昭和記念公園の「シャーレーポピー」が凄い!東京都内の花の名所で楽しむ赤い大地!

昭和記念公園の「シャーレーポピー」が凄い!東京都内の花の名所で楽しむ赤い大地!

更新日:2016/04/23 18:32

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン
東京都立川市・昭島市に広がる「昭和記念公園」。都心からアクセス抜群の人気観光地であり、花の名所としても知られています。
年間を通して美しい昭和記念公園ですが、春は特に色鮮やか。毎年3月から5月には「フラワーフェスティバル」も開催され、多くの花見客で賑わいます。

そんな昭和記念公園の春を彩る多種多様の花の中で、今回は「シャーレーポピー」をご紹介します。一面の「赤い大地」は、まさに必見です!

春の昭和記念公園を彩る「シャーレーポピー」!

春の昭和記念公園を彩る「シャーレーポピー」!

写真:渡部 洋一

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東京都心からアクセス抜群の花の名所、「昭和記念公園」。
春には多種多様の美しい花々が咲き乱れ、毎年3月下旬から5月下旬にかけて「フラワーフェスティバル」が開催されます。菜の花、桜、チューリップ、ムラサキハナナ、ポピー等、春の深まりとともに移り変わる色のリレーを楽しむことのできる大人気イベントです。

昭和記念公園フラワーフェスティバルを飾る数々の花の中で、今回ご紹介するのは「シャーレーポピー」。例年5月中旬から5月下旬に見頃を迎え、燃えるような赤色でフラワーフェスティバルのラストを飾ります。

鮮やかな赤のシャーレーポピーが一面に咲き乱れる風景は、現実離れした美しさ。春の行楽に絶対おすすめの大絶景です。

「シャーレーポピー」とは?

「シャーレーポピー」とは?

写真:渡部 洋一

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「シャーレーポピー」とは、南ヨーロッパ原産の「ヒナゲシ」の園芸品種。赤だけでなく、ピンクや白の花もあります。

別名「虞美人草(グビジンソウ)」とも呼ばれ、こちらのほうが聞き覚えのある人も多いことでしょう。「中国秦の時代、王の寵姫(虞美人)が自害した際の血が、この花になった」という伝説が、その名の由来です。
夏目漱石の有名小説『虞美人草』のタイトルは、漱石が街角の花屋で、この花の名前を見つけたことから生まれたとされています。
他に、「コクリコ(フランス語)」という別名もあり、最近ではジブリ映画『コクリコ坂から』公開の際にも注目を集めました。

シャーレーポピーの観賞時には、そんな伝説や名作との縁にも思いを馳せることで、よりいっそう楽しむことができるでしょう。

広大な花畑を埋め尽くす!180万本のシャーレーポピー!

広大な花畑を埋め尽くす!180万本のシャーレーポピー!

写真:渡部 洋一

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シャーレーポピーの大絶景が見られるのは、昭和記念公園内北部に位置する「花の丘」。約15000平方メートルの面積を誇る広大な花畑です。なだらかな丘に上れば、立川駅方面を一望にできる絶景スポットでもあります。

広い広い「花の丘」を埋め尽くすシャーレーポピーは、その数なんと約180万本!一面の赤い大地はまさに圧巻です。
昭和記念公園の春を締めくくるシャーレーポピーは、美しさだけでなくその壮大なスケールでも、見る者を圧倒します。

昭和記念公園で歩きたい!シャーレーポピーに包まれる散歩道!

昭和記念公園で歩きたい!シャーレーポピーに包まれる散歩道!

写真:渡部 洋一

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約15000平方メートルの敷地に約180万本のシャーレーポピーが咲き乱れる、昭和記念公園「花の丘」。花畑の中には人が歩ける散策路が幾本も設けられています。

辺り一面を鮮やかなシャーレーポピーに包まれる、贅沢すぎる散歩道。そこを歩く至極の時は、忘れられない春の思い出となるでしょう。
真っ赤なシャーレーポピーに囲まれた、記念写真を撮影するのもおすすめです。

昭和記念公園名物「パークトレイン」と「シャーレーポピー」

昭和記念公園名物「パークトレイン」と「シャーレーポピー」

写真:渡部 洋一

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広大な昭和記念公園内での移動に便利な「パークトレイン」。可愛らしいデザインも人気の、昭和記念公園名物です。

パークトレインの車窓から優雅に眺める花の丘も、また絶景。一面の赤い大地がゆっくりと流れる光景は、映画のワンシーンのような美しさです。

そしてこのパークトレインは、乗るだけでなく被写体としても魅力的。燃えるような赤の「シャーレーポピー」と、青を貴重としたカラフルな「パークトレイン」のコラボレーションは、まさに色の競演です。
昭和記念公園でシャーレーポピーを撮影するなら、パークトレインとのコラボ写真もおすすめです。

昭和記念公園の「シャーレーポピー」を見に行こう!

「昭和記念公園」の春を盛り上げる、「フラワーフェスティバル」。その最後を華々しく飾る、「シャーレーポピー」についてご紹介しました。
壮大なスケールで赤く染まる大地は、昭和記念公園の春を締めくくるに相応しい、まさに絶景です。

昭和記念公園のシャーレーポピーの見頃は、例年5月中旬から5月下旬。見頃の終盤には、「シャーレーポピー花摘み体験」も楽しめます(日時は開花状況により決定)。

また、5月の昭和記念公園では、シャーレーポピーの他に「アイスランドポピー」も咲き誇り、こちらも圧巻。シャーレーポピーと併せて観賞するのもおすすめです。昭和記念公園が、東京都内屈指の「ポピーの名所」であることを実感できるでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/11 訪問

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