大宮駅からすでに博物館!?「鉄道博物館」までの鉄道スポット5つ

大宮駅からすでに博物館!?「鉄道博物館」までの鉄道スポット5つ

更新日:2018/06/04 15:08

大宮 つるのプロフィール写真 大宮 つる 開運ライター、台湾愛好ライター
埼玉県さいたま市にある「鉄道博物館」。子どもから大人まで魅了し、土日祝日はとくに多くの方が足を運ばれる、人気の観光スポットです。鉄道博物館をお目当てに来訪される方が少なくないかと思いますが、実は、大宮駅から鉄道博物館までの約2.3キロの間に魅力的な鉄道スポットがあることをご存じでしょうか?
「JR東日本大宮総合車両センター」などがあるため、リアルな作業風景を見る…なんてこともできちゃうのです!

必見スポット1:新幹線の高架下で行われている作業風景

必見スポット1:新幹線の高架下で行われている作業風景

写真:大宮 つる

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必見スポット1は、JR大宮駅西口から「鉄道博物館(てっぱく)」に向かって歩いていく途中、大栄橋手前にある“新幹線の高架下”です。ここは東北・上越(北陸)新幹線の高架下ではあるのですが、「JR東日本大宮総合車両センター」の敷地でもあります。

必見スポット1:新幹線の高架下で行われている作業風景

写真:大宮 つる

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高架下からのぞいてみると、車両のメンテナンスなど作業をしている様子がうかがえます。

【行き方】
大宮駅西口から鉄道博物館方面に歩いていくと、大栄橋(西)信号。正面に「ジェクサー・フィットネスクラブ大宮」があります。その信号を渡ってから右に歩いて行くと、新幹線の高架→大栄橋があります。

必見スポット2:橋上から、街中で、走る電車が撮影できる!

必見スポット2:橋上から、街中で、走る電車が撮影できる!

写真:大宮 つる

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必見スポット2は、二つあるのですが、まず一つ目。大栄橋上から眺めることができる、東北本線(宇都宮線)、高崎線、東武野田線です。ひっきりなしに電車が走りますので、飽きることなく眺められることでしょう!

大栄橋上には白い金網が貼られていますが、穴のスキマにカメラのレンズを接近させれば、このように写真撮影も可能です。

必見スポット2:橋上から、街中で、走る電車が撮影できる!

写真:大宮 つる

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二つ目は、場所的に前後してしまうのですが、大栄橋に向かう手前にある「JACK大宮」というビルの横脇を走るニューシャトル。大きなビルの横をゆっくり走り出すニューシャトルの様子を撮影することができます。

必見スポット3:「JR東日本大宮総合車両センター」がのぞけちゃう!?

必見スポット3:「JR東日本大宮総合車両センター」がのぞけちゃう!?

写真:大宮 つる

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「ジェクサー・フィットネスクラブ大宮」の横を通り過ぎ、しばらくすると目に入ってくるのが、塀に書かれた“RAILWAY GARDEN PROMENADE”という文字。

必見スポット3:「JR東日本大宮総合車両センター」がのぞけちゃう!?

写真:大宮 つる

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塀の中は「JR東日本大宮総合車両センター」です。JR東日本管内でも最大級の鉄道工場といわれており、ここでは鉄道車両のメンテナンスや新造・改造が行われています。

もちろん一般人は立ち入ることができない場所なのですが、 なんと塀の一部が透明板となっています。ここからセンター内をのぞけちゃいますよ。タイミングが良ければ、作業中の風景を見られるかも。

必見スポット3:「JR東日本大宮総合車両センター」がのぞけちゃう!?

写真:大宮 つる

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JR東日本大宮総合車両センターをのぞいた後は、車両センターの塀沿いに、“列車のマメ知識”などが記載された掲示物が何枚も貼られているので、眺めながらのんびり歩いていくことにしましょう。

必見スポット4:道路沿いに展示!歴史のあるD51形式蒸気機関車

必見スポット4:道路沿いに展示!歴史のあるD51形式蒸気機関車

写真:大宮 つる

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鉄道博物館に向かう道すがら、中ほどにあるのが、D51形式蒸気機関車。通称“デゴイチ”です。D51形式蒸気機関車は1936年に誕生し、太平洋戦争期間中に大量生産され、計1,115両製造されました。

こちらに展示されている「D51187号」は、大宮総合車両センターの前身・鉄道省大宮工場で製造されたもの。大宮工場では31両製造されたそうですが、展示されている蒸気機関車は、記念すべき第1両目です(※準鉄道記念物指定)。

必見スポット4:道路沿いに展示!歴史のあるD51形式蒸気機関車

写真:大宮 つる

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デゴイチを観賞し終えたら、また少し歩いて行くとあるのが、「国鉄EF15形電気機関車」、「国鉄EF58形電気機関車」の運転台。東北本線や上越線で活躍した機関車です。こちらも歴史が感じられるものとなっていますので、見逃さないようにしてくださいね!

必見スポット5:「鉄道博物館」入場口前の床面と天井

必見スポット5:「鉄道博物館」入場口前の床面と天井

写真:大宮 つる

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JR大宮駅西口から鉄道博物館まで約2.3キロの距離。大人の足で歩いて30分程度ですが、上記でご紹介したスポットを見たり、大宮総合車両センターの塀に掲示されている“列車のマメ知識”などを見ていたりすると、あっという間についてしまいます。

鉄道博物館に到着し、いよいよ入場!……の前にぜひ見ていただきたいのが、入場口前の“床面”と“天井”です。

まずは、床面。東北・山形・秋田新幹線の各開業当時・延伸時の時刻表が描かれています。
その真上の天井は、“新幹線のダイヤグラム”をイメージした、赤・青・緑の装飾がされています。入場前から、ワクワクの期待感が高まることでしょう!

てっぱく以外にも楽しめる“鉄道スポット”があるのが、大宮駅

JR大宮駅西口から鉄道博物館までの、魅力的な鉄道スポットを5つご紹介しましたが、いかがでしたか? 鉄道博物館を120%楽しむためにも、あわせて訪れてみてくださいね。

本文中ではご紹介できませんでしたが、大宮駅構内には「GENERAL STORE RAILYARD」というお店もでき、オリジナルの鉄道グッズを買うこともできます。珍しい鉄道グッズがありますので、こちらも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

なお、電車でお越しの場合、行きか帰りを徒歩にし、どちらかはニューシャトルに乗車するというようにすると、上記のスポットをスムーズに見学することができます(※筆者のおすすめは、“行きを徒歩にする”です)。

車でお越しの場合、専用駐車場(普通車291台)ありますが、駐車料金は1日500円です。
土日祝日は満車になっている可能性が高いため、大宮駅西口近くにある「市営桜木駐車場」を利用してみてはいかがでしょうか(普通車663台、30分につき150円)。
そうすれば、上記スポットも見学できますよ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/19−2018/06/04 訪問

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