写真:かのえ かな
地図を見るまずは飛鳥の小径のアクセス情報を紹介しましょう。JR王子駅中央口の正面に“あすかレールパーク・公園入口駅”があるので、向かって左側の道を進みます。
最寄り駅から徒歩1分と好アクセスなので、雨の日でも立ち寄りやすいのが嬉しいですね。
写真:かのえ かな
地図を見る最初はあじさいの花が見えませんが、歩を進めると徐々に色とりどりのあじさいが顔を出し始めますよ。
写真:かのえ かな
地図を見る飛鳥の小径は大人2人分ほどの幅しかない小さな道となっており、あじさいの見ごろの時期には散策や撮影に訪れた人でにぎわっています。
写真:かのえ かな
地図を見る飛鳥の小径はJR王子駅〜JR上中里駅間にのびており。そのうち飛鳥山公園の山裾の約350mにわたって、あじさいを見ることができます。
まっすぐ歩くと片道の所要時間は10分ほどですが、撮影したり、陸橋を上って寄り道したりすると、往復で30〜40分はかかると考えておくと良いでしょう。
写真:かのえ かな
地図を見るところによっては、こうして頭の上に覆いかぶさるようにあじさいが咲くところも。ちょうど道幅が狭くなくなっていることもあり、華やかながら迫力も感じられます。自然繁殖を繰り返す、飛鳥の小径のあじさいならではの見どころですね。
写真:かのえ かな
地図を見る山裾に沿って高い場所へ、高い場所へと繁殖するあじさいが見られるスポットは、特に見事な眺めでおすすめです!飛鳥の小径では道中2か所、こうしたスポットがあるので、お花畑のように咲き誇るあじさいを楽しみましょう。
写真:かのえ かな
地図を見る飛鳥の小径には、約1300株のあじさいが植えられています。自然に繁殖していることも考えたら、もっと多いかもしれません。そしてあじさいの種類は、細かく分類すると50品種以上とされています。
カラフルで手毬のような形をしているのは、セイヨウアジサイ。写真のあじさいはガクアジサイといいます。
ガクアジサイは日本固有のあじさいで、中心のつぶつぶした“両性花”を装飾花と呼ばれる“中性花”が額縁のように囲んでいるのが特徴です。
セイヨウアジサイは、ガクアジサイが中国を経由してイギリスにわたり改良されたものを日本が逆輸入したものとされています。
写真:かのえ かな
地図を見る同じガクアジサイでも、よく見ると装飾花のふちがギザギザしているタイプもあります。こちらのあじさいは、ナデシコガクアジサイといいます。ギザギザなところがナデシコの花びらにそっくりなことから、この名前が付きました。
飛鳥の小径では1か所でしか見つけられないので、ぜひ探してみてくださいね。
写真:かのえ かな
地図を見るもうひとつ、ユニークなあじさいを紹介しましょう。こちらは装飾花のふちがくるんと内側に渦巻いていることから、ウズアジサイといいます。オタフクアジサイやポップコーンという名前でも親しまれるあじさいです。
ぱっと見、つぶつぶした両性花が見られないのでセイヨウアジサイの一種と思われるかもしれませんが、実はウズアジサイもガクアジサイの仲間です。
ウズアジサイの歴史は古く、江戸時代からある品種とされています。飛鳥の小径では、先ほど紹介した山裾に沿って高く繁殖しているスポットに咲いているので、こちらも探してみてくださいね。
写真:かのえ かな
地図を見る飛鳥の小径の隣には線路が伸びているので、タイミングによってはあじさいと電車のツーショットが撮れることも。
フェンス越しに飛鳥の小径の真横を上野東京ラインや貨物列車が通り過ぎていくので、ぜひあじさいと一緒に撮影してみましょう。
写真:かのえ かな
地図を見る飛鳥の小径は、鉄道が好きな人には特に楽しめるあじさいの名所かもしれませんね。
写真:かのえ かな
地図を見る天候による変化はありますが、飛鳥の小径のあじさいは例年5月下旬から見ごろが始まるとされています。その後、6月下旬ごろまで見ごろが続く見込みです。気軽に立ち寄れる東京のあじさいの名所、ぜひ足を運んでみてくださいね。
住所:東京都北区1王子1丁目1
電話番号:03-5390-1234(北区地域振興部観光振興担当)
アクセス:JR王子駅中央口より徒歩1分、飛鳥山公園・あすかレールパーク・公園入口駅そば
2021年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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