岐阜でお気に入りの器に出会う!土岐美濃焼まつりと窯里めぐり

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岐阜でお気に入りの器に出会う!土岐美濃焼まつりと窯里めぐり

岐阜でお気に入りの器に出会う!土岐美濃焼まつりと窯里めぐり

更新日:2017/04/04 17:55

和山 光一のプロフィール写真 和山 光一 ブロガー

岐阜県土岐市は陶磁器の生産量で日本一のシエアを誇る美濃焼の一大産地です。毎年GWの5月3〜5日には日本三大陶器まつりの一つ土岐美濃焼まつりが開催されます。道の駅「志野・織部」に隣接する名古屋ドーム約5個分の広さを誇る会場の織部ヒルズでは、300店舗以上の出店があり、破格の値段で購入できます。陶器の販売以外にも様々な催しがありますよ。市内の美濃焼の里「駄知」や「下石」の窯元めぐりも併せて如何ですか。

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日本三大陶器まつり「土岐美濃焼まつり」

日本三大陶器まつり「土岐美濃焼まつり」

写真:和山 光一

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「土岐市」は岐阜県の南東部、名古屋市から北東へ約40KMのところに位置し、昔から良質な陶土が採れることで知られており古くから「美濃焼の街」として知られてきました。岐阜県東濃地区で作られた陶磁器全般を美濃焼と呼びますが、なかでも土岐市は織部・志野などの産地として知られ、日本の陶磁器生産量の約半分を占めています。

5月の3,4,5日に開催される日本三大陶器まつり「土岐美濃焼まつり」では、会場となる「織部ヒルズ」内に300軒以上のテント市が並び多くの人でにぎわいます。陶器廉売市、陶器蔵出し市、作陶家・クラフト工芸家手作りストリートができ、他にもロクロ体験やスタンプラリーなどの催しがたくさんあり、GWの一日を楽しく過ごせますよ。

日本三大陶器まつり「土岐美濃焼まつり」

写真:和山 光一

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最大の呼び物はなんといっても陶器の大廉売市で破格の値段で購入できます。あっちこっちの陶磁器卸商社の倉庫の前にはコンテナに載せられた陶磁器が3個500円といった貼り紙とともに売られていたり、大テント市のなかでも同様にお皿が3枚500円や5枚1000円といった風に商品の前に貼られています。

日本三大陶器まつり「土岐美濃焼まつり」

写真:和山 光一

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作陶家・クラフト工芸家手作りストリートには、160軒にもおよぶテントが通りに並び、自慢の作品を並べ、直売しています。信頼のおける窯元、陶芸家が直売するので毎年大盛況ですよ。写真は正陶苑という陶芸家が造るマグカップや茶碗を販売しているテントですが、普段なら一個1000円以上の作品が格安で手に入れることができます。お気入りの陶芸家を見つけてみませんか。

土岐美濃焼まつりの会場は土岐美濃焼卸商業団地「織部ヒルズ」

土岐美濃焼まつりの会場は土岐美濃焼卸商業団地「織部ヒルズ」

写真:和山 光一

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会場の「織部ヒルズ」は、名古屋ドーム約5個分の広大な敷地に、美濃焼ならどんなものでも取り扱っている陶磁器卸売商社が建ち並ぶ卸団地として昭和51年(1976)にスタートしました。近年では物流の他に一般消費者向けの小売りも始め、粋な陶器ギャラリーやショップ、雑貨、カフェ、ベーカリーなど個性豊かな店が約15店舗点在し、散策しながら器を探すことができます。

写真のお店「La Fiore(ラ・フィオーレ)」は手づくりガラス製品や陶器、約20種類の天然ハチミツを扱うお店です。豊富なガラス製品はアウトレット価格で手に入ります。隣接するカフェでは、毎朝焼き上げるパンやランチボックスが好評ですよ。

