ライトアップされた橋が美しい!夜の隅田川沿い散策

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ライトアップされた橋が美しい!夜の隅田川沿い散策

ライトアップされた橋が美しい!夜の隅田川沿い散策

更新日:2016/09/16 16:58

木村 優光のプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

東京の下町を流れる隅田川には、多彩なライトアップを施された橋がいくつかあります。ライトアップカラーも橋の形状もさまざま!夜の街に彩りを加える橋のうちオススメを5つご紹介します。隅田川沿いを徒歩で巡るもよし、近隣の観光スポットを巡るついでに訪問してもよし。特に春先から秋口までの隅田川沿いは、夜風が気持ち良い季節です。散策気分で隅田川沿いを歩きながら、ライトアップされた橋を眺めてみましょう!

東京湾に1番近いライトアップ橋の「勝鬨橋」

写真:木村 優光

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勝鬨橋(かちどきばし)は東京都中央区に位置し、晴海通りを渡す橋で、隅田川に架かる橋の中では東京湾に一番近いライトアップ橋です。日本では非常に珍しくなった可動部を中央に持つ橋ですが、隅田川を航行する船の高さが低くなったことで、可動部は残っているものの、現在はロックされた状態で跳開することはありません。

日没後になると、緑とブルーでライトアップされる橋は、周囲から見ると存在感抜群で、その姿は約1km河口側の竹芝周辺からも見ることができます。もちろん間近から見ても水都のイメージにふさわしい、形状とカラーリング!思わず、河川敷のテラスに腰を下ろして見とれてしまいます。

勝鬨橋はドラマや映画の撮影にも非常に多く登場し、運が良い場合ですと、実際に勝鬨橋付近で撮影ロケが行われていることも!そのため、お茶の間のテレビを通して、地方の方でも勝鬨橋を見たことがある方は多いでしょう。

なお、勝鬨橋のたもとには、可動部を操作していた変電所の建物が現存しますが、可動が使われなくなった現在は、「かちどき 橋の資料館」として公開されています。入館すれば勝鬨橋をはじめとした隅田川沿いに関する、貴重な資料が展示されていますので、一見の価値有り!
※ライトアップは日没から22時まで。

他のライトアップ橋とはひと味も異なる美しさ!「中央大橋」

写真:木村 優光

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中央大橋は東京都中央区に位置し、八重洲通りを渡す橋です。とても美しいデザインの欄干に、白色水銀灯と暖色系カクテル光によりライトアップされる姿は、ほかのライトアップ橋とはひと味も異なる美しさ!それもそのはず、この橋はフランスのデザイン会社によって設計されているのです。

実際に中央大橋を渡ってみると、視界が意外にも良いことに気がつきます。隅田川の下流側を眺めると、月島方面の高層マンションや、聖路加タワーなどが一望。そして上流側に目を向けると、ブルーにライトアップされた永代橋をはじめとして、遥か遠くにスカイツリーを眺めることができます。

隅田川の河川敷から中央大橋を見る場合、昼の景観も非常に優れていますが、ムードや雰囲気を重視するのならば、夜のほうがオススメ!月島側から中央大橋を見れば、奥の方に永代橋のライトアップも同時に見ることができます(写真参照)。ベンチもあちこちに設置されているため、座りながら中央大橋のライトアップを楽んでみましょう!
※ライトアップは日没から22時まで。

下町の象徴とも言えるブルーのライトアップ橋「永代橋」

写真:木村 優光

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永代橋は、東京都中央区と江東区を結ぶ永代通りを渡す橋で、関東大震災復興事業第一号として竣工され、「帝都東京の門」という誇り高い通称をつけられました。国の重要文化財にも指定されており、そのアーチ形状はレトロさを漂わせています。それもそのはず、間近で見てみると、歴史建造物の施工法に多いリベット加工が随所に施されており、レトロ建造物ファンにはたまらない存在です!

