京都駅からJR奈良線で3駅のJR藤森駅。ここから徒歩5分のところにある「藤森神社」は、今から約1800年に創建されたと伝えられる歴史ある神社です。毎年5月5日に実施される駈馬神事や、菖蒲の節句の発祥の地として知られ、菖蒲は尚武・勝負を連想させることから、馬と勝負事の神社として信仰を集めています。
馬と勝負事の神様として信仰を集める藤森神社は、実は紫陽花の名所でもあります。境内にはヤマアジサイ、ガクアジサイ、桑葉アジサイ、オタフクなど約40品種・3500株の紫陽花が植えられており、6月になると色とりどりの紫陽花の花を鑑賞することができるんです♪
藤森神社のあじさい苑は、本殿東側と南側の2か所にあり、2つを合わせた敷地面積は5000平方メートルもあるんです!
本殿南側の第一紫陽花苑は、紫陽花の数が多いため紫陽花をじっくり鑑賞するのにおススメです。本殿東側の第二紫陽花苑は、本殿を囲うように紫陽花が植えられているため、建物と紫陽花を一緒に見ることができます。昔ながらの建物と紫陽花の組み合わせは最高の雰囲気なので、この場面を写真に収めるのがおススメです♪
紫陽花苑の開苑期間中の土日には、蹴鞠や太鼓、雅楽などのイベントが開催されます。また、紫陽花苑の紫陽花がちょうど見頃になる6月15日には、「紫陽花祭」として献花、献茶、神楽の奉納が開催されます。
蹴鞠や雅楽などは普段あまり目にすることができないので、紫陽花と一緒に見て楽しむのもいいですね。
藤森神社の見どころは、紫陽花だけではありません!室町幕府第6代将軍足利義教が造営したものといわれている境内社八幡宮本殿、同じく室町時代の境内社大将軍社社殿や、宝物殿に展示されている紫糸威鎧大袖付の3つは、国の重要文化財に指定されています。
宝物殿には、日本各地の馬の郷土玩具や世界各国の馬のミニチュア等が展示されている馬の博物館も併設されており、無料で見学できますので、藤森神社を訪れた際には立ち寄りたいスポットです。
藤森神社は普段は馬や勝運の神様として信仰されていますが、紫陽花でいっぱいになる6月に是非訪れたい神社です。
また、藤森神社の近くには商店街があり、おいしいものを食べたり買ったりできますので、この機会に藤森神社周辺を満喫されてはいかがでしょうか。
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