土岐美濃焼まつりの会場は土岐美濃焼卸商業団地「織部ヒルズ」

写真:和山 光一

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写真は大テント市の間で目立つログハウスのギャラリー「Potter-m(ポッターエム)」。ここでは土岐に窯を構える陶工のオリジナリティ溢れる手描きの皿や個性的な美濃焼をセレクトしています。敷地内にある業務用食器展示場には、和・洋・中華のどんぶりが豊富にそろっています。

土岐美濃焼まつりの会場は土岐美濃焼卸商業団地「織部ヒルズ」

写真:和山 光一

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アイキ食器では多数の美濃焼をはじめ、各地の陶磁器、漆器など卸商社。だからこその圧倒的な種類の豊富さと手ごろな値段で陶器が手に入ることから、普段使いの器をバリエーション豊かに揃えるのにおすすめです。美濃焼まつりの期間中は蔵出し倉庫販売を行っていて特価で御自宅の食事を彩る食器を揃えることができますよ。

美濃焼陶磁器の老舗商社はオリジナル陶器が溢れて安い

美濃焼陶磁器の老舗商社はオリジナル陶器が溢れて安い

写真:和山 光一

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写真の「くうかん陶四季(カク仲)」は、広々とした店内には色とりどりの陶磁器が店内を埋め尽くす、美濃焼器の宝庫です。伝統的な和食器から、新感覚のスタイリッシュなものまで店オリジナルのあらゆるタイプの普段使いのテーブルウェアがずらりと並んでいます。卸商社ならではの品揃えに圧倒されながら、普段ではちょっと買えない一点ものの美濃焼が300円から買えるのには驚きですね。

美濃焼陶磁器の老舗商社はオリジナル陶器が溢れて安い

写真:和山 光一

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こちらの「昭和陶芸」でも通常通りに素敵な陳列棚に並ぶ美濃焼の一点ものの大皿や椀物に混じって大特価な商品が並んでいます。もちろん高価なものは値引きされてもそれなりの値段なのですが、良く見ると7割引の値札もありこれな見逃せませんね。

美濃焼陶磁器の老舗商社はオリジナル陶器が溢れて安い

写真:和山 光一

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昭和陶芸の入口前に設置された“足湯処”ならぬ“足癒処”は、お湯なし、濡れなしの「セラッミック足湯」です。セラミックボールの湯船に足を入れるだけ、靴下を脱ぐ必要もないのでちょっとした時間さえあれば買い物で疲れた足が癒されますよ。

“とっくりとっくん”の街「下石町裏山地区」

“とっくりとっくん”の街「下石町裏山地区」

写真:和山 光一

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美濃焼の中でもかつて徳利生産日本一を誇っていた焼き物の里が「下石町」。機械化の難しい鋳込成形(水と粘土を混ぜた液状のものを石膏の型に注いで成形する技法)を得意とする窯元が多く集まり、最盛期にはこの地区だけで250の窯元を数え、今なお100を越える窯が残っているとっくりの町です。煙突の見える坂道、細い路地には窯元のギャラリー、そしていたるところに出現する町のキャラクター「とっくりとっくん」、のんびり散策を楽しみたい町です。

地名である「下石」は”おろし”と読み、山頂などの高所から吹き下ろしてくる風を「颪」といい、妻木郷の山から吹き下る風下にある低地、妻木の高い所より低い土地一帯として発展して独立した郷を颪郷としたと考えられています。

“とっくりとっくん”の街「下石町裏山地区」

写真:和山 光一

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散策のスタートは「下石窯元館」からです。陶磁器工業組合の敷地内にあり、三角屋根の連なる倉庫やユニークな陶壁が特徴です。そこから北に進めば下石町裏山地区で車でのすれ違いが難しいというより、車一台も通れない程の細い道沿いに煙突を有した窯元が点在するノストルジックな街並みで、至るところに徳利のとっくんが自由きままな生活を楽しんでおり観光客の心を和ませているのです。

