ご紹介する「蓮池観音堂」は、伊豆半島を流れる狩野川流域の伊豆の国市吉田地区にあります。大仁温泉街に近く、国道135号線から西光寺を目印に進むと迷わず行くことができます。
観音堂は道路沿いにありますが、メイン道路から外れたところにあるので、人通りが少なく静かな場所です。こちらの堂に、木に現れる「柿の木観音」が祀られていて、自由に参拝することができます。
扉を開けると堂内はご覧の通り。一見の何の変哲もない堂のように見えますが、あるはずの仏像は無く、大きな木の切断部が祀られているのみ。木の切断部は2枚あって、これが「柿の木観音」と言われている観音様です。
この木は、近くの「高王百衣観音堂」の裏にあった柿の木を切ったもの。切り出された年の昭和48年には、観音様が浮き出た珍しい木として、テレビや見物客などで、連日大賑わいを見せていたそうです。ブームは去ってしまいますが、ブームは再び巡ってくるもの。なので、新たに注目を集めるスポットかもしれませんね。
こちらが柿の木観音です。木のシミのように見えますが、向かって右側が観音様、左側が蓮の花のように見えませんか? まるで、観音様が蓮の花に向かって手を合わせているような様子。蓮の花は、仏教では極楽浄土のシンボルとされています。人々を救済する神として崇められる観音様と一緒に現れるなんて、偶然と言えどもまさにミステリー! オカルトマニアにはたまらないスポットでしょう。
極楽へ導いてくれるような、縁起の良いスポットでもあるので、是非ここで手を合わせて下さいね。
如何でしたか? 参拝は自由に出来ますが、地元の人々が大切に敬ってきた観音様なので、観音様に触れないなどマナーを守ってご覧下さい。「蓮池観音堂」は、観光ガイドブックに載っていないような、超レアな隠れた見所です。観音様は、人を救ってくれる神として古くから崇められているので、ここを訪れて参拝すればきっと願いを聞き入れてくれるかもしれませんよ。
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(2024/4/20更新)
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