富士山と茶畑と製紙工場一望!静岡県富士市を走る岳南電車ビュースポット

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富士山と茶畑と製紙工場一望!静岡県富士市を走る岳南電車ビュースポット

富士山と茶畑と製紙工場一望!静岡県富士市を走る岳南電車ビュースポット

更新日:2016/05/13 12:19

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

岳南電車は、製紙で有名な静岡県富士市の吉原を走る、全長約9.2kmのミニローカル私鉄です。沿線の真北には富士山がそびえ、その麓に茶畑、そして線路と並行するように、製紙工場や住宅街が建ち並んでいます。さらに側近には東海道新幹線が走っているため、日本を代表するものが沿線に集約されている、大変貴重な路線です。今回は岳南電車の魅力を引き立てる沿線風景を背景に、ベストビュースポットを紹介します。

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工場ファン&鉄道ファン必見!工場くぐりを見ることができる岳南原田駅

工場ファン&鉄道ファン必見!工場くぐりを見ることができる岳南原田駅

写真:木村 優光

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まず最初は、迫力ある製紙工場を背景に岳南電車を撮影することができる、岳南原田駅の紹介です。数年前まで、岳南電車では周辺沿線の製紙工場で製造された、製紙ロールの貨物輸送を行っていました。この岳南原田駅でも以前は、背景の製紙工場で製造された製紙ロールの、貨物列車への積荷作業風景を見ることができました。

製紙ロール輸送の貨物列車が廃止された現在では、積荷作業が行われていた面影を忍ばせるものとしては、広々とした駅構内のみ!因みに、製紙工場は現在も稼動していますので、工場ファンの方はご安心を。

肝心のビュースポットですが、岳南原田駅のホーム最東端から東側を見ると、大規模な製紙工場を見ることができます。この工場の中を貫くように、岳南電車の線路が敷かれているため、行き交う列車の様子を見ていると、非常に趣き深い光景になります。まさに工場くぐりのワンシーン!

夕刻時以降の岳南原田駅は工場夜景ファンも唸らせる極上スポット

夕刻時以降の岳南原田駅は工場夜景ファンも唸らせる極上スポット

写真:木村 優光

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そしてお次は、岳南原田駅の夕刻時以降の紹介です。工場ファンにとって、昼間に見ることができる工場施設は、錆具合であったり、配管やダクトの曲がれ具合なども、非常に興味深い分野です。しかし、それ以上に夕刻時以降は各工場にメンテ灯が灯り、メタリックな個所がさらなる輝きを増すため、迫力満点な光景に!

そんな状態の中、上で紹介した岳南原田駅のホーム最東端に立てば、工場夜景の中へ突き進む列車が、昼間とは変わった状態で見ることができます。その姿は圧巻そのもの!写真を撮る方であれば、工場内へ突き進む列車を、長時間露光シャッターで撮影してみると、面白い1枚になるでしょう。(写真参照)

なおこの岳南原田駅の駅舎内には蕎麦屋があり、駅利用者以外でも利用することが可能であるため、お手軽価格と同時に非常に人気があります。夜は19時までの営業です。

丘陵状の茶畑を背景に静岡らしい風景の中を行く岳南電車

丘陵状の茶畑を背景に静岡らしい風景の中を行く岳南電車

写真:木村 優光

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お次は所変わって、須津駅と神谷駅の間からのご紹介です。岳南電車はこの周辺では築堤を走ることになりますが、その築堤と須津川が交差する付近に、須津川に沿った歩行者専用の遊歩道があります。ここからは静岡らしい風景を望むことができます。

須津川を背にして岳南江尾駅方面を見ると、丘陵状に広がる茶畑があります。この茶畑を背景にして岳南電車を絡めると、茶畑の緑色と岳南電車の赤色のコントラストがとてもきれいにマッチします。しかも正真正銘の静岡の茶畑ですので、静岡らしさが非常によく出たスポットです。のどかな風景を行く岳南電車、まさに小さい頃に見た風景のよう!

なお、周辺は閑静な住宅街ですが、近年風のデザイン住宅はそれほど多くありません。したがって、昭和の時代に日本全国各地で見ることができた風景に近く、平成の時代でも見ることができるなんて、大変貴重です!

富士山を背景に岳南電車が行き交うベストビュースポット!

富士山を背景に岳南電車が行き交うベストビュースポット!

写真:木村 優光

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最後にご紹介する撮影スポットは、吉原駅とジャトコ前駅にあるスポットです。マップ上で見ると、岳南電車は吉原駅を出発し、進路を真北に向けて進みますが、その延長線上には富士山が!まさに富士山に向かっているかのよう!

その真北に進む区間上に、岳南電車と富士山とのコラボレーションが最高のビュースポットがあります。どちらかというと、ジャトコ前駅からのほうが近く、徒歩で約10分の場所です。ビュースポットは県道と小川が流れる遊歩道沿いで、付近には数年前までは広大な敷地の市場があり、市場用の踏切もありましたが、今ではその踏切は閉鎖されています。

その閉鎖されている踏切付近から、富士山と岳南電車のコラボレーションを望むことができます。富士山の冠雪は意外にも5月が最多ですが、5月ですと富士山周辺に雲がかかりやすいため、クリアな富士山を狙いたいのであれば、冬場がおススメです。

おわりに

富士山や茶畑、製紙工場など、様々な風景要素が、約9.2kmの中にぎっしり詰め込まれた岳南電車沿線は、訪問すればするほど奥が深い路線です。子供の頃に見た懐かしい昭和風景を探しに、お出かけしてみてはいかがでしょうか。吉原駅へはJR東海道線本線でのアクセスが便利です。車ですと東名高速富士ICから約10分ほどで、岳南電車沿線へアクセス可能です。

ただし、周辺は観光エリアではないため、メジャースポットはあまり存在しませんが、メジャースポットの訪問に飽きた方や、工場ファンの方、ローカル線ファンの方には非常におすすめできるスポットです。

なお、付近には富士山と東海道新幹線を同時に撮影できる有名スポットもありますので、写真を撮られる方は合わせて必訪!岳南電車須津駅から徒歩約20分です。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/30 訪問

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