気分は冒険家!ケイビングを楽しむなら沖永良部島「リムストーンケイブ」で決まり!

気分は冒険家!ケイビングを楽しむなら沖永良部島「リムストーンケイブ」で決まり!

更新日:2016/11/14 15:11

SAORI GRAPHのプロフィール写真 SAORI GRAPH 現役弾丸バックパッカー、旅ライター、旅ブロガー
欧米では登山と肩を並べる程メジャーなアクティビティ「ケイビング」。手付かずの自然洞窟を探検するケイビングは、幼い頃に憧れた冒険そのもの!日本国内でケイビング体験が出来る場所は多々ありますが、その中でも近年人気急上昇中なのが鹿児島県の沖永良部島。ケイビングの聖地とも言われる沖永良部島でケイビングの魅力に迫ってみましょう。

必要装備はレンタルで!身軽に参加可能なケイビング

必要装備はレンタルで!身軽に参加可能なケイビング

写真:SAORI GRAPH

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「ケイビング」と聞くと「何か特殊な道具や技術が必要なのかな・・・」と身構えてしまう方もいるのではないでしょうか。ご心配は要りません。ケイビングに必要な道具(ヘルメット・ヘッドライト・つなぎ・ウェットスーツ・手袋・膝あて・靴・靴下等)は一式ツアー会社でレンタル可能。持参するのはウェットスーツの下に着る水着と、ケイビングを終えた後の着替えのみ。

また、水が豊富な沖永良部島の洞窟内は肩まで水に浸かって進む場所もあり、全身ずぶ濡れになります。その為持込出来るカメラは防水仕様のカメラのみ。「でも防水仕様のカメラを持っていない!」という方もご安心ください。専属のガイドさんが終始写真をしっかりと撮ってくれるので旅の思い出保存はガイドさんにお任せでOK。

このように非常に気軽に参加することができるのです。

いざ冒険に出発!地底世界への入り口はここ!

いざ冒険に出発!地底世界への入り口はここ!

写真:SAORI GRAPH

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車を降りて木々が生い茂る森を進んでいくと、ぽっかり開いた洞窟の入り口に到着。初心者用のコースである「リムストーンケイブ」はここから洞窟内へと入っていきます。

洞窟内は自然のままの姿となっている為、照明等は常設されておりません。ヘッドライトとガイドさんの持つライトの明かりを頼りに進んで行きます。洞窟内は滑りやすい場所があったり、触ったり踏んだりしてはいけない白い鍾乳石がありますので、ガイドさんの指示に従って進んで行きましょう。

想像以上の美しさ!幻想的な地底世界にうっとり!

想像以上の美しさ!幻想的な地底世界にうっとり!

提供元:沖永良部島ケイビングガイド連盟

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洞窟の中は匍匐前進しないと通れない狭い場所もあれば、地下とは思えない広々とした空間が広がる場所もあります。撮影ポイントではガイドさんが地上から運んできた数十個のライトをその場でセッティングし、洞窟内をライトアップ。こうして照らし出された洞窟は想像以上に幻想的!地上では決して見ることの出来ない絶景はケイビングならではの醍醐味です。

地球を感じる、多種多様な鍾乳石!

地球を感じる、多種多様な鍾乳石!

写真:SAORI GRAPH

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洞窟内の探検や幻想的な空間を楽しむ他に、鍾乳石を観察するのもケイビングの楽しみ方のひとつ。通常の鍾乳石は1cm伸びるのに100年かかると言われていますが、沖永良部島の鍾乳石は成長が早く大体30年で1cm伸び、多種多様な鍾乳石を見る事が出来ます。

写真は「ケイブパール」という鍾乳石で、浅い水たまりの中で砂粒などを核にして成長します。水たまりに落ちる雫の衝撃で砂粒が水の中で回転し、砂粒は鍾乳石をまといながら次第に丸く成長します。こうして気が遠くなる程の長い年月をかけて出来上がったのがケイブパールです。

鍾乳石の知識がなくてもガイドさんが種類や、どのように出来上がったかなど丁寧に説明してくれるので楽しみながら知識を増やすことが出来ます。

ここでしか見れない絶景を見に行こう!

ここでしか見れない絶景を見に行こう!

提供元:沖永良部島ケイビングガイド連盟

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初心者コース「リムストーンケイブ」のハイライトはこの見事なリムストーンプール。暗闇の中で浮かび上がる幾重にも広がったリムストーンプールと、洞窟の天井を支えているかのような鍾乳石の柱が見事な景色を作り上げています。

冒険の先にある絶景を見に、是非皆さんもケイビングに参加してみてはいかがでしょうか?今まで知らなかった世界が地底には広がっています!

家族と。友達と。みんなで楽しめるケイビング

沖永良部島でのケイビングの対象年齢は10歳以上。夏休みや春休みといった長期休暇に家族旅行で参加するも良し、友達とわいわい参加するも良し。きっと忘れられない体験になること間違いありません。

まずは初心者コース「リムストーンケイブ」に参加して、ケイバーとしての一歩を踏み出しましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/23 訪問

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