月のクレーターや土星の輪も見える!北八ヶ岳・高見石小屋の夜

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月のクレーターや土星の輪も見える!北八ヶ岳・高見石小屋の夜

月のクレーターや土星の輪も見える!北八ヶ岳・高見石小屋の夜

更新日:2017/02/02 13:25

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

長野県と山梨県を分ける八ヶ岳連峰は、なだらかな北八ヶ岳と急峻な岩峰群の南八ヶ岳の二つの顔を持ちます。その北八ヶ岳の真ん中あたりに位置するランプと星空の宿・高見石小屋。街の明かりが一切届かないロケーションは、最高の星空を見せてくれます。小屋のスタッフによる冬の澄み切った星空観察会では、なんと!月のクレーターや土星の輪を見ることが出来るのです。冷えた体は、暖炉やこたつで温め、雪山の夜は更けていきます。

高見石小屋へは、賽の河原を登り詰め

高見石小屋へのスタート地点は、JR茅野駅。そこからバスに揺られて、渋の湯の登山口へ。

写真:SHIZUKO

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ここから2時間、高見石小屋への最後の難所は「賽の河原」と呼ばれる、岩がゴロゴロとした登りにくい場所。ここまでは、樹林帯を登ってくるので、眺望が開け、嬉しい! と感じるのですが、なかなか登りにくいところです。岩の間に足を挟まれないように、どこに足を置くか考えながら進んでいきましょう。ここを「賽の河原」と名付けた先人のセンス。歩いていると、まさに、賽の河原だなーって思うことでしょう。

高見石小屋は星空観察所?!

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賽の河原を登り切ると、ほどなく「高見石小屋」に到着。出発時間にもよりますが、日の入りが期待できる時間なら、躊躇せずに小屋の背後の高見石を登りましょう。ここから見る日の入り、最高です。

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高見石小屋は、麓の街明かりが届かない場所にあるので、星空観察の絶好地でもあります。小屋には天体望遠鏡が供えられていて、天気が良ければ夕食後、小屋前のテラスで、スタッフの方が星空観賞会を開催してくださいます。防寒対策をして、ぜひ、参加してください。ここでしか見られない星空に大感激です。

山小屋では珍しいパン朝食

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高見石小屋は、山小屋なのでお風呂はもちろんありません。宿泊している2階には、小用のトイレはありますが、本格的にトイレに行きたい時は小屋の外に出る必要があります。そんな不便さも山小屋ならでは。大自然の中で過ごす一夜を大切に体感して下さい。宿泊場所の小屋2階には、炬燵・ストーブがあり、1階の温められた空気でほんのり暖か。ゆっくり体を休め、明日に備えます。

お楽しみの朝食は、山小屋ではとても珍しいパン朝食!
温かいロールパンにウインナー、コーヒー・紅茶と、普段パン食の方にとっては嬉しいですね。

天然のスケートリンク・白駒池

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翌日は、全面凍結する白駒池に行ってみましょう。

高見石小屋を出発して、およそ1時間で白駒池に到着。真っ白に凍っている池ですが、初めはちょっとおっかなびっくり。誰だって、ちょっと心配しながら池の氷の上に立つことでしょう。でも、大丈夫。ここは、かつてスケートリンクとして活躍していた場所。こんなに広い池が凍ってしまうという事実。本当に氷が割れないの?
信じられない気持ちと、美しさに圧倒される心がせめぎ合うことでしょう。

中山展望台の大展望

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白駒池を後にして、高見石小屋までいったん戻り、次は大展望の中山展望台を目指します。樹林帯のゆるい登りを登り切ると、風が強いけど、360度の大パノラマ・中山展望台です。南・中央・北アルプスの山々が、まるで写真のように見渡せます。山の名前を知らない人も、その美しさには圧倒されるでしょう。

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帰りの道は、大人気の黒百合ヒュッテの前を通ります。休憩して、コケモモティーと、ケーキを楽しむのもお勧めです。

雪山入門の最適地

雪山に登ったー! という充実感が味わえる、安心安全なコースです。とは言うものの、雪山に初めて行く方は、必ず山岳ガイドか、しっかりした経験者とともに入山してください。

お天気が良い時は、自分達だけでも大丈夫な気持ちになってしまいますが、お天気がいい時なんて殆どないと思いましょう。ちょっとでも天候が悪くなると、初心者だけでは全く手も足も出ないのが雪山。ハードルが高いけど、安全を担保できてこその山です。地図読み、天気読みが完璧にでき、ルートファインディングも完璧! と自信が持てるまでは、経験者に頼り、無謀な登山は控えましょう。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/19−2015/12/20 訪問

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