修善寺駅からバスで15分の高地に広がる「修善寺虹の郷」は、自然の中に花いっぱいの公園施設です。伊豆縦貫道が開通し、東名高速沼津インターや新東名高速長泉沼津インターからも約30分とアクセスが便利になりました。
東京ディズニーランドとほぼ同じ広さの園内は、エリアごとに異なった雰囲気を楽しめるように作られています。エントランスを入ってすぐには、イギリス村。古き良き英国の街並みが再現され、ユニオンジャックの国旗が旗めき、赤い二階建てバスもお目見えします。
イギリス村からカナダ村へは、ロムニー鉄道で結ばれ、英国製のミニSLに乗って移動できます。伊豆市の姉妹都市、カナダのネルソン市をモデルとして、湖のほとりに街並みや、子供に人気のインディアン砦(とりで)が広がります。
整備された園内には、水仙の小径やバラのローズガーデン、しゃくなげの森、花しょうぶ園などが散りばめられ、四季折々の花が楽しめます。また秋の紅葉時期のもみじ林も見事で、11月下旬のもみじライトアップもお薦めです。
大きな池を配した日本庭園も広大で、夏目漱石が滞在した修善寺温泉の旅館を移築した夏目漱石記念館では、お抹茶をいただき休憩できます。
国内外の雰囲気の異なるエリアをのんびり散策し、富士山や花々を眺めるのはお薦めです。
修善寺の温泉街では、フランス語版のミシュラン・グリーンガイド・ジャパンで2つ星を獲得し、海外でも知れ渡った竹林の小径が見どころ。外国人にとって、純和風の景色はとても人気があります。日本人にとっても、懐かしさを感じるような”ワビ・サビ”の趣きです。
先にご紹介した「修善寺虹の郷」で感じられる西洋の雰囲気とは真逆、まさに和の美しさを体感できることでしょう。できれば、人の少ない時間帯にのんびり散策したいものです。
温泉街の散策路途中にある朱色の橋、楓橋。橋の上から見る桂川沿いの竹林と川の景色は素敵です。また、桂川に架かる他の4つの橋(渡月橋・虎渓橋・桂橋・滝下橋)と共に願掛けする恋の橋めぐりも人気です。
弘法大師空海が開いた修禅寺や、北条政子が息子の源頼家のために建立し、頼家の墓もある指月殿も含めて、温泉街をのんびり散策し、和の情緒を堪能してみませんか?
弘法大師の伝説があるとっこの湯や河原湯で川のせせらぎを聞きながら、足湯で休憩したり、散策路近くのお茶屋でお茶と和菓子をいただいたりしてみてはいかがでしょうか?お食事なら、竹林の小径沿いの手打ち十割そばの店「朴念仁」のおそばがお薦めです。
首都圏からもアクセスしやすい伊豆半島にある修善寺は、外国人観光客や日本人にとっても、花いっぱいの公園や温泉街の情緒を味わえる素敵な町です。四季を通じて楽しめるのんびり散策にでかけてみませんか?
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