米・テネシー州「ノックスビル」の魅力!古い街並とモダンカルチャーの融合

米・テネシー州「ノックスビル」の魅力!古い街並とモダンカルチャーの融合

更新日:2016/04/07 11:03

高田 真美のプロフィール写真 高田 真美 旅行ブロガー、グルメブロガー
米国テネシー州東部、アパラチア山脈の西側に「ノックスビル」という美しい町があります。観光客にはあまり知られていない町ですが、ノックスビルには、西部開拓時代の建造物や南北戦争後の歴史を感じさせる風情ある街並が残っています。その一方で、テネシー大学の本拠地であるため、若者も多く、モダンでエネルギッシュな雰囲気も持ち合わせています。今回は、そんな新旧の魅力が詰まったノックスビルの町をご紹介します。

歴史を感じさせる町の目抜き通り「ゲイ ストリート」

歴史を感じさせる町の目抜き通り「ゲイ ストリート」

写真:高田 真美

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ノックスビルの町を南北に貫いているのが「ゲイ ストリート」という目抜き通り。ダウンタウンのゲイストリート沿いには、南北戦争後の復興時代に建てられた19世紀〜20世紀初頭の美しい建造物が並んでおり、散策が楽しい通りです。また、ゲイストリートをダウンタウンから北へ向かって少し歩いていくと、アートディストリクト(芸術地区)と呼ばれるエリアが広がっており、古い建物を利用したアートギャラリーやスタジオ、アート関連のショップなどが数多く並んでいます。

19世紀の美しい広場「マーケットスクエア」

19世紀の美しい広場「マーケットスクエア」

写真:高田 真美

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ダウンタウンのゲイストリートから1ブロック西へ入った所にあるのが「マーケットスクエア」と呼ばれる広場。19世紀に造られたこの広場は煉瓦造りの美しい建物でぐるりと囲まれており、レストランがずらりと並んでいます。広場では常にマーケットやフェスティバルなどのイベントなどが行われており、沢山の人で賑わっています。

個性的な店が集まる「オールド シティ」

個性的な店が集まる「オールド シティ」

写真:高田 真美

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ダウンタウンの北、アートディストリクトから東へ入ると「オールドシティ」と呼ばれるエリアが広がっています。オールドシティは、19世紀には倉庫や酒場・売春宿などが並びギャングがたむろしていた場所。現在では、当時の建物を利用した個性的なショップやレストラン、バー、コーヒーショップなどが集まっており、若者に人気のお洒落なエリアとなっています。

アメリカ西部開拓時代の砦「ジェームズ ホワイト フォート」

アメリカ西部開拓時代の砦「ジェームズ ホワイト フォート」

写真:高田 真美

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アメリカ西部開拓時代、ノックスビルに入植が始まったのは、1786年。ノックスビルの町には、その当時の建造物もいくつか残っています。

上の写真「ジェームズ ホワイト フォート」は、西部開拓時代の将軍ジェームズ・ホワイトがノックスビルにやってきた時に築いた砦。砦自体は当時の様子を再現したものですが、ジェームズホワイトが実際に住んでいたといわれる建物や、18世紀〜19世紀に建てられた丸太小屋などが残っており、内部を見学できるようになっています。

グレートスモーキーマウンテン国立公園まで車で1時間

グレートスモーキーマウンテン国立公園まで車で1時間

写真:高田 真美

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ノックスビルの南東には、壮大なアパラチア山脈が広がっています。ノックスビルからアパラチア山脈にある「グレート スモーキー マウンテン国立公園」までは車で約1時間。グレートスモーキーマウンテン国立公園の入口にあるガトリンバーグという町には、テネシー州名産のウイスキー蒸留所も何軒かありますので、お酒好きの方は訪れてみるのも楽しいでしょう。

最後に

今回ご紹介したマーケットスクエア、アートディストリクト、オールドシティ、ジェームズホワイトフォートといった見所は、全てノックスビルのダウンタウンから徒歩圏内にあります。また、ノックスビルには無料のトロリーも走っていますので、利用すると便利です。

ノックスビルへは、テネシー州の首都ナッシュビルから東へ約290キロ、車で約3時間のドライブです。

ノックスビルからグレートスモーキーマウンテン国立公園を車で通り抜けて、ノースカロライナ州やサウスカロライナ州の観光に繋ぐルートもお勧めです。

歴史的な街並とモダンカルチャーが融合した魅力的な町ノックスビルを訪れてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/17−2016/03/18 訪問

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