写真:ザーカー 久美子
地図を見るラスベガス (Las Vegas) のダウンタウン地区 (Downtown) は、巨大ホテルが建ち並ぶメイン通り・ラスベガスストリップ (Las Vegas Strip)の北に位置します。
20世紀初頭、砂漠に輝くオアシスとして誕生したこのエリアは、繁栄と衰退を経て、21世紀にまたもや人気の観光名所として復活を遂げました。その象徴ともいえる場所が、ラスベガス流アーケード商店街「フリーモントストリート (Fremont Street) 」。
60以上のショップやホテルが軒を連ねる華やかでキラびやかな通りには、カジノやグルメ、ショッピング、エンターテイメントショーといったラスベガスの全てがギュっと凝縮しています。
「ビニオンズ・ギャンブリングホール (Binion’s Gambling Hall) 」でピラミッド型に積まれた100万ドルの札束を前にリッチな気分を味わったり、「ゴールデンナゲット・ホテル&カジノ (Golden Nugget Hotel & Casino) 」にある10分ごとに値段の変わる自動販売機で、金貨や金のプチ延べ棒を購入したり。
さらに、ここでは空を飛ぶこともできるんです!
12階建ての高さを誇る世界一大きなスロットマシンから、フリーモントストリート上空へ。「スロットジラ (SlotZilla) 」は、頭にタケコプターをつける代わりに、身体にハーネスを装着し、時速およそ65kmでにぎやかな通りの天辺を飛翔します。
10階建ての高さから約530mを飛行する「ズームライン (Zoomline) 」と、その半分の距離をおよそ23mの高さから飛ぶ「ジップライン (Zipline) 」の2つから選べ、午後1時から真夜中すぎまで体験できます。ラスベガスの光の洪水を、ぜひ鳥の目線から眺めてみてくださいね。
写真:ザーカー 久美子
地図を見る日中からにぎわうフリーモントストリートですが、夜になると3つのステージ上では、ライブ演奏やダンスイベントがスタート。映画スターや歌手など有名人のコスプレをしたパフォーマーたちが、通りを練り歩きます。マリリン・モンローやエルビス・プレスリーと一緒に写真を撮ることも。ただし、チップをお忘れなく。
そして、日没になると始まるのが、ラスベガス流天の川ともいえるエンターテイメントショー「フリーモントストリート・エクスペリエンス (Fremont Street Experience) 」。商店街を覆うアーケードのおよそ450mをスクリーンに、光と音楽の映像ショーが開幕します。
なんと1250万個ものLED電球を使用したスクリーン「ビバビジョン (Viva Vision) 」には、美しいアゲハ蝶が飛び交い、荒々しく炎がうねり、遥かなる銀河が、心臓を刺激する55万ワットのサラウンドシステムによる音楽にあわせて、さまざまに変化していきます。
感動すること間違いなし!のエンターテイメントショーは、毎日、日の入りから1時間おきに開催されます。どうぞ、お見逃しなく!
写真:ザーカー 久美子
地図を見るアメリカ発で、日本の衛星放送「ヒストリーチャンネル」でも大人気のリアリティー番組「アメリカお宝鑑定団・ポーンスターズ (原題・ポーンスターズ / Pawn Stars)」は、ダウンタウン地区の南にある「ゴールド&シルバー質店(Gold & Silver Pawn Shop)」が舞台となっています。
番組では、老舗の質店に客が持ち込む様々な美術品や古文書、銃などのお宝鑑定もさることながら、親子3世代で働くハリソン家の人々+孫の幼なじみを含む4人の、おかしくも微笑ましいやりとりが魅力的です。
シーズン12を迎える番組のロケ地は、彼らを目当てに、なんと1日4000人もの人々が訪れる人気の観光スポット。運が良ければ彼らに会えるかも!?
店内に足を踏みいれると、テレビで見ていたよりも縦長でこじんまりしていることに驚くことでしょう。訪れた記念に、彼らのユニフォームである黒いシャツをお土産にしてはいかが?
写真:ザーカー 久美子
地図を見るショッピングを思いっきり楽しみたいなら、ダウンタウン地区の南西にある「ラスベガスノース・プレミアムアウトレット (Las Vegas North Premium Outlets) 」へどうぞ。
ヤシの木の揺れる開放的な屋外型施設には、高級百貨店「サックス・フィフスアベニュー (Saks Fifth Avenue Off 5th) 」 や人気のアメリカンブランド「トリーバーチ (Tory Burch) 」を始めとする175を超えるショップが軒を連ねており、25〜65%オフでお得に買い物できます。
お気に入りのブランド品をリーズナブルに購入して、スーツケースをいっぱいにしてください♪
写真:ザーカー 久美子
地図を見るお子さま連れの方におススメなのが、前述のアウトレットモールの近くにある「ディスカバリー子ども博物館 (Discovery Children’s Museum) 」。
1990年にオープンした子ども博物館は、今から3年前の2013年に現在の場所に引越し、装いも新たに開館しました。総面積およそ8000平方メートル(約2400坪)を誇る館内には、9つの展示ホールがあり、頭と身体を使って楽しみながら科学や芸術、栄養学、環境問題などについて学ぶことができます。
おススメは「ザ・サミット (The Summit) 」。3階建ての館内を突き抜ける高さ20m、12階建ての塔には、磁石や音、空気圧など40もの仕掛けが施されています。さらに、塔の天辺にある巨大レバーを引くと、小さな力で地上にある車を引き揚げることが。どうしてそんなことが可能なのか?ぜひ、体験してみてくださいね。
展示物はときどき変更されますので、詳しくはウェブサイトをご覧ください。
ダウンタウン地区の中心・フリーモントストリートには、前述の巨大スロットマシンのほか、消火栓とビールジョッキの三大建造物があります。通りを散策して、通常との大きさを比較してみください。
巨大ビールジョッキを見たあとは「バンガ―醸造所 (Banger Brewing) 」の無料見学ツアーに参加しては?8名までの少人数制のツアーは予約必須。見学後は、ラスベガスの地ビールを思う存分味わってくださいね。
そして、忘れてはならないのがお土産探し。ラスベガスストリップ沿いでは、見つけるのが難しい「LAS VEGAS」のロゴ入りTシャツやマグカップ、キーホルダーなどがお手頃価格で手に入ります。
ダウンタウン地区で、ラスベガスの魅力を120%体感してください☆
〈一旅一首〉
あのひとに価値はあるのか鑑定をしてくれますか愛するまえに
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(2024/3/29更新)
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