷いたことから始まりました。現在では重要伝統的建造物群保存地区として、京都の小路の代表的存在になりました。季節問わずいつでも見ることができるため、京都を訪問したら迷わず行くべきスポットのうちのひとつ!和の風情を感じる旅に出かけてみましょう!

昼間は木塀のぬくもりに身を任せて和の雰囲気を味わう

写真:木村 優光

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京都で最も静寂を保った場所のうちのひとつである、石塀小路。京都でも屈指の八坂と呼ばれる観光地にありながら、車の通行が不可能な道幅であることや、多くの観光客が行き来する高台寺道と、下河原通りに挟まれたエリアにあるにも関わらず、入口が見つけづらいことで、通行する人は地元の方がほとんどです。

特に一見、普通の京町家なのか料亭か旅館なのかわからないくらい、木塀に覆われた建物が多いですが、それだけでも和の風情を十分に感じることができます。なお、その建物が何かは、表玄関をよく見ないとわからないことがよくありますが、その辺の難しさも京都ならでは!

そして昨今では映画やドラマのロケ撮影スポットとして、お茶の間にも映し出されることが多くなったため、京都へ一度も訪問したことがない方でも、写真の風景に見覚えのある方も多いでしょう。写真などの媒体で見るのも良いですが、やはり石塀小路の良さは生で見て初めてわかるもの!京都訪問の際には石塀小路への訪問を非常にオススメします。

和の雰囲気の中に突然現れる赤レンガ造りの塀

写真:木村 優光

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石塀小路でも料亭や旅館がそれほど多くないエリアに、赤レンガ造りの塀に面した場所もあります。位置的に圓徳院の敷地の西側で、この塀は外国から輸入した赤レンガを築いて造ったもので、周辺は和の雰囲気が強く漂う中に、洋風の赤レンガ造りの塀がひときわ目立つエリアとなっています。

石塀小路の造られた時代が大正時代ということもあって、この赤レンガ造りの塀がある辺りは、特に大正ロマンを強く感じることができるでしょう。赤レンガ塀の下段は、石塀小路の名の元となった石塀が綺麗に積まれています。

なお、石塀小路の中には2箇所ほど行き止まりがありますが、基本的には高台寺道と下河原通をショートカットする小路です。こういったショートカット小路のことを京都では辻子または図子(両者とも「ずし」と読む)といい、行き止まりの小路を路地(ろうじ)と呼びます。京都ならではの呼び名を少し学んでから石塀小路を訪問すると、またひとつ違ったものが見えてくるかもしれません。

曲がりくねる塀に反射する明かりによってさらに情緒あふれる空間に!

写真:木村 優光

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昼間の石塀小路も非常に風情はありますが、石塀小路の良さがさらに出る時間帯としては、夕刻以降!日没も深まると各料亭や旅館の表玄関に明かりが灯り、薄暗い木塀の辻子がさらに情緒あふれる空間と化します。

ライトアップ夜景の部類になりますが、明るすぎない明かりが木塀などに反射し、それはもう和の最高傑作!しかも石塀小路は曲がりくねる箇所が多いため、明かりの反射率が多く、優しい明かりにも関わらず、あちこちの木塀や石塀、石畳に反射するため、幻想的な雰囲気を味わうことができます。

石塀小路から祇園の繁華街までは、徒歩で約10分ほどの距離で離れていますが、祇園の夜は賑やかな繁華街に対し、石塀小路はしっとりとした静寂の夜のイメージがあります。さらに祇園との距離感と入口の分かりにくさから、石塀小路は静かな祇園の奥座敷といったイメージにピッタリ!

雨天だからといって京都旅行は諦めるな!雨の夜の石塀小路の魅力!

写真:木村 優光

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雨の夜に石塀小路を訪問すると、濡れた石畳が和の風情を最大限に表し、そこへ料亭などの明かりが反射する様子はまさに絶景!特におすすめなのが雨上がりの夜!他府県から京都へ旅行する場合、雨天ですとキャンセルする人が多いでしょうけど、雨の京都も風情がありとても素晴らしい光景を見せてくれます。雨だからと言って京都旅行をキャンセルするのはもったいないですよ!

稀ですが、雨の日に舞妓さんや芸妓さんが、番傘を指してお客様のいる料亭に急ぎ足で向かう姿も見ることができます。木塀背景にそんな姿を見ることができれば、日本映画のワンシーンを見ているかのよう!

そして、石畳に響く下駄の音色を聞きながら、写真のような雨上がりの夜の石塀小路を練り歩けば、雨の京都旅行の一コマは完成したものと同然!付近にはレンタル着物店もありますので、着物に着替えて番傘を指して石塀小路を歩けば、最高の思い出となることでしょう。

四六時中魅力満載な京都は八坂の石塀小路!

京都の風情ある石塀小路、いかがでしたでしょうか。石塀小路は季節限定のスポットではないため、いつ訪問しても和の風情を感じることができます。そのため、京都旅行の際には必訪!特に雨上がりの夜は最高の風情を感じることができるでしょう。

周辺は観光スポットが非常に多く、高台寺道や下河原通りは観光客で混雑していますが、静寂を求め、石塀小路経由で他の観光スポットへ向かうもよし!

石塀小路へは京阪電車祇園四条駅から徒歩で約15分ほどありますが、京都の街並みを観光しながら歩いていれば、15分などあっという間に過ぎるでしょう。入口には大正レトロの外灯があるので、注意して見ていればすぐに見つけることができるでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/29−2015/07/18 訪問

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