千葉の工場夜景萌えと言えば養老川臨海公園!周囲は未来都市そのもの!

千葉の工場夜景萌えと言えば養老川臨海公園!周囲は未来都市そのもの!

更新日:2016/06/06 10:19

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家
千葉県市原市の東京湾沿いに位置する養老川臨海公園は、京葉工業地帯の片隅に位置し、海釣り施設や野球場、広々としたグリーンベルトが広がる、周辺工場地帯のオアシス的存在です。夕刻以降は、周辺の工場夜景を見ることができる穴場的工場夜景スポットです。
今回は、対岸に見える工場夜景、そして背後に迫ってくる要塞のような工場等、見所を紹介します。浜風に当たりながら工場夜景を観賞しに行こう!

目の前の養老川を挟んで対岸は未来都市!

目の前の養老川を挟んで対岸は未来都市!

写真:木村 優光

地図を見る

まず最初に紹介するポイントです。駐車場に車を停めたら、養老川沿いの遊歩道へアクセスしてみましょう。園内の養老川沿いに設けられた遊歩道は全長約250mで、所々にベンチが設けられており、対岸の工場の様子を座った状態で見ることができます。

夜ともなれば対岸の五井火力発電所や精油系の工場から、未来都市のような明かりが煌々と放たれ、それら工場に隣接する煙突からは水蒸気が夜空に舞い上がります。その様子はまさに未来都市そのもの!

ここで面白い情報を!養老川河口付近は潮の満ち引きが激しいため、養老川の川底が所々でぽっかり現れるなんてことも!そんなときは水が流れている箇所のみに対岸の工場夜景が反射し、面白い一面を見せてくれます。他の場所ではなかなか見ることができない自然現象、これは貴重です!一見の価値有り!

背後を見ると鉄の枠で組まれた要塞が!

背後を見ると鉄の枠で組まれた要塞が!

写真:木村 優光

地図を見る

昼間はあまり気が付かなかった工場設備も、夜間になってライトアップされることで、その存在感を大きくします。上では養老川の対岸の工場夜景を紹介しましたが、お次は背後を振り返ることで、思わぬ要塞の出現にびっくりしてしまうことでしょう!

こちらも精油設備の工場ですが、フレームで組まれた5〜6階ほどの建屋に様々な機械設備が置かれ、それらを結ぶように配管が繋がれています。機械設備周辺には、夜間メンテ用の光が煌々と点けられ、迫力満点!そして背後の煙突から吹き出る水蒸気が、風によってたなびく様子は芸術的!写真を撮る方であれば、必撮です!

ここで注意!工場施設の側近周辺は、あくまでも工場敷地内になります。あまりの迫力に気を取られて、守衛所から敷地内に入らないように注意しましょう。それだけ魅力あふれる工場夜景ということです。

広々とした駐車場周辺のビューポイントは浜風が気持ちいい!

広々とした駐車場周辺のビューポイントは浜風が気持ちいい!

写真:木村 優光

地図を見る

養老川臨海公園は広々とした敷地を持ち、その約半分が緑地エリアを占めています。緑地の養老川に面した側には広々とした駐車場があり、工場夜景を一望できます。

特に寒い冬場や、大切な人と二人っきりで夜景を楽しみたいときは、車を降りずにして対岸の工場夜景を楽しむことができるので、夜景を楽しむ範囲が広がります。もちろん車から降りて駐車場エリアの川沿いに向かって、ベンチに座るもよし!

また、公園へアクセスする手前の道路沿いには、対岸の工場夜景や、背後の要塞のような工場夜景を見ることができるポイントもあります。ただし道路上での長時間停車は避けるようにしましょう。

おわりに

京葉工業地帯の穴場的夜景スポットである養老川臨海公園、いかがでしたでしょうか。養老川の対岸に林立する工場夜景、そして背後の精油系の工場夜景。一粒で二度おいしいとはこのこと!そして、浜風にあたりながら見る工場夜景は、最高に気持ち良いことでしょう。

養老川臨海公園へは、東京環状線の名称を持つ国道16号線の養老大橋交差点から数分でアクセスが可能!そして側近の国道16号線沿いは京葉工業地帯となっているため、工場夜景鑑賞ドライブ旅行の一環として、養老川臨海公園への訪問をオススメします。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/02/06 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -