写真:ろぼたん
地図を見る美味しいものがいっぱいの北海道。美瑛町は豊かな農産物とその農産物を作る大地の景色自体が魅力の地域です。そんな美瑛町のご当地グルメとして2005年にデビューしたB級グルメが「美瑛カレーうどん」。ここ美瑛では10年以上前から美瑛の食材を生かした美味しいグルメをお得な値段で提供し続けています。
「美瑛カレーうどん」は現在、第3弾までありますが、共通している食材とルールはこちら。
● うどん
美瑛産小麦「香麦」を使用する
● 野 菜
美瑛産の豚肉をはじめ、美瑛産の野菜を使用する
● びえい牛乳
JAびえい30軒の酪農家で搾った単一農協の原料乳を100%使用した牛乳を使用する
ご覧のとおり、美瑛の特産物がこれでもか!と使われているのが特徴です。
写真は第1弾の「美瑛カレーうどん」ツケ麺タイプ。甘くて味の濃い牛乳に野菜、コシの強いうどんにスパイシーなカレー、柔らかい豚が後をひく美味しさですよ。
続いて第2弾「美瑛カレーうどん<焼き麺>」タイプ。こちらは先ほどの美瑛牛乳をプリンとして提供することや、野菜サラダとスープをつけること、そして美瑛産の豚肉や野菜をのせて焼きカレーうどんにすることなどが特徴。パスタともお米とも違った味わいがくせになりそうなうどんは、食べやすい長さに切ってあり、心憎い優しさを感じます。
レイアウトに至るまで「美瑛カレーうどん」を名乗るのには決まりがあるのも面白いところ。カレーの味付けなど、各店が自由にしていいところで個性がでており、その創意工夫には目をみはるものがありますよ。
また、第3弾の「美瑛カレーうどん<かけ麺>」は11月〜3月の冬季限定です。今回ご紹介した写真のツケ麺、焼き麺がいただけるのは「青い池」に最も近い場所にある「レストラン 小麦畑と青い池」。このお店を含め、全部で6店がこのB級グルメに参加しています。
写真:ろぼたん
地図を見る「青い池」は1994年(平成6)に造られた防災用のえん堤の人工池。現在は駐車場も整備されており、大型の観光バスも立寄るほど人気の観光名所になっています。
駐車場から「青い池」へは一方通行で、行きは途中から左手に白樺並木、右手に青い池を眺めつつ歩き、美瑛川と池を眺めるスポットが折り返し地点。帰りはカラマツの並木道を歩きます。背の高い並木の500mほどの遊歩道は気持ちのよい開放感と美しさがありますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る「何だか青くないね。」「グリーンに近い色じゃない?」実はそんな声が聴こえることもある「青い池」。十分、筆者には神秘的で美しい池に見えたのですが、確かに観光パンフレットの青さとは違うようにも見えます。
そもそも「青い池」が青く見えるのは、白金温泉地区から湧き出している水にアルミニウムが含んでいるからと言われています。美瑛川とその水が混じり、目には見えない粒子が太陽の光とぶつかることで青い波長の光がでるのではないか、というのが有力な説です。
はっきりとは解明されてはいないものの、自然現象が作用して青さを感じていることは間違いないでしょう。雨が降れば水は濁り、空が曇ればくすみ、晴れ過ぎても空や雲の色が水面に映る…MACの壁紙や観光案内パンフレットと同じ景色にいつも出会えるわけではないことを覚えておきましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る「青い」シーズンに行きたい!と思うならベストシーズンは5月中旬〜6月下旬。光の吸収や透過が強いときには青みが濃くなり、弱いと緑色に見えるといわれる中で、最も条件が整うシーズンです。
ゆえに、この条件さえ揃えば、ベストシーズン以外でも十分青く見える「青い池」に遭遇することができます。そして、訪問前日に雨が降ったら「神秘のコバルトブルー」は諦めた方がよさそう。
ですが美瑛の観光スポットは「青い池」だけじゃありません。「青い池」の横を流れる美瑛川も青く美しい川ですし、CMでも有名な美瑛の丘や、日の出公園ラベンダー園など名所は多数。北海道の雄大な美しい景色をあちこちで楽しむことができますよ。
美瑛で人気の観光スポットとなった「青い池」。色の変化は天気や気温、湿度の影響が大きいため、必ずしもコバルトブルーの「青い池」にあえるとは限りませんが、晴れた日の午前中はよりキレイに見えるといわれています。そして午前中は観光客がまだ少なくゆっくり見られるのも嬉しいポイント。
ステキな景色を眺めたら、コダワリいっぱいの美味しい美瑛グルメ「美瑛カレーうどん」も忘れずに楽しんでくださいね!
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(2024/3/28更新)
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