写真:沢木 慎太郎
地図を見るタイで3番目に大きな島「サムイ島」。タイ湾に浮かぶ正方形っぽい島で、一周が約80キロ。島の中央部はジャングルや滝があり、エレファント・トレッキングや遺跡を楽しむことも。
タイの人気ビーチリゾート「プーケット島」「サメット島」と比べて、島の周囲のほとんどが美しいビーチに囲まれているのが「サムイ島」の特色です。
「サムイ島」では、東海岸に人気のビーチが集中。なかでも高級リゾートやバンガロー、シーフードレストラン、にぎやかなナイトスポットが楽しめるのが「チャウエンビーチ」。約7キロにわたる遠浅のホワイトサンドビーチは透明度バツグンの海です。
楽しかった一日が終わり、夕暮れ迫る雲の中、花売りのタイ人少女が白い影法師にようにふらりとビーチに。優しい色の潮騒に、思わず足を止める少女。ほんの束の間の休息の後、すぐに駆け出していく少女の後ろ姿に、ほろりとさせられることも。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは、「サムイ島」の北東に位置する「バンポービーチ」。ガイドブックやインターネットでもほとんど紹介されていない、静かで何もないビーチです。
何もしないで、ただひたすら海を眺めたい方に、サムイ島はおすすめ。手つかずの自然のままに残されたビーチが多く、カップルの方は誰もいない夕暮れの海で二人きりの時間を過ごすことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る島で生活するタイ人の素朴な暮らしが感じられるのも、「サムイ島」の魅力です。こちらの海は「サムイ島」最南端にある「トン・カートビーチ」。小さな漁港があるだけの、観光客とほとんど出会うことのない静かなビーチです。
廃棄された漁船がそのまま入り江に残され、まるで海の墓標のよう。そして、南国でしか見られない真っ赤な夕陽。繰り返す波の音を聞きながら、自然の力にまかせて朽ちてゆく漁船を眺めていると、「サムイ島」ならではの旅情を感じることができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「サムイ島」の周辺は、どこでもシュノーケリングやダイビングが楽しめる絶好のスポット。しかし、ビーチでお昼寝したり、本を読んだり、古式マッサージにウトウトしたりするなど、“何もしないぜいたく”を味わうことが、この島の楽しみ方です。
ただ、海を眺めながら一日を過ごす。そうして、穏やかに暮れてゆく水平線の彼方を見つめ続ける。そんな楽しみを味わえるのが、こちらの「タリン・ンガムビーチ」。サムイ島の西側にあるビーチで、“サンセット・ビーチ”と呼ばれています。
広大な敷地を持つ、2つの滞在型高級リゾートホテル(「ザ サンセット ビーチリゾート&スパ タリンガム」「バーン タリンガム リゾート」)がある以外は、何もないビーチ。
ハネムーンから年配のご夫婦まで、カップルに人気のプライベートビーチです。ここの夕陽が優しすぎるほど優しく、悲しくなるほどに美しい。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るサン・セットが美しい「タリン・ンガムビーチ」にカップルで行かれるのであれば、二人だけの結婚式を挙げませんか?
夕暮れの気配が舞い降りたビーチは、不完全で不確かな世界の中に開かれた特別な聖域。立派な教会も、豪華なウエディングケーキも、レストランも何もない。わずかばかりの花の飾りつけと、「サムイ島」の優しい夕暮れの空の広がりと、静かな潮騒があるだけ。
本当に大切なものは、ひとつ。
軽く目を閉じれば、五感に優しい夕暮れの潮騒が、ココナッツの美しい楽園を包み込むことでしょう。
「サムイ島」の東海岸には、チャウエンビーチをはじめ、「ラマイビーチ」「チョンモンビーチ」「クリスタルビーチ」といった人気のビーチがあります。一方、北海岸の「ボプットビーチ」「メナムビーチ」も人気のエリア。
また、「サムイ島」からフェリーに乗って、近隣の「パンガン島」「タオ島」に行けば、さらに美しいビーチを楽しむことができるので、海が好きな方にぜひおすすめします。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/27更新)
- 広告 -