東京、浅草の隠れた名スポット「世界のカバン博物館」が超オシャレ!

東京、浅草の隠れた名スポット「世界のカバン博物館」が超オシャレ!

更新日:2016/04/28 12:42

東京の一大観光地、浅草にはもうひとつの顔があります。それは職人的な「ものづくり」の場所としての側面です。いわゆる老舗のショールームを兼ねた博物館が多いエリアですが、日本を代表するバッグ製造メーカー「株式会社エース」が運営し、2010年に改装された「世界のカバン博物館」もそのひとつです。雰囲気は超オシャレの一言に尽きます!浅草の隠れたこの名スポットを今回はご紹介します。

まずはカバンの歴史から

まずはカバンの歴史から
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世界のカバン館は本社ビルの7Fにあります。順路はまず、カバンの歴史を学ぶコーナーから始まります。人がモノを運ぶために必要なものですから、当然その歴史は古代からスタートします。ちなみに歴史案内パネルの反対側には100種類以上のカバンの生地がならんでおり、実際に手にもって触れることができます。自分の今日持っているバッグの生地があるかも!?

世界中のカバンが販売中!?

世界中のカバンが販売中!?
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そのまま進むと世界の地域別にカバンがショーケースに入って並んでいます。ものすごくモダンでしかもきれいなので現行モデルかと錯覚しますが、その多くは1950年代〜1960年代のビンテージものです。博物館に展示してあるもので、欲しくなるものって珍しいですよね。ぜひ売ってくれ、といいたくなるような素敵なカバンが目白押しです。なお、展示コーナーの近くにはカバンの部品の展示や製造過程の映像など日本のものづくりに興味のある方にもうれしいコーナーが用意されています。

カバンを通して近現代史を振り返る

カバンを通して近現代史を振り返る
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写真の右は第一次世界大戦の講和会議(パリ講和会議)に出席する際、時の日本国首相、西園寺公望氏が使用した大型のカバンです。さらっとすごいものがおいてありますね!このほかにアポロ16号が月面に着陸したときに採集物を収納するのに使用されたモデルのアタッシュケースなど、カバンを通して近現代史をふりかえる仕掛けが用意されています。ご年配の方は、「昔、これ持ってた〜」なんてなつかしい思い出に浸れるかもしれませんね。

あの著名人はどんなカバンを使っていたの?

あの著名人はどんなカバンを使っていたの?
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こちらのコーナーは著名人から寄贈されたカバンのコーナーです。往年の名選手、長嶋茂雄氏、アントニオ猪木氏、山下康裕氏、三浦雄一郎氏などの使用したバッグから現役の福原愛選手、羽生結弦選手などのバッグまで大小さまざまなバッグが展示されております。ファンにはたまらないですね!

創業者の心遣いが伝わってくる、新川柳作記念館も忘れずに

創業者の心遣いが伝わってくる、新川柳作記念館も忘れずに
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この世界のカバン館はなんと入館無料!株式会社エースを一代で築き、当館を開いた新川柳作氏(故人)とはどんな篤志家なのか気になりますよね。世界のカバン博物館の上階に2015年7月にオープンした新川柳作記念館(こちらも無料)にはその生い立ちや経営理念が掲げられています。その経営理念とは「商事是亦報恩道」。商いの道もまた報恩感謝のこころというの意味です。

博物館で歩きつかれたら休むスペースが欲しいもの。隅田川やスカイツリーを眺めることのできる記念館の前の広々としたラウンジにはその創業者の心遣いが具現化されているようですね!もちろん記念館の中もオシャレなカバンが展示されており、ここで一休みしたら、ぜひ入ってみてくださいね。

開館時間は短いのでご注意を

都営浅草駅から徒歩3分とアクセス良好でしかも入館無料とあっては、行くしかない!となりますが、入館時間は10:00〜16:30となっており、しかも日曜は閉館日なのでご注意を!

それでは気をつけて行ってらっしゃいませ〜

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/27 訪問

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