「とっくりとっくん」を作っているのは坂本龍馬の亀山社中ではなく下石裏山地区の19の窯元が集まった「徳造社中」のグループで作っています。

“とっくりとっくん”の街「下石町裏山地区」

写真:和山 光一

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「とっくりとっくん」は、40cm程のとっくりに手足がついたオリジナルキャラクターです。囲碁をしたり、お茶を飲んだり、煙突によじ登ったり・・・といろんなことをしながら、街角に佇んでいます。そんな路地のあちこちにあるユーモラスな表情をした「とっくりとっくん」をお土産のとっくりとともに探しながらの散策は楽しいものですよ。

ノスタルジックな空間!土岐市駄知町「窯風の里」

ノスタルジックな空間!土岐市駄知町「窯風の里」

写真:和山 光一

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約1300年続く古い窯里・駄知町は、山と渓流に囲まれたすり鉢状になった地に90余の窯元があり、高台からはカラフルなトタン屋根がひしめき合う様子が見られます。江戸時代後期に駄知出身の陶芸家・塚本亀吉が宮廷にどんぶりを献上していたことから、どんぶりの産地として一躍有名になり、今もどんぶり生産日本一の町として知られる美濃焼の里です。

今は駄知産のどんぶりがセットになったどんぶりメニューなどがあり、駄知をPRするグルメとして展開しています。また昭和初期まで使用していた薪窯のレンガ煙突やノスタルジックな町並みなどカメラ片手にぶらりと訪れたい景色がいっぱいです。

そんな駄知の町中に、すりばちの生産量が日本一を誇る明治43年創業の窯元・南楽窯の「マルホンすりばち館」があります。

ノスタルジックな空間!土岐市駄知町「窯風の里」

写真:和山 光一

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手作りのレンガ煙突はここだけという希少なもので緑に映えたエントランスを上がり、古いろくろやすりばちが飾られた資料館を通って奥にいくと、梁が巡らされた木造の作業場「モロ」を活かして作られたショップには、多彩なすりばちがそろっています。丈夫で美しい櫛目は100年以上培われてきた技術ならではです。食卓にそのまま出してもおしゃれなすりばちが多数並んでいます。

美濃焼の器はふだんの食卓で、和・洋・中のどんな料理にもピタリと合うのでいつも使えます。さまざまな美濃焼にふれて、自分スタイルの食卓をコーディネイトしてみて下さい。

ノスタルジックな空間!土岐市駄知町「窯風の里」

写真:和山 光一

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駄知町でも毎年GWの5月3〜5日は「だち窯やまつり」が行われています。展示即売場ではすり鉢をはじめ。マルホンの製品を安く買うことができます。ゴマすりやドレッシングなど、何を作るか考えながらの買い物は楽しいですね。

土岐美濃焼まつりの楽しみ方

まずは駐車場の確保からです。毎日一応9時からの開催ですが7時半には織部ヒルズの会場内駐車場及び道路の一部は満車になります。ここに停めれれば重い荷物も車に置きに戻れます。次に近いのがTOTOウォシュレットテクノとポリテクセンターの2ヶ所の無料駐車場で徒歩7,8分の距離です。最後は東海環状自動車道五斗蒔スマートIC近くの日本トムソン臨時駐車場や有料ですがJR土岐市駅市営駐車場から会場行きの無料シャトルバスが15分間隔で運行されていますのでご利用ください。土岐ICからのアクセスは、渋滞に巻き込まれる可能性がありますので注意しましょう。

次に攻略法ですが、良い掘り出し物は初日の朝一番狙いで行って下さい。食器を購入するのですから荷物は重くて大変です。駐車場の確保を考えても朝早くに行く必要があります。

あまり買うつもりがなくても見ていると欲しくなって絶対買うことになります。買った物を全部ビニール袋に入れて手で持つと重くて仕方ないので必ずキャリーを持っていきましょう。

最後に欲しいと思った時が買い時です。いい商品を見つけたらその時買わないとすぐに売れてしまって後悔することが多々あります。是非お気に入りの食器を見つけて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/05/12−2016/05/05 訪問

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