子連れウェルカムの美術館!リニューアルオープン「高松市美術館」

子連れウェルカムの美術館!リニューアルオープン「高松市美術館」

更新日:2017/10/20 11:33

桜木 小春のプロフィール写真 桜木 小春 元旅行会社勤務、トラベルコーディネーター
2016年3月に高松市美術館は、約1年間の改修工事を経て、リニューアルオープンしました。高松市の中心部にあり、中央商店街が隣接するため、利便性に優れた美術館です。そして、瀬戸内芸術祭の期間には、特に多くの観光客が立ち寄る人気スポットでもあります。さらに、リニューアルで子連れにも優しい美術館になりました。そのため、小さな子供連れでも安心して鑑賞できますよ。

高松市美術館とは

高松市美術館とは

写真:桜木 小春

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高松市美術館は、商店街から近く町の中心部にあります。外観はコンクリート作りでシンプルですが、館内に入ると開放的で近代的な作りになっています。町の中心部にあるとは思えない静かで落ち着いた雰囲気。

高松市美術館は「戦後日本の現代美術」「20世紀以降の世界の美術(版画)」「香川の美術(漆芸・金工)」を3つの柱として収集。国内外から評価の高い作品も多く、現在は1,600点以上もの作品を収蔵しています。また、瀬戸内芸術祭の期間は、イベントも多数開催されるため、アート好きの観光客が多く訪れています。

こども+(こどもアートスペース)

こども+(こどもアートスペース)

写真:桜木 小春

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館内には、「こども+(こどもアートスペース)」があります。子供達が、気軽にアートを楽しむことのできる広場で、無料で体験できる様々なアートプログラムが開催されています。

また、子ども向けの美術図書や絵本があるので、親子で絵本の読み聞かせができるスペースもあります。美術館という場所で本物のアートに触れながら、美術に関する絵本を読んであげることは子供にとって素晴らしい体験ができます。珍しい海外の絵本や仕掛け絵本、大きなサイズの絵本まで色々あるので、本があまり好きではないお子様も興味が出てくるはずです。

館内はスロープになっているのでベビーカーでもスイスイ

館内はスロープになっているのでベビーカーでもスイスイ

写真:桜木 小春

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小さな子供を連れて鑑賞していると、授乳やおむつ替えも気になるところです。しかし、館内は、授乳室やおむつ替えスペースなども充実しています。そのため、安心してゆっくりと鑑賞できます。

そして、子供が途中、歩くのを嫌がったりして抱っこしながら鑑賞することになると、親の方が疲れてきてしまいますが、ここでは、ベビーカーを1階エントランス受付にて無料で借りることができます。館内は、ベビーカーのまま鑑賞できるように緩やかなスロープ状になっているので、ベビーカーの上げ下ろしもなくスムーズに移動できますよ。

ミュージアムショップやカフェ(cafe de Moku)

ミュージアムショップやカフェ(cafe de Moku)

写真:桜木 小春

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ミュージアムショップでは、高松市美術館コレクション関連グッズなどあります。高松市美術館オリジナルグッズ、収蔵品、過去の展覧会図録を購入できますよ。

さらにカフェコーナーでランチもできます。値段もリーズナブルで、美術館周辺はオフィス街でもあるため、サラリーマンやOLもお昼を食べに来るほどの人気ぶりです。特別展の開催時には、それに関連した料理が出るので鑑賞後、さらに楽しめますよ。建物への入館は無料なので、カフェのみの利用も可能。鑑賞で歩き疲れた子供の休憩スポットとして利用できますよ。また、ドリンクのみの注文をして、1階ロビー(情報提供コーナー)で飲むこともできます。

最後に

高松市美術館はリニューアルオープンして、小さな子供もアートの世界を体験することができます。こどもアートスペースや授乳室、おむつ替えスペース、ベビーカー無料貸し出しなど子連れに優しいサービスが満載です。小さな子供連れでも安心して行ける美術館に、ぜひ今度の家族旅行に訪れてみてはいかがでしょうか。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/10 訪問

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