写真:東郷 カオル
地図を見る少彦名神社は大阪の道修町にある神社。大阪の人でもこれを「どしょうまち」と読める人は年々減ってきているように感じます。地元以外の方は「どうしゅうちょう」や「どうしゅうまち」と読んでしまいますが、大阪人は優しいので(おせっかいなので)、間違った読み方で道を尋ねても意を汲んできちんと教えてくれますのでご安心を。
道修町は豊臣時代の頃から薬の取引で業者が集まるようになり、業者は江戸時代になると薬販売の特権さえ得るようになりました。
現在では周りはオフィスビルが立ち並ぶ大阪きってのビジネス街。ビルとビルの間の細い通路の奥に鳥居が現れます。場所柄夜でも訪れる人が多く、日が暮れてからでも照明で明るい神社です。
写真:東郷 カオル
地図を見る少彦名神社の御祭神は神社の名前にもなっている日本医薬の始祖・少彦名命と中国医薬の始祖・神農炎帝です。
病気平癒・健康成就のご神徳が厚く、公式HPでお知らせされているように現在祈祷依頼が「殺到中」。特に土日は混み合いますので日程に余裕をもって早めに予約するように神社の方でもお知らせしていらっしゃいます。問い合わせ先などの詳細に関しては下部のMEMOでご確認ください。
写真:東郷 カオル
地図を見る人だけではなくペットの健康を願う祈願も受け付けており、ペット専用の絵馬もあります。社務所で授与される「にくきゅう御守」は肉球好きにはたまらないお守り。ペット用ではなく自分用に身に着けたい御守りです。
写真:東郷 カオル
地図を見る少彦名神社社務所3階にある「くすりの道修町資料館」は入館無料の資料館。約300年前からの貴重な資料が戦火を逃れて保存されています。昔懐かしい家庭薬や販促品なども展示されており、楽しみながら薬の歴史について学ぶことができます。
毎年11月22・23日は少彦名神社の例大祭(神農祭)。大阪の大動脈・御堂筋と堺筋にまたがるエリアに飾りや露天が並びます。この二日間は、普段のこの辺りのオフィス街の様子とは全く違った雰囲気。大阪の祭りは「えべっさん(十日戎)」で始まり「神農さん」で終わるといわれており、笹についた神虎(張り子の虎)を求める人で賑わいます。
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(2024/4/25更新)
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