日没以降は、アーチ部分がブルーにライトアップされ、それはまさに東京下町の象徴とも言えるべき姿に!このライトアップを隅田川沿いの遊歩道あちこちから見ることができ、闇夜に浮かび上がる様子はまるでブルー光を放つ妖精のようです。
※ライトアップは日没から22時まで。

橋上からも眺めは最高で、特に下流側にそびえ立つリバーシティをパノラマ状で望むことができます。特に日没30分後のトワイライトタイムは、リバーシティに灯る住宅の明かり、隅田川を行き交う屋形船が夜景にアクセントを加えていて、橋上でしばらく立ち止まって眺めてしまうほど!

なお永代橋のたもとの広場には、毎年3月中旬に綺麗なピンク色の花を付ける、大寒桜が植えられていて、永代橋とのコラボレーションは相性抜群!そこへ屋形船が入り込めば、東京下町の春の水都を象徴しているかのようで、一見の価値ありです。

女性的曲線美が特徴的な「清洲橋」

写真:木村 優光

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清洲橋は、東京都中央区と江東区を結ぶ清洲橋通りを渡す橋で、昭和3年にドイツの吊り橋をモデルとして造られました。女性的曲線美のアーチを持つ橋として、また他の隅田川に架かる橋とはひと味も違った構造の橋として、国の重要文化財に指定されています。

日没後は、まるでホタルが舞っているかのようなピンク色のライトアップが可愛らしく、派手ではないにも関わらず、非常に印象的な橋のうちの一つです。その姿は、『東京下町の姫』という言葉がふさわしく、お隣の新大橋や永代橋が男性的な面であることに対し、女性的要素を強く感じられる橋であることが言えます。
※ライトアップは日没から22時まで。

なお清洲橋を見るための最高のビューポイントといえば、1本下流側に敷設されている隅田川大橋!東行き車線の歩道に立つと、清洲橋を真正面に見ることができ、さらに背景には、東京スカイツリーが聳え立つ姿も見ることができます。周囲の下町風景も相まって、幻想的な夜景に仕上がっています。

ワイヤー固定構造が斬新な「新大橋」

写真:木村 優光

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新大橋は東京都中央区と江東区を結ぶ新大橋通りを渡す橋で、初めて架けられたのは江戸時代の元禄6年!当時3番目の大橋とのことで、新大橋といった単純な名称をつけられたのが始まりです。当時の新大橋周辺は江戸の中で一番賑わっており、新大橋は天災等によって何度も流されたりはしましたが、非常に重要な橋であったため、何度も架け直されたのだとか。

現在の形状の橋は1977年製のもので、そのモダンな形状は現代の下町風景の中に非常にマッチしており、清洲橋とともに「新東京百景」に認定されています。日没後は橋のペイント部分がライトアップされ、ひときわ目立つ存在に!年によって塗り替えられることがあり、特に橙色と黄緑色に塗装された時が一番鮮やかです。
※ライトアップは日没から22時まで。

なお新大橋の真下には、東京都交通局新宿線(都営新宿線)という地下鉄が走っています。アクセス的には浜町駅が一番近く、徒歩で5分程度で新大橋の西詰に着くことが可能!途中にはオフィス街のオアシス的存在の浜町公園もあり、散策時にひと休みするには良い公園です。

隅田川沿いには観光名所も豊富!

今回取り上げた隅田川沿いのライトアップされた橋周辺には、観光名所も豊富ですので、それら名所と合わせてライトアップされた橋を訪問すれば、東京下町観光気分を存分に味わえること間違いなし!

各橋周辺の観光スポットですと、勝鬨橋付近には築地や晴海、中央大橋付近には佃や月島、永代橋付近には日本橋や深川、清洲橋付近には清澄庭園、新大橋付近には浜町公園などがあります。鉄道駅(主に東京メトロ)も比較的近い場所にあり、アクセス面でもそれほど不便ではありません。東京下町を存分に味わうことができる隅田川沿いの橋を眺めに行きましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2009/08/09−2010/05/15 訪問

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