カカオ豆の状態からチョコレートになるまでの工程を全て自社で行うことをBean to Barと言います。
タイムレスチョコレートでも、カカオ豆を仕入れ、焙煎、特性ミルで砕いて殻と実（カカオニブ）に分別、カカオニブを粗びきした後液状化させ、砂糖を加え調整・整形してチョコレートを製造しています。
店内から作業場をのぞくとまさにチョコレート工場です。仕入れたカカオ豆は、なんと！スタッフの方が一粒ずつ丁寧にチェック。材料への熱い思いがうかがえます。
お店で仕入れているカカオ豆の産地は、コロンビア、キューバ、ガーナ、マダガスカル、パプアニューギニアなど。自家焙煎で豆ごとの個性を引き出し、それぞれが全く異なる風味に仕上がります。
焙煎されたカカオ豆は商品としても販売されており、味見もできるんです。
このお店の名物キャラ？店長さんによる熱い説明を聞きながら、カカオ豆をいただくと不思議と原産地のカカオの木が目に浮かびます。
最近ではその栄養価が注目され、カカオ豆を食べる人が増えていますが、お酒のおつまみに買って行かれる男性のお客様も多いそうです。
タイムレスチョコレートでは余計な物を一切使用せず、カカオ豆とさとうきびだけでチョコレートを作っています。これらを最適なバランスで配合することによって珠玉の1枚ができあがるのです。
現在使用している砂糖は多良間島産純黒糖と島ザラメ。さとうきびも産地や精製方法により全く異なる味になります。ザラメが入ったチョコレートは、ジャリっとした食感も楽しめる一枚。今後は粟国島や与那国島の黒糖も試す予定なんだそうです。沖縄の至る所で育つ異なる味のさとうきび×味の異なるカカオ豆に無限の可能性を感じますね。
使用するカカオ豆やさとうきびは季節によって異なります。行くたびに新しい味との出会いがあるかもしれません。
暑い沖縄に似合うチョコフラッペ、チョコレートドリンク、カカオ果肉100％のジュース。チョコレートやカカオニブの風味や食感がアクセントになる、甘さ控えめのケーキ。曜日限定で食べられる、カカオニブ入りのサンドイッチなど、バラエティーに富んだメニューを店内で味わえます。
カカオは紫外線から肌を守る働きがあるフラボノイドを多く含んでるため、太陽が照り付ける沖縄にはピッタリの食べ物です。デザートのメニューは日によって変わるので、お店で確認してみてくださいね。
写真はティラミスとプラナチャイ。
チョコレートのスポンジ、マスカルポーネ、チョコレートのプレート、その上にたっぷりの生クリームとカカオニブが乗ったティラミス。これだけ入ってもくどくない、計算しつくされた味と食感は一度食べたら虜になります。
フレッシュな茶葉と世界中から厳選されたスパイスを使ったプラナチャイは、ハンドメイドかつ添加物や防腐剤を使っていない良質の紅茶。日本でも限られたお店でしか味わえない逸品です。
タイムレスチョコレートは1年ほど別の場所で営業をしていましたが、2016年4月20日に北谷町で人気の観光地アメリカンビレッジのディストーション シーサイドビル2階にリニューアルオープンしました。
タイムレスチョコレートがあるアメリカンビレッジは、那覇空港から車で約50分、沖縄唯一の観覧車や大型シネマコンプレックス、数多くのショップやレストランが並ぶシティリゾートです。すぐそばには美しい夕日が見られるサンセットビーチや、日帰り入浴施設などもありいろいろな楽しみ方ができます。
沖縄でしか味わえない美味しさ、チョコレート好きならもちろん、甘いものが苦手な方にも気に入ってもらえるはずです。
店長さんいわく、沖縄でカカオの木を育てる計画があり、いずれは完全なるメイドイン沖縄の商品を作ることを目標にしているのだとか。
タイムレスチョコレートではカカオ豆や板チョコの他に、チョコぎっしりのブラウニーやヤギミルクのキャラメル、厳選したグローサリーも販売しています。お土産にも喜ばれること間違いありません。
絶品チョコレートで極上のティータイムをどうぞ。
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(2024/4/23更新)
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