神話と食と美に触れる旅!「アテネ」おすすめスポット

神話と食と美に触れる旅!「アテネ」おすすめスポット

更新日:2016/04/14 17:21

Nami Kitaのプロフィール写真 Nami Kita 元旅行会社勤務、温泉ソムリエ、子連れトラベラー
ギリシャ神話でよく知られるこの国ですが、多くの世界遺産を残していることや、ミコノスやサントリーニなど数々の美しい離島を併せ持つことから、ハネムーナーをはじめとした世界中の観光客を魅了し続けています。

壮大なスケールの古代遺跡や美味しい食事、大らかで優しい人々が素敵な旅を約束してくれる、素晴らしい国ギリシャ。ここでは首都アテネにおけるオススメの楽しみ方を厳選してご紹介致します。

古代ギリシャの歴史を感じよう!

古代ギリシャの歴史を感じよう!

写真:Nami Kita

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アテネを訪れたら一番に訪れたいのが古代ギリシャを象徴する世界遺産「パルテノン神殿」。アテネの守護神「アテナ」を祀ってアクロポリスの丘の上に建てられたと言われています。アテネの街が一望できることからも神聖な場所とされ、2500年もの間人々に大切にされてきました。

修復工事が長年に及び続いているため現在の姿はクレーンと隣り合わせとなっていますが、実際に訪れればその迫力に感動すること間違いなし!丘の上から見渡せるアテネの街の景色も圧巻です。登り坂や、足場が悪いところもあるので、歩きやすい服装&靴がマスト。

また、近代オリンピックが初めて開かれた場所「パナシナイコスタジアム」は大理石で作られており4〜5万人を収容できる巨大な競技場。実際にそのトラックの上を走ったり観客席に腰をかけたり、また表彰台に登って写真撮影もできることから多くの人が観光に訪れます。

絶景スポット「リカヴィトスの丘」

リカヴィトスの丘はアクロポリスとはまた異なる魅力を持った小高い丘です。ケーブルカーで頂上にアクセスすることができ、アクロポリスの丘がまた違った角度から見渡せるとっておきの場所。

頂上には白塗りの美しい教会が。旅行会社のパンフレットなどにみる白い漆喰の建物は主にミコノスやサントリーになどの離島にに多く存在するものですが、こちらの教会はもしかしたらそのイメージに近いものとなるかもしれません。

コーヒーが飲める見晴らしのよいカフェもあるので、ほっと一息。
帰りはアテネの市街を見渡しながら徒歩で下ってみるのも良いでしょう。

絶景スポット「リカヴィトスの丘」

写真:Nami Kita

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豊富なギリシャ料理に舌鼓!

近年では、通常のものよりもまったりとした食感の「ギリシャ風ヨーグルト」がNYでヒットし日本でも注目を集めていますが、ギリシャ料理というとあまり馴染みがないという人がほとんどかもしれません。

「ムサカ」はひき肉やナス、マッシュポテトを何層にも重ねグラタンのように焼き上げた代表的なギリシャ料理。ジャガイモとタラコペーストを混ぜ合わせた「タラモサラダ」やギリシャ風串焼きの「スブラキ」もポピュラーです。

エーゲ海の恵みである新鮮な魚介類や太陽の恵みを沢山浴びた豊富な野菜や特産物のひとつでもあるオリーブをふんだんに使ったヘルシーなものばかり。ご近所の国ということもありトルコ料理のお店もよく目にします。

街中を歩いていると、焼き栗や「クルーリ」と呼ばれるごまパンの屋台に出会います。あっさりとした素朴な味に腹持ちの良さがギリシャ人の朝食として人気です。お値段も1つ1ユーロ程度とリーズナブルなので是非とも一度は試してみたいB級グルメ。専用の手鍋で煮立てて飲むグリークコーヒーもお忘れなく。

豊富なギリシャ料理に舌鼓!

写真:Nami Kita

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ここはハズせない!「アテネ国立考古学博物館」

アテネ国立考古学博物館にはギリシャ中の最重要文化遺産が数多く保管されています。中でも有名なのは「黄金の仮面」や海底で発見された「馬上の少年像」など。

美の女神に言い寄る半獣の神「パン」を自らの履物で追い払っている様を表現した「アフロディーテと牧神パンとエロスの像」からはギリシャ神話に出てくる神々が人間らしい性格を持ち身近な存在であるかのように感じることができ、興味深い作品です。じっくり見て回ると半日は要すると言われているので、前後の予定を組むときは注意しましょう。

ここはハズせない!「アテネ国立考古学博物館」

写真:Nami Kita

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街の中心「シンタグマ広場」

街の中心シンタグマ広場に行けば、アテネに暮らす人々の生活ぶりを覗き見ることができます。いそいそと仕事に向かうビジネスマンから体操をする人々、バンドの生演奏やお土産屋の屋台など。

アテネでは定番の「クルーリ」屋さんなどもここにくれば見つけることができます。回りにはホテルが取り囲むように建っているのでこの辺りに宿泊すると何かと便利。

シンタグマ広場からは国会議事堂を臨むことができ、その前にあるのが無名戦士たちの墓。30分ごとに行われる衛兵交代式は必見です。
左右の持ち場を交代するのにぴったりと息の合った行進で移動する様はまるで人形のよう。かわいらしい伝統的な衣装に身を包んではいますが、プロの衛兵たちは私語厳禁及び表情も変えませんのでむやみに話しかけたりはしないように。

街の中心「シンタグマ広場」

写真:Nami Kita

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美と健康の国ギリシャ

古代からハーブと密接に生活をしてきたギリシャには優秀なオーガニックコスメブランドも沢山存在しています。日本でも近年注目を集めているのがギリシャのはちみつとハーブを利用した「apivita(アピヴィータ)」 とデザイン性も高く海外セレブもご用達の「Korres(コレス)」。

いずれも薬剤師が開発したものであり、成分にも信頼が持てます。
日本でもデパートなどで購入可能ですが、現地では破格の値段で手に入ることからお土産などに喜ばれています。

財政問題などを抱えデモなどが行われている様をメディアでよく目にしますが、ギリシャの人々は基本的に親日的で穏やか。「ヤーサス」と声をかければ笑顔で返してくれることでしょう。
ただし、英語が話せる人も多くはない為街歩きの際には道に迷わないよう事前に調べて出かけたり、簡単なギリシャ語を取得しておくのが得策です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/03/01−2014/03/07 訪問

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