提供元:沖永良部島ケイビングガイド連盟
http://caver.jp/皆さんは「ケイビング」という言葉を聞いた事はありますか?
ケイビングとは簡単に言うとCave(洞窟)を探検するという意味で、観光洞窟とは違い手付かずの自然のままの洞窟を探検するアウトドア・アクティビティの事。地球内部で気が遠くなる程の長い年月をかけて自然が造り上げた洞窟を、ヘルメットやヘッドライトを装着して探検するという非日常的な体験は、誰もが子供の頃に憧れたまさに『冒険』そのものなのです!
銀水洞はツアーで行ける洞窟の中で最も難易度が高く、全長3kmとも言われる過酷な道程を往復5〜6時間かけて探検します。ほふく前進や肩まで水に浸かりながら進むのは当たり前。一番の難関は水面から約15cm程の高さしかない穴を潜り抜ける所で、体を仰向けにして浮き顔面だけ水面から出して通り抜けるのです。かなりハードな道程ですが、ガイドさんが2名体制でしっかりサポートしてくださるので女性でも安心して参加出来ます。
※銀水洞ツアーの参加資格は10歳以上、沖永良部島のケイビングツアー参加が2回目以降の方となります。
提供元:沖永良部島ケイビングガイド連盟
http://caver.jp/洞窟に入ると、そこには地上とは全く違う異世界が広がっています。ほふく前進しなければ進めない狭いところもあれば地底とは思えない巨大なホールもあり、普段は暗闇に閉ざされている洞窟をライトで照らし出すと地上では決して見ることの出来ない世界が姿を現します。
洞窟の中には石筍や石柱、ストローやカーテンと呼ばれる様々な形態の鍾乳石が連なって見事な景色を造り上げており参加者を飽きさせることがありません。「この鍾乳石はどれくらいの年月をかけてこの姿になったのだろう・・・」と自然の雄大さを感じながら果てしなく長い年月に思いを馳せるのも、ケイビングならではの楽しみです。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るそして沖永良部島最高峰の洞窟「銀水洞」のハイライトがこちらの見事な巨大リムストーンプール!暗い洞窟の中に浮かび上がるその姿はまるで地球に沢山の大きな宝石をはめ込んだように美しく、思わず溜め息が出てしまいます。真っ白なリムストーンは透明度の高い水で満たされており、それをライトアップすることで水が青く染まりこのような絶景が姿を現すのです。
写真:SAORI GRAPH
地図を見るこの銀水洞の絶景は常に見られる訳ではありません。
まず洞窟の中は手付かずの自然のままの姿ですので、勿論照明は常設されておらず普段は真っ暗な闇に包まれています。ツアーの時にガイドさんがライトを何十個も担いで持って行き、要所要所でライトをセッティングする事で暗闇の中の絶景を浮かび上がらせているのです!ツアー参加者に喜んでもらえるよう「どうしたら綺麗に見えるか」とライティングの仕方も日々研究しているのだそう。また天候によっては増水の為洞窟内へ入れなかったり、逆に水が少ないとリムストーンが満たされず壮大な景色が見れない事も。
このように、自然と人の力が合わさり造り上げられる銀水洞の景色はまさに「絶景」と呼ぶに相応しいものなのです!
写真:SAORI GRAPH
地図を見るツアーから帰った後も写真を見て洞窟での思い出を楽しめるよう、洞窟内でガイドさんが撮った写真データを参加者にプレゼントしてくれます。洞窟内は完全防水のカメラしか持ち込む事が出来ない為、これは嬉しいサービスですね。
世界中のケイバーを魅了する銀水洞。今や「死ぬまでに一度は行きたい絶景」としても取り上げられる日本の絶景スポットとなっています。刺激的な体験と最高の絶景を楽しめる銀水洞ケイビングツアーは自信を持っておススメできるツアーです!
このような絶景をいつまでも守っていく為に、沖永良部島の洞窟に入洞する際にはいくつかルールがあります。例えば洞窟内の白くて美しい鍾乳石は一度泥等で汚れてしまうと、その汚れは半永久的に落ちないものとなってしまいます。洞窟内は白い鍾乳石を触ったり踏んだりしないように気をつけて進みましょう。他にもツアー時にガイドさんからの注意事項の説明がありますので、ルールを守って楽しいツアーにしましょう!
普段の生活では決して見る事の出来ない景色。皆さんも是非一度、ドキドキワクワクな探検を通して、神秘の絶景「銀水洞」を見に行ってみてはいかがでしょうか?
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(2024/3/19更新